ヒヤシンス ユリ科
和 名: 風信子、飛信子、夜香蘭
「飛信子」というのは,「ヒヤシンス」の音からの当て字らしい。
花言葉 : しとやかなかわいらしさ、初恋のひたむき、競技、嫉妬
ヒヤシンスは秋植えの球根植物で、花壇用のほかに水栽培としてもよく親しまれている花です。
一重や八重咲き、早春から花を咲かせる早生の品種などがあります。
花色も赤、桃、白、青、紫、黄、橙などがあります。
ヒヤシンスは甘い香りを漂わせる為、ヨーロッパでは目の不自由な方の為の香りの庭園(ブライドガーデン)に取り入れられています。
2010年に購入したヒヤシンスの球根
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左から赤「ジャンボス」、黄「シティオブハーレム」、オレンジ「オデッセウス」、下はミックス
植え付け前のヒヤシンスの球根の根側
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たくさん球根が入っていたので、外での鉢植えと室内での鉢植えで育ててみました。
外で自然栽培の鉢植えのヒヤシンス
ガーデンヒヤシンスを割とぎゅうぎゅう詰めに植え付ける。
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ヒヤシンスの芽は全然出ていませんね。
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いつの間にか芽が出ていました。
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芽と一緒につぼみもでています。
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ほんのり色づいているヒヤシンスのつぼみ
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3-23
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一番先に咲いたヒヤシンスはオレンジの「オデッセウス」でした。
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次に赤の「ジャンボス」が咲きました。
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一番遅く咲いたのは黄色の「シティオブハーレム」です。
咲き進むと白に近い淡いクリームになりましたが・・
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ひとつの球根で1本目が咲き終わる頃に2本目が出てきました。
水栽培3日目のヒヤシンスの根の様子。
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水栽培はここでストップしました。やはりコーヒーの空き瓶では無理かなと考えて・・
もしかして大丈夫だったかもしれませんが・・
小さな四角の鉢に植え替えました。
場所はあたたかな日光が一日中入る縁側(廊下)
2010-1-16
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2-15
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3-5
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白→赤とピンクの順で開花
3-10
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ミックスの袋にはピンクはなかったけれどこんな可愛い花が咲きました。
多分「レディダービー」かな?
それが花穂が一番長くてステキでした。
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やはり黄色が一番あとで咲きました。
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満開のヒヤシンス。
このあと、2本目も花穂がでてきて咲きましたよ。
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室内や外の鉢で育てたこれらのヒヤシンスを畑に持っていって植えました。
チューリップの近くに穴を掘っておき、そこへ斜めにした鉢をトントンと軽く叩きながらうまく出して植えました。まだ葉が青いのももう葉が枯れているのもありましたが・・
来年が楽しみ (=∩_∩=)
数年前のヒヤシンス栽培記
↓
2008年
前年のヒヤシンスの花が終わってから畑に植えました。
今春、無事芽が出てきました。最初は3本だけでしたが、自然にふえたようです。
ヒヤシンスの球根は自然に分球しませんといわれていますが、現にふえているので?ですね。
ヒヤシンスの蕾
2008-3-23
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ヒヤシンス 開花
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上から見たヒヤシンス
3-31
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ヒヤシンスの育て方
球根を購入する時は、大きめで重みのある充実した、表面に傷の付いていないものを選ぶのがポイントです。
◆ヒヤシンスの植え付け
・時期・・・10月†11月ごろ
・植え付け方法
鉢やプランターに植える場合は球根が隠れるぐらいの浅植えにして、植付け間隔は3†4cmぐらい。
庭植えでは球根2個分ぐらいの深さで植えます。
植付け間隔は10†15cmぐらいに植え付けます。
砂質土壌を好みますが、庭土に腐葉土と石灰を混ぜるだけでもかまいません。
◆用土
赤玉土5、腐葉土2、川砂3ぐらいでの水はけのよい土に植えます。
◆置き場
水はけがよく日当たりのよい所で育てます。
寒さには強いので、鉢植えにしている場合でも特に室内に取り込む必要はありません。
1月いっぱいは充分な寒さに合わせましょう。
◆水やり
植え付け後はたっぷりと水やりをし、鉢やプランター植えの場合は土が乾けば与えます。
冬も水を切らさないように注意してください。
庭植えの場合、あまり乾燥が続くようなら与えますが、特に与える必要はありません。
◆肥料
新芽が伸びてきたら、千倍に薄めた液肥を、月に1†2回施します。
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ヒヤシンスの花後
◆ヒヤシンスの花後の管理
花後は花だけを摘んだ方がいいそうです。
(病気の発生を抑えるため、できれば花茎を折らない方がよいらしい)
花も雨に濡れて倒れてしまったし、花茎を折らない方がよいということなので
そのままおいてタネになる部分を取ったところ。 2008/4-22
・お礼肥え
花後のお礼肥に化成肥料または液体肥料を与え、球根を充実させます。
「チッソ」が少なく、「リン」、「カリ」の多い肥料を与えます。
私は花後は液肥を与えて、草木灰をまいておきます。
◆球根の掘り上げ・保存
葉が枯れる6月頃に掘り上げておきます。
掘り上げたら根や茎を切り取り、乾燥させて秋まで涼しい場所で保管しておきます。
◆ふやし方
一般的にいわれているのは次のようなことです。
ヒヤシンスの球根は自然に分球しないので、植え付け前に球根の基部をえぐり取ってしまう
か、大きく傷を付けてから植え付けると子球がでやすくなるそうです。
しかし、この方法は慣れないと難しいみたいだし、花が咲くまで2†3年かかるそうです。
ヒヤシンスはローマンヒヤシンスとダッチヒヤシンスがありますが、園芸品種としてよく栽培されているのは花の美しいダッチヒヤシンスの方です。
我家に昔からあるヒヤシンス
我家に昔(30年以上前 2008年現在)からあるヒヤシンスは増え続けていて、あちこちから出て咲いています。
タネからと自然に分球して自分勝手に増えているので、多分「ローマンヒヤシンス」と言う種類なのかも知れません。
このヒヤシンスは全体が小柄ですがなかなかいいものです。もちろんアレンジにも利用します。
ヒヤシンスは折ってはいけないといいますが、この種類は折って利用しています。
このヒヤシンスはそうしても丈夫な性質なのか、病気は発生したことがありません。
今栽培されているダッチヒヤシンスは多分病気が発生しやすいのでしょうね。
花茎を折らない方がよいということですから・・
この種類はほとんど植えっぱなしの状態で肥料も施したことがありません。どっちかというとこのヒヤシンスが好き(*´・ノω・) コソッ
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畑にあるヒヤシンス 2008/3-23
そばにあるスイセンは小型のスイセン「テイタテイト」
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なかなか見事に咲いているでしょう。
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上から見たヒヤシンス
アップにしたヒヤシンス・・・何度見てもほれぼれします(^-^)g"
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2009年の畑のヒヤシンス達
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昨年より花数が多くなっているヒヤシンス
数えたらちょうど10本花茎がありました。
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土が詰まっているヒヤシンスの蕾・・ 真っ白なのに気の毒 (>_<)
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こちらは昨年のヒヤシンスより花数が少ないですね。
もう植え替えをしないといけませんね・・
ヒアシンスといえば小学校で水栽培をした思い出があります。もう50年以上も前のことですが、よく覚えています。勉強したことはほとんど忘れてしまってもそういう体験は昨日のように覚えているものです。
根がだんだん長くなって伸びていくのが面白くて・・・・ 私の花好きの原点はヒヤシンスかな?
現在でも小学校でそういうことをしているのかしら?
水耕栽培を行うときには、一定の低温に当たらないとヒヤシンスは花が咲かない性質があるので、1月くらいまでは外に置いて、寒さに充分当ててから室内に取り込み、水栽培用の容器で育てます。
最初は水の高さを球根の底が浸かる程度にし、根が伸びてきたら徐々に水を減らして日の当たる暖かな窓辺におきます。
水は汚れるので時々取り替えます。
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2010年のヒヤシンスとムスカリの寄せ植え
2009年の畑の白いヒヤシンス達が土ぼこりであまりにも可哀想になり、来年は鉢植えにしようと計画。
例の画像消滅事件で詳しい日付けはわかりませんが、葉が枯れた後に掘り起こしました。ところが午前中いっぱいは夏の直射日光が当たる場所にほおって置いたままにしておき、植えたのは晩秋あたりかと思います。案外ヒヤシンスって丈夫かな?
ムスカリのほうが先に芽がでた。
2010/2/21
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ヒヤシンスとムスカリは大体開花が一緒
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ムスカリのほうが低いかと思っていたら、ヒヤシンスのほうが埋もれてしまった。
球根をほったらかしにしてしまったからかな?
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上から見たヒヤシンスとムスカリの寄せ植え
白とブルーの組み合わせはいいですね。
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ヒヤシンスの名は、ギリシア神話の太陽の神であるアポロンに愛された美少年、ヒヤキントス(ヒュアキントス)に由来しています。古代ギリシャでは同性愛は美徳とされていたらしい・・・
ある日、二人が円盤投げをしていた時、二人の仲を嫉妬した西風の神ゼフィロスが突風を起こしました。その為アポロンの投げた円盤が、ヒアキントスの額に当たりヒアキントスは死んでしまいました。
その時ヒアキントスの額から流れた血が、草の色と混ざり合い、紫色の花を咲かせました。
それからこの花はヒアシンスと呼ばれるようになったとの事です。
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