アラビアンジャスミン(マツリカ/茉莉花)
モクセイ科ソケイ属
つる性常緑低木 非耐寒性
娘のマンションの部屋に多肉植物や観葉植物などとともにアラビアンジャスミン(マツリカ)の鉢がありました。
一緒に暮らしていたときなどは植物に何の興味も示さなかったのに、それらの植物がところ狭しと置いてありました。よい香りのするジャスミン系が特に興味があるらしく、いろいろ置いてありました。
アラビアンジャスミン(マツリカ)は中国南部†台湾†インドネシアなどで栽培されており、甘く上品な芳香は「香りの女王」と呼ばれて、ジャスミン茶の香り付けに利用されています。
香り付けされても緑茶(台湾)や白龍珠(中国)の味を妨げることはないそうです。なお沖縄ではジャスミン茶はさんぴん茶として流通しています。
アラビアンジャスミン(マツリカ)は夜間に花が開くのですが、摘み取りはまだつぼみの状態の昼間のうちに行なわれ、夜間に花が開き始めたところで茶葉と混合して着香するとのことです。
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アラビアンジャスミンの一重の白い花
2013-7-27
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小さな木ですが、たくさんのつぼみもあります。樹高は1†2mになるようです。
2013-7-27
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逆光で黒く写ってしまいましたが、この小さな鉢の白い花が彼女の生活に潤いを与えているのでしょうね。
近づいて香りを嗅いだら一瞬で脳が反応しましたよ。香りってすごいね
開花時期は7月上旬†9月下旬らしいですが、室内で管理し、相応な温度を保てば年中咲くでしょう。
2013-7-27
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ジャスミン茶の効用・効能
飲むとすっきりとした後味で爽やかな気分になり、下記のような効用・効能で古くから不老長寿の妙薬としても愛飲され続けてきたジャスミン茶。
中華レストランに行くと、食前・食後にジャスミン茶が出てきます。「消化促進」と「匂い消し」の役割があるのです。
またビタミンC、ビタミンE、ミネラルが豊富なので、美肌効果や女性ホルモンを整える効果があります。
皮下脂肪をエネルギーに変え、脂肪の燃焼を助けるので、ダイエット効果もあります。
二日酔いを和らげる効果や殺菌作用で、口臭・体臭予防もあります。
香り成分が右脳を刺激するので、集中力がアップします。
「心が落ち着く」「ストレスを解消する」作用があるとされ、リラックスする効果もありますが、相反するようですが、酔いを覚ます、眠気、だるさを取り除くなどの効用・効能もあるそうです。
アラビアンジャスミン(マツリカ)の育て方
日当たりと水はけのよく、肥沃な土壌を好みます。
つるが伸びたら、支柱を立てて絡ませます。
冬季の管理は耐寒性がないので、鉢植えにして温室や室内で管理します。
鉢植えに植え替えのときには緩効性肥料を元肥に入れ、追肥は置き肥や液肥をときどき与えます。
剪定は秋あるいは早春に刈り込み、形を整えます。
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