●食虫植物 ハエトリグサ

ハエトリグサ
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2013-8-17


夏になると店頭に食虫植物が並びます。現在ではハエトリグサは組織培養や人工交配などによって様々な品種が存在しているそうです。
二枚貝が口を開けたような姿のハエトリグサが虫を待って捕らえるワナ式になっています。
以前にハエトリグサはウツボカズラともに育てたことがことがありますが、葉を閉じてハエなどを捕るのは観察できませんでした。
それほど熱心に観察していたわけではないので、仕方がありませんね。
子供さんがいる家庭では夏休みの期間に、その様子を観察したら面白いかなと思うのですが・・・
二枚貝のような葉の縁には多くのトゲが並んでいます。

葉の左右に三対あるセンサーに一度当たるだけでは閉じない仕組みになっているらしく、ふたつのセンサーが連続して反応すると、一瞬で閉じて虫を捕えるとか・・・
雨粒などが当たり、誤作動で閉じてしまうことが数回続くとと、仕掛けが壊れてしまうそうです。

ハエトリグサはワナから遠く離れた安全な場所で花を咲かせるといいます。
繁殖用の虫がワナにかからないようにと捕食用の虫を使い分けているらしいのです。すごく変わった進化の型でおもしろいですね!


ハエトリグサ
モウセンゴケ科 ハエトリグサ科
原産:北アメリカ 温帯の湿地に生息
多年草 食虫植物
別名、ハエトリソウ、ハエジゴク、ディオネア(学名から)
Venus Flytrap(英語)は、葉の縁の「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来し、「女神のハエ取り罠」という意味らしいです。

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