サンショウ(山椒)
ミカン科サンショウ属の落葉低木。
別名:ハジカミ。
分布:日本の北海道†屋久島。朝鮮半島の南部
サンショウ(山椒)は雌雄異株で、樹高は剪定次第ですが2†3m程度が多いです。
我が家にあったのは斑入りのサンショウ(山椒)で、お隣からのこぼれ種からのものです。
ある程度の大きさになるまで育てていましたが、手を伸ばせばお隣にあるものですから不要とばかり処分してしまいました。
それ以後も毎年のようにこぼれ種から出ていましたが、ついにお隣は大きなサンショウ(山椒)の木を伐採してしまいました。それ以来とんと縁がなかったサンショウ(山椒)でした。
現在は我が家に鉢植えのムラサキサンショウがありますが、いじけてしまったので庭に植えました。どうなることやら・・・
↓近所にあったサンショウの木。このサンショウの品種はわかりません。
サンショウの若葉は「木の芽」として利用されます。
2010-4-24
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花は4月〜5月頃に小さな花が咲き、直径5mmほどで黄緑色です。
サンショウ(山椒)の雄花は「花山椒」として食用にされ、雌花は若い果実のときと完熟したものを利用することができます。
2010-4-24
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ミカン科なので、アゲハチョウ科のチョウの幼虫の食草であります。
2010-4-24
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我が家には珍しいムラサキサンショウの小さな鉢植えがあります。それに大きなアゲハの幼虫がいました。取らなければと思いつつ忘れてしまい、一枝だけきれいに食べ尽くしてどこかにいってしまいました。大きかったので蛹化するのでしょうか・・・
サンショウ(山椒)の育て方としてはサンショウ(山椒)の根は浅く広がるので乾燥に弱いとのことです。夏は敷きわらなどでマルチングし、強風で動かないように支柱を立てたほうがいいかもしれません。
お隣にあったサンショウ(山椒)は一切そういうことはしていませんでしたが・・・
サンショウ(山椒)の種類
ブドウザンショウ
アサクラザンショウ系統で、樹高が低く、枝に小さい棘があるそうです。
大型の果実・果穂が葡萄の房のような形でたくさん実るとのことです。
実山椒の収穫量は和歌山県有田川町の特産品となっていて、和歌山県が国内生産量の約80%を占めているそうです。
アサクラザンショウ(朝倉山椒)
棘のない栽培品種なので、管理や収穫がしやすいですね。
ヤマアサクラザンショウ(山朝倉山椒)
山野に自生する品種で棘が短く、普通の山椒と朝倉山椒の中間に位置するそうです。
リュウジンザンショウ(竜神山椒)
和歌山県竜神地方産で食用とされ、薬用にはされないそうです。
小葉が卵形で3-5枚と少ないとのこと。
タカハラサンショウ(高原山椒)
飛騨地方の高原川流域で栽培されている品種。
アサクラサンショウやブドウサンショウと比較すると小粒だが香りの良い品種です。
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