小さなときから見慣れていたイモムシ。
サトイモの葉についているのでイモムシ、ゴマについていたのをゴマムシと言っていました。それでいいものと思っていたら、最近になってイモムシは「セスジスズメ」といい、ゴマムシは「シモフリスズメガ」というのを知りました。見慣れていても案外正式な名前は知らないでいるものです。
毎年、インパーチエンス(ツリフネソウ科)はセスジスズメの幼虫に被害を受けています。きれいに咲いているところにいつの間にか現れてあっという間に食い尽くすので、庭のインパーチエンスは朝夕気をつけて見ているのです。
インパーチエンスの葉を食べている最中の2匹のセスジスズメの(幼虫)
捕殺しないと一晩でインパーチエンスは丸坊主になってしまいます。2010年は8月下旬から大発生しました。
↓
« 画像 »
« 画像 »
カラジューム(サトイモ科)もこの通りです。カラジュームは葉っぱを鑑賞するものなのに台無しになってしまいます。
↓
« 画像 »
カラー(サトイモ科)の葉を食べているセスジスズメの(幼虫)
↓
« 画像 »
毎日のように捕殺。捕っても捕ってもどこからともなく現れてこのように食べているので、油断するとカラーの葉が全滅になってしまう。
↓
« 画像 »
« 画像 »
カラーの葉を全部食べつくし、茎までかじっているセスジスズメ(幼虫)
9-22
« 画像 »
赤みがかったセスジスズメ(幼虫)
« 画像 »
こんなに赤い色の若齢期のセスジスズメもいる。
↓
« 画像 »
カラスビシャク(烏柄杓)にも必ずといっていいほどいる。カラスビシャクはサトイモ科ですが、我が家にとっては雑草だから、全部食い尽くしてもらったほうがありがたいけれど・・
↓
« 画像 »
« 画像 »
若齢期は縞模様がなくシンプル
↓
« 画像 »
« 画像 »
« 画像 »
おそらくすぐに葉っぱを食い尽くしてしまうのか、よく地面を這って次の食草に移動している。食草はニオイでわかるのかな? それとも何か別なものでわかるのか?
縞模様が現れたので終齢幼虫みたいですが、蛹(さなぎ)の準備にはいるのか?
↓
« 画像 »
« 画像 »
« 画像 »
この目のようなものは天敵をビックリさせる役目をもっているのでしょうね。
↓
« 画像 »
我が家にとってセスジスズメは大事にしている植物を食べるので、まさに害虫そのものです。
最近では山野草のヤグルマソウを育てているのですが、一晩で葉を完食。
大事にしていたヤグルマソウはユキノシタ科ヤグルマソウ属です。まさかヤグルマソウまで食べるなんて・・・
2014-8-19
« 画像 »
そのほかヤブガラシやサルスベリの葉まで食べるようです。
最近サトイモを栽培していませんが、子供のときはサトイモの葉にいるのをよく見かけるので、イモムシと言っていました。
セスジスズメの幼虫はスズメガの中でも一番よく見かけます。
●カテゴリ
Template by WEB2.0的ラボ