ベダリアテントウムシ
柑橘類を害するイセリアカイガラムシ(別名「ワタフキカイガラムシ)の天敵。
原産地はオーストラリア
各国に広がって被害をもたらしたイセリアカイガラムシ。
イセリアカイガラムシだけを食べるというベダリアテントウはすべての大陸に分布して天敵として役立っているとのことですよ。
イセリアカイガラムシがいるところにベダリアテントウムシありですね。
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そのベダリアテントウムシの幼虫が写っているのはこの画像だけなので、ボケていますがいつもより大きくアップしています。幼虫がいたのだから成虫もきっといたはずです。
これはハナユズの木で長年剪定しないでおいたので、風通しが悪くなってイセリアカイガラムシが増えてしまったのでしょう・・・
(ハナユズの木を横にした画像です)
2011-5-2
« 画像 »
日本にはイセリアカイガラムシが増え始めて被害があった年の1910年に天敵のベダリアテントウムシを導入したそうです。
イセリアカイガラムシの体液を吸い取ってしまうベダリアテントウムシですが、この画像でも多分3頭(匹)以上はいると思います。
画像の中心に、イセリアカイガラムシを吸い取り終わる様態のベダリアテントウムシの幼虫がいます。
右上にもイセリアカイガラムシを吸い取っているような様子のベダリアテントウムシの小さな幼虫(赤っぽく写っています)。
左側下方にもイセリアカイガラムシの体液を吸い取っているような様子の小さなベダリアテントウムシの幼虫がいます。
まわりには吸い取られて空になったイセリアカイガラムシが数頭います。
撮った当時はベダリアテントウムシの存在自体知らなかったものですから、イセリアカイガラムシを撮った画像がうまく撮れないので放置していました。
このはっきりしない画像をよく見たらベダリアテントウムシが写っていたのです。
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