ナガサキアゲハ 幼虫
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ホームセンターの柑橘類コーナーで見つけたアゲハチョウの幼虫。
みかんの葉と似た保護色の幼虫なので、近くで見ても最初は気が付きませんでした。
ナミアゲハとは模様が違うこの幼虫を調べたら、なんとナガサキアゲハだったのです。(間違いでないことを祈りますが)
近年の地球温暖化でツマグロヒョウモンと同じようにナガサキアゲハも北上しているらしいのです。ナガサキと名が付くくらいなので本来ならば暖地にしかいなかったのでしょう。
ここは茨城県つくば市ですが、福島あたりまでナガサキアゲハの範囲が広がっているようです。
ホームセンターはミカンの木をどこから仕入れるのでしょうか?
多分ミカンの産地から仕入れるのではないでしょうか? そのときに卵が産み付けられていると、その購入地から増えていくのことになります。
案外こういうルートで早く北上しているかも・・・と思うのですが。
温暖化はもちろんそうですが、ミカンの木が北の地方に植えられるようになったことも、ナガサキアゲハの北上の要因のひとつかな・・・
ミカンの木でなくてもこの地にはユズやハナユズ、筑波ミカンがあるので、育つ環境は整っています。
良し悪しは別にして、ナガサキアゲハがこの地で普通に見られるようになるのも早いかもしれません。
温暖化といっても時には記録的な寒い年もあります。そのときは無事にナガサキアゲハも冬を越すことができるのでしょうか?
たとえ冬越しに失敗しても、また暖かいところから上のようなルートですぐに来ることが出来ますしね。
2014-8-9
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※この幼虫がもしナガサキアゲハでなかったときには、コメントをよろしくお願いいたします。
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