ゴールドクレスト
モントレート イトスギ ゴールドクレストCupressus macrocarpa Goldcrest
ヒノキ科 イトスギ(クプレッサス)属
原産:北アメリカ
常緑針葉樹
素晴らしい葉色と樹型で寄せ植えなどに利用されているコニファー「ゴールドクレスト」です。
春や秋のゴールドクレストの寄せ植えは店頭にたくさん並んでいるので、最も見慣れているコニファーではないでしょうか。
気軽に購入してしまいがちですが、実は育てるのがいろいろな意味で難しいというこです。
まず病気の発生で枯れる確率が非常に高いとか、育ったら育ったで大きくなりすぎるとか(高さ20m以上とか)・・・
また根張りも悪いので、大きく育つと倒れやすいとかの問題も。(現に我が家でも倒れそうになりました)
諸問題があるゴールドクレストですが、我が家のゴールドクレストの栽培記です。
ゴールドクレスト 寄せ植えから庭植えへ
寄せ植えのゴールドクレストが大きくなりすぎたので、鉢から抜いて根鉢をいじらずにそっくりそのまま、穴を掘ったところに植えつけました。植付け場所は息子の庭で、水やりは植え付けした直後だけでした。
しばらくしてから行ったら、あらま、枯れているのではありませんか!
よく見ると一番下の枝が数本はまだグリーンが残っている状態です。枯れた枝はノコギリで切りました。
この枯れた原因は水補足かもしれません・・
2008-5-1
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その後5ヶ月ほど過ぎたゴールドクレストの様子です。枝が勢いづいてきたようです。なお肥料はしませんでした。
しかしゴールドクレストというと自然に細長くなるものなので、脇枝が数本あるこのゴールドクレストはどんな風になるのでしょうか・・
上から見たゴールドクレスト
2008-10-2
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中心部分を上からみたところ
2008-10-2
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上から3年後のゴールドクレストの様子です。
ゴールドクレストは2本ありますが、枯れたのは後から植えたほうで、上の画像のゴールドクレストは右端にあります。
ゴールドクレストはやはり枯れやすいのですね・・・病気でしょうか?
左のコニファーは名前がわかりません。
2011-8-7
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これがそのゴールドクレストの全体の姿です。たくさん出た枝の中で地面すれすれの枝はカットして2†3本はそのまま育ててみるつもりです。
スマートな形ではありませんが、自然に上に伸びています。
2011-8-7
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この右下にあるコニファーはなんでしょうね? 年に10cmほど生長するだけなので、いつも同じ大きさのように感じます。
2012年のゴールドクレストは大風を受けた後にやや傾いてきましたが、そのままにしておきました。
2012年の画像なし・・・
2013年には時期的には早い台風がきてかなり傾いてしまいました。大きくなってしまったので、風で倒れやすくなったようです
起こして支柱をしておいたら、その後は何事もなかったのかのように復活しました。中心の芯が2本あり、樹高を大きくしたくないのでどちらも切っておきました。
これ以上は上には伸びないかと思いますが、横には伸びてますます太っちょゴールドクレストになりそうです。
↓2013年12月のゴールドクレストです。たくさんの枝でモサモサしてきたので、自己流で剪定したところです。
春の芽吹きの前にハサミで刈り込めば、葉先が黒ずんでも新芽の伸びで目立ちませんが、葉を避けて小枝のところを切るので、いつの時期でも黒ずみません。カットするのはその小枝の1/3†半分で、その下には葉が残るようにします。
生長旺盛なコニファー類は剪定なしでそのままにしておくと、横張りもかなりのものになってしまいます。
そして中の葉が日照不足になり、枯れてきて見苦しくなってしまいます。まだ大きくしたい場合は中の枯れ葉だけはすぐ取り除きましょう。風通しも見た目もよくなります。
カット枝と他のコニファーを合わせ、クリスマスのリースを作りました。友達にあげてしまったので、画像はありませんがやはり生葉で作ると豪華に見えます。
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