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アマリリス
ヒガンバナ科 南アメリカ熱帯雨林地域原産
在来種は花が中輪で細めの花びらを付け、比較的寒さに強い。
外来種は大輪の花を咲かせて見た目も豪華で美しいですが、在来種に比べると多少寒さに弱い。
アマリリスの育て方・管理
アマリリスは一定期間寒さにあたった球根が、春に温度が上昇するにつれて成長し、やがて開花します。
生育適温は18†23℃で、この温度条件でアマリリスは一年中生育します。
鉢植えのアマリリス
◆植え付け・置き場所
秋頃販売しているオランダ産のポット植えのアマリリスや球根そのものは低温処理済みなので、すぐに植え付け可能です。室内の暖かい窓辺におくと40日†70日で開花します。
開花するとポット植えのアマリリスは上部が重くなり、倒れやすくなります。植え替えではなくポットごと大きな鉢に入れると安定します。
アマリリスの球根だけ購入の場合は鉢底ネットを敷き、底に3cm程度ゴロ土を入れ、球根の頭が出るくらい浅く植えます。
大輪は6号鉢に1球、中輪†小輪は4†5号鉢に1球植え付けます。
球根の大きさに比べ、鉢のサイズは小さめにします。
大きすぎると過湿となり、根腐れを起こしやすくなるからです。
早春以降(2†3月)に出回る国産のアマリリスの球根は、鉢植えにして室内で管理し、遅霜の心配がなくなってから室外に出します。
真夏の直射日光は避け、明るい日陰に移します。
◆用土(例)
・赤玉土2:腐葉土1:バーミキュライト1
・赤玉土7:腐葉土3
◆水やり
植え付け後に暖めた水で十分に水やりをした後はつぼみか葉が出るまで水やりをしません。
水やりのときは球根に直接水をかけないようにします。
栽培ポット植えのアマリリスは土が見えないので特に気をつけます。
◆元肥
緩効性化成肥料(約3†5g程度)を混ぜあわせたものを使用します。
アマリリスは多肥を好むので、半年ぐらい肥効のある固形のマグアンプKなどを球根のまわりに置いても。
◆病害虫
植え付け前に、球根を殺菌剤と殺虫剤の溶液に1時間くらい浸しておきます。
殺菌剤、殺虫剤を定期的に散布します。
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アマリリスの球根
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葉からではなくつぼみから出てきました 4/10
花茎が伸びて蕾がふくらむにつれ、水がより必要になるので水切れに注意します。
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ひとつの蕾から3†4個花が咲く 5/9
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5月になってようやく咲き始めた我家のアマリリス・・
どんな花の球根を買ったのかすっかり忘れていました。
思いのほかいい色が咲きました
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夏のアマリリス 8-26
花後、半日陰になっている畑に移して育てている。
鉢植えのアマリリスは夏は風通しの良い半日陰に置きます。
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折れてしまったアマリリスでフラワーアレンジ風に・・・
庭にあるワスレナグサ、カモミールなどと
アマリリスは切り花にしても意外に長持ちします。
葉の生育期間中は球根の肥大につとめます。
残った葉は次の年に花を咲かせるための栄養を貯えるのに非常に大切なものです。
(球根類は皆同じです。残った葉で球根を大きく育てる)
アマリリスの花後の管理
・花後は種子を採る目的以外は株元から花茎を切り落として、球根を充実させるようにします。
・鉢植えの場合はそのまま育て、栽培ポットは、二まわりぐらい大きな鉢に植え替えて、お礼肥えに緩効性化成肥料の錠剤を置き肥します。
・晩春以降は戸外で管理しますが、夏は直射日光を避けて明るい日陰で管理します。
・理想は葉が10枚以上になるように育てます。
・追肥を施す。
葉の生育期はリン酸やカリ分の多い液肥を真夏を除き月に2†3回を目安に水やり替わりに与える。
・水やり
表土が乾いてから充分に水やりをし、 葉が黄色く変色してきたら水やりを止める。
・球根を掘り上げずに鉢のまま乾かし気味にしておき、5℃程度の凍らない場所で越冬させます。
庭(花壇植え)のアマリリスの管理
庭(花壇)植えは4月頃が適期です。遅霜の心配がなくなってから植えます。
日当りと風通しがよく水はけのよい場所に、元肥として腐葉土、草木灰または緩効性化成肥料(1†に50g程度)を混ぜ込み、鉢植えの場合と同様に球根の頭が出るくらいに浅植えをします。
◆庭(花壇植え)の花後の管理
水やり以外は鉢植えに準じます。
関東以西の暖地では、掘り上げしないで土や腐葉土などをかぶせれば越冬できます。
大輪の花を咲かせる外来種は特に寒さに弱いため室内に取り込みます。
関東以北は2†3日陰干しをした後、ダンボールなどにバーミキュライトを入れて、凍らない場所で保管します。
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