金蓮歩(きんれんぽ)
中心が濃い黄色、花びらの外側はクリーム色にんっていて、雄しべの濃い黄色も美しく、実も楽しめるとか。
2014-4-28
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中国南朝に東昏候(とうこんこう)が潘妃(はんき)に金製の蓮華(はすの花)をまき、その上を歩かせたという「南史斉本紀」の故事があります。
美女の歩みを「蓮歩」、纏足(てんそく)を「金蓮」というようになり、総じて美人のしなやかな歩みを金蓮歩(きんれんぽ)というようになったとか。(多少、自己解釈ではありますが・・)
その時代には足の小さいのがきれいとされていて、纏足(てんそく)という方法で幼子の足をムリに小さくしたらしく、生涯歩きにくくなってしまうそうです。その上、金製の蓮華(はすの花)を歩かされるなんてさらに歩き難くなり、殿方の好みとはいえ女性はどんな気持ちだったのでしょう・・・
その時代は女性を歩き難くして、その姿を殿方は好んだとか。逃亡しない意味合いもあるようなので、完全に殿方の所有物ですね。
多分、金蓮歩(きんれんぽ)というバラは、艶やかで美しいご婦人の姿のイメージが名の由来になっているのでしょうね。
2014-4-28
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バラ 金蓮歩(きんれんぽ) データ
フロリバンダローズ(FL)(横張り性 160†170cm)
四季咲き 半八重咲き 中輪房咲き系 スプレー咲き
花色:黄色 花径:7.5cm
早咲きの品種
黒点病やうどんこ病にも強い強健種
京成バラ園芸作出
第6回岐阜国際コンクール金賞(2006年)
他4賞受賞
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