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ツクバネの苗 5-16
ツクバネ
ビャクダン科 ツクバネ属
ツクバネは日本の山地に自生する(本州,四国,九州)、根の一部が寄生する半寄生落葉低木です。半寄生植物とは自分の根もあり自らも光合成を行いますが、その根だけでは生きていけず、樹木に寄生しているのです。
寄生する樹種は多く、スギ、ツガ、モミ、ヒノキ、アセビ、ドウダンツツジ、カエデ、ライラック、ソロ、ガマズミ、ヤマモミジ、赤松などの根に寄生するそうです。
2012年「国際バラとガーデニングショウ」に行ったときに川口市にある「ガーデン樹の里」さんのところで入手。ツクバネのような珍しい苗はなかなかお目にかかりません。
親株にはガマズミを選びました。他にヤマモミジもありました。
5-16
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一見草のようですが、根元を見ると木なのです。
画像を見ると昨年発芽して、ことしが2年目なのでしょうか・・・
5-16
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ツクバネは雌雄異株で、雌花は初夏に枝先に羽根のように見える苞の中に小さい緑色の花を咲かせます。お店で雌花が咲いているのを見せてくれました。雄花は枝先に目立たない小花を咲かせるということです。
秋には名前の由来である羽根つきの羽根に似た実をつけるとのことです。
多分、雌雄株があるように、これだけたくさんタネをまいているのでしょうね。
もう1†2年待っていなければ花が咲かないでしょうが、待っているのもまた楽しみのひとつです。
親株を枯らさないように育てなければ、ツクバネもまた育たないそうです。
どうなることやら・・・
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