« 画像 »
ワイルドストロベリー (Wildstraw berry)
バラ科 多年草
原産 : ヨーロッパ
和名 : エゾへビイチゴ、オランダヘビイチゴとも
別名 : ヨーロッパクサイチゴ
フランスではフレーズ・ド・ボアといいます。
幸せを呼ぶハーブとしてワイルドストロベリーを植える家も多いようです。
果実の大きさは通常のイチゴよりずっと小さいです。
果実はビタミン、鉄分、カリウムを多く含み、イチゴを濃縮したようで野性味があります。
葉は神経を静める作用があり、ハーブティーに利用できるみたいですが、まだ利用したことがありません。
ワイルドストロベリーはエゾへビイチゴ、オランダヘビイチゴなどで呼ばれますが、ヘビイチゴの仲間ではありません。
栽培されているイチゴの先祖に当たるものでヨーロッパでは食用に栽培されていたようです。
ワイルドストロベリーとは栽培イチゴに対して、野生のイチゴという意味で使われているものです。
イチゴと同じで、ワイルドストロベリーもランナーで殖えます。
友人のところではハーブ専用の場所があって、そこで何年も植え替えをしないでワイルドストロベリーを育てています。
ワイルドストロベリーはランナーが出るタイプが多く出回っているかと思われます。
ワイルドストロベリーとして扱われているものは、この系統とは違った「アレキサンドリア種」と呼ばれているものもあります。
我が家のワイルドストロベリーもランナーが出ないので、断定できませんが、おそらくこの「アレキサンドリア種」だと思われます。このランナーが出ない品種はごちゃごちゃしはびこらないので、プランター栽培に最適です。
関連記事
ワイルドストロベリーの種類
ワイルドストロベリーの育て方
植え場所
・日当たり、風通しの良い場所に植えます。
・水はけ、水もちの良い土を好みます。
★我が家の寄せ植えのワイルドストロベリーの一年の様子★
« 画像 »
寄せ植えのワイルドストロベリー 2007/5-26
« 画像 »
混雑してきたので植え替えをする 2008/6-10
イチゴ類は肥料に弱いので、肥料分が少ない培養土で排水がよくなるように植え替えます。
私はぼかし肥料は保水性が高くかつ水はけの良いと考え、野菜の培養土に自前のぼかし肥料を半分の割合で使ってみました。
私のぼかし肥料に自信があったのです。・・どうなるでしょう?
植え替え後は葉っぱを整理して4†5日間は日陰になるところで管理しました。
« 画像 »
植え付けから12日目のワイルドストロベリー 2008/6-22
真冬と真夏を除くと植え替えはいつでも大丈夫のような気がします。
« 画像 »
↑
暑さのせいか葉が茂り、枯葉が目立つ。 2008/7-19
ここは日当たりの良過ぎるところです。
すぐに土の表面がカラカラしてなってしまいますが、それでも大丈夫でした。
もう少し保水性が高いほうがよかったかも? 用土の量もかなり少ないです。
また夏はもう少し涼しいところのほうがいいかもしれません。
でもこの場所で2008年はこのまま育てました。
« 画像 »
↑
ワイルドストロベリーの枯れ葉を取り除き、すっきり! 2008/7-19
とにかくワイルドストロベリーの枯れ葉はまめに気づいたときに取り除くようにします。
« 画像 »
↑
でも夏だってこの種類のワイルドストロベリーはお休みしません。 2008/8-10
7月、8月いずれも果実がなり続けていました。ランナーが出る種類はお休みするのかな・・・
« 画像 »
↑
2008/9-15
毎朝水やりのとき、このくらい摘み取って食べています。小さな体にビタミンCがタップリ!
でもほんとうに感心するくらい毎日よく生っています。たくさん生っているときはこの倍くらいあります。
普通の細長いプランターのやや小型のタイプに植えてあります。
秋のお彼岸のころから月に一度の割合で果菜用の化成肥料を少しパラパラと施しました。
盛りのときはプランターでもこんなにたくさんのワイルドストロベリー!
↓
« 画像 »
« 画像 »
↑
冬のワイルドストロベリー 2008 /12-10
まだ少しですが、生っています。
↓
« 画像 »
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2009年のワイルドストロベリー
« 画像 »
軒下に置いてあるため、冬のワイルドストロベリーはさすがになかなか赤くなりません。2009/1-4
真冬だもの、仕方がありませんね。暖かい室内だったら赤くなるのでしょうね・・・
« 画像 »
春になり、古い葉を整理してきれいにしましたが、1株が数株になっています。
こうなるとハダニなども増えてきます。幸い昨年は無消毒でも全然ハダニはいませんでした。
一昨年はハダニがいっぱいついてしまったのですよ。
ハダニは水をきらうので、プランターを横にしてホースでシューっと葉の裏をかけてやります。
抜いて株分けをすることにしました。
◆ワイルドストロベリーのふやし方
●ランナーの出るタイプ
親株からランナーを出して子株が出来るので、それで簡単にふやせます。
ランナーの先に出来た子株が根付いたら切りとって植え込みます。
●ランナーを出さないワイルドストロベリーは株分けや種でふやします。
落ちて自然に生えた
↓
« 画像 »
« 画像 »
↑
ワイルドストロベリー の株分け 2009/4-12
これらのワイルドストロベリーの苗をそれぞれポリポットに入れて水をたっぷりかけておきましたが、萎(しお)れてしまったので、鉢受け皿に水を入れて2†3日水付け状態にして日陰に置いておきました。
なお花や蕾は全部取ってあります。
ランナーでふえるタイプはランナーをポリポットに入れて根付かせればよいと思います。
« 画像 »
↑
ワイルドストロベリー の株分け後の画像です。 7-1
あれから萎れたのはすぐに直り、半日陰のところに置きました。
すぐに花も咲き、実もなってやっぱりたくましいワイルドストロベリーです。
●カテゴリ
Template by WEB2.0的ラボ