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常緑樹(広葉樹と針葉樹)の根回しや移植(植えつけ)

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年数のたっていない常緑樹の場合、移植(植え替え)の時期はいつでも大丈夫です。
ただ、あまり暑い時期や寒い時期は避けたほうが安全です。
庭木の植え替え
落葉樹は新芽の出る前の休眠期、常緑樹は少し暖かくなった春の彼岸過ぎから新芽の出る前が適期といわれています。
掘り取りのポイントは春は遅めに、秋は早めに。
ワビスケの植え替えをしました。
落葉樹 ロウバイの植え替え
花木苗・果樹苗の植え方 植え付け・植え替え

常緑樹の移植は夏は新芽の止まる時期の6月下旬~7月上旬、秋は9月中旬~10月です。
また、みかん類は寒い時期は避けて暖かくなり始めた時期から梅雨時くらいまでに行います。

掘り取りはできるだけ根に土をつけます。
椿やサザンカ類は根が太くて荒いので普通にシャベルなどで掘るとき根が裸になりやすい。
↓そこでシャベルの向きを反対にして掘ると根鉢が崩れにくくなります。
シャベルの向きを幹のほうに対し外側にします(これは落葉樹ロウバイの植え替えのとき) 
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下の説明は比較的難しくない樹木の根回しや移植です。
※難しい樹木の場合はプロの方にお任せしたほうが安心です。

■根回し
根回しとは移植のための下準備作業のことで、根本近くの根を切断することにより細根の発生を促し、移植に耐えられる樹木にすることです。
根回しは移植前の半年から1年前におこなわれます。
樹木の移植にあたってもっとも基本的な技術であり重要な作業です。

●根回しの方法
・低木の根回しは掘りたい根鉢の大きさによく切れるスコップを差し、直接根を切っておきます。

・植えつけてから7~8年以上たった樹木の根回し
 掘りあげたい根鉢の大きさで環状に穴を掘り、太い根を4~5本残して他の根は切ります。
 残した根の表皮と形成層を環状に剥ぎ取ってから埋め戻しておきます。
 太い根を残して樹木を支えておく目的のためです。
※移植の難しい樹木の場合、根回しは1年以上かけて行います。

●根回しの適期
 春の萌芽前で、萌芽前というのは樹木の生長が著しく、細根の発生を促すからです。 
 遅くとも根回しは秋に入る前に行います。

春に根回しを行った樹木の移植の時期は次のように行うのがよいでしょう。
 ・常緑樹.....翌年の春か梅雨期
 ・落葉樹.....その年の秋か翌年


■根鉢をとる
 一般的に根鉢の大きさ
 大きい樹木で幹の根元直径の4倍、根元直径が7~8cm以下の場合は6~8倍を直径とした円を目安とします。
 大きい樹木の根切り後は根の切断面はきれいに切り戻します。

■根巻き
 コモなどをあてて縄でタル巻きにする作業。
 脇の部分を巻き終えたら根鉢の底を掘り、同じように巻いてゆきます。

■植え付け
 樹木に適した場所に植えつけます。
・植え穴は根鉢の2倍くらい大きく掘り、腐葉土に油かすなどを入れておきます。
 その上に植えた土を戻して、樹木を置いてみます。
 そのとき根鉢が地表と水平かやや高い位置にします。

・土を埋め戻してから水鉢を作り、その中にたっぷりと水を入れます。
 ホースで水を注ぎ、棒で埋め戻した部分をよく突き、根のまわりにすき間がないようにします。

・自然にしみこんで落ち着いたら、木の大きさに応じた支柱を立てます。
 水やり、支柱立てを行い、倒伏、ぐらつきを防ぎます。
 初めは支柱3本だけを結び、その上から支柱と幹を結び合わせます。
(幹を曲げないように注意)
 
 幹が、風で揺れると、根鉢まで動き、せっかく発根してきた根が切れたり、根が出にくくなります。
 また、気温の上昇は乾燥を招くので移植時の十分な水極めと移植後の水やりを行います。
 ただし梅雨の時期の水やりは過湿のための根腐れになるため注意します。

■剪定
 移植後は根が小さく切られてしまうので、根から吸収できる水分が不足します。
 葉の蒸散量が根の給水量を上回らないようにするために葉を少なくします。
 (樹冠の1/3~1/2を剪定)
 主に徒長枝などの間引き剪定をして枝葉を減少させます。
 切り口にはつぎろうなどの保護剤を塗っておきます。 


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