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水仙(スイセン)
ヒガンバナ科 スイセン属
花言葉 うぬぼれ・自己愛・自尊心・気高さ・愛をもう一度
別 名 ナルキッスス、ナーシサス、セッチュウカ(雪中花)
ラテン名 Narcissus
洋種ズイセン
多くの園芸品種が作られバラエティ豊かです。
ラッパズイセン、大杯スイセン、小杯スイセン、口紅ズイセン、房咲きスイセン、八重咲き系スイセンなど多彩で華やかで多くの品種があります。
市販で手に入らない珍しい品種が欲しいときは、種苗会社などの通販を利用すればよいでしょう。
スイセンの品種改良は盛んで、年々増えているようです。
花弁の色は黄色か白の2色が基本ですが、ラッパ(副冠)の色は多彩で花弁と同じ黄色、白やオレンジ、朱赤、ピンク系などもあります。
我家のスイセンも数えてみたら10種類くらいありました。
我が家の水仙(スイセン)の種類ですが、名前がわからないのが大半で、現在調べています。
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ラッパ咲きスイセン
キングアルフレッド 4-5
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ラッパ咲きスイセンは1茎1花で、副花冠の長さが花被片と同じかそれよりも長いものをいいます。
通常ナルキッススと呼ばれるスイセンに対しラッパスイセンはダファデイルと呼ばれていたり、復活祭前のレントのころ咲くのでレントリリーと呼ばれたりします。
2010年はスイセンんの球根を掘り起こして秋に道路沿いに植え替えました。
今年はイマイチですが、来年はかなり咲くと思います。
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↓古くからあるラッパ咲きスイセン。庭や畑のいたるどころに生えています。
平凡な水仙ですが、名前がよくわかりません。上のスイセンより古くからある種類です。
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ここにはもう5年ぐらい植えっぱなしにしています。
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大杯咲きスイセン
多分「アイスフォーリス」かなと思います。
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2010年秋に掘り起こし、植え替えをしました。上のラッパ咲きスイセン2種と合わせて相当殖えていました。
2011年の春の様子。
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大杯咲きスイセン「フォルティッシモ」かと思います。
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大杯咲きスイセンは1茎1花で、副花冠が花被片の1/3以上で花被片より短いものです。
小杯咲きは1茎1花で、副花冠が花被片の1/3を超えないものです。
内側のオレンジが副花冠です。花被片は外の黄色で内花被片3枚と外花被片3枚です。
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12月に咲く小さな房咲きのスイセン
早咲きのこのスイセンはとてもよい匂いがします。一般的に香りのよいスイセンは房咲きが多いような気がします。
多分サーウインストンチャーチルかと。
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3ヶ所にありますが、ここは長い間植え替えていないのでボサボサ状態で花付きがよくありません。植え替えないといけないのはわかっていますが・・・
2008-12-18
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↓名前不明の房咲きスイセン
このスイセンは名前が分かりませんが、房咲きスイセンの「ガリル」に似ていますが、さっぱりわかりません。
カモミールと一緒に飾ってみました。どちらもよい香りがします。我が家の房咲きスイセンはすべてとても香りがします。
4-21
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よい香りといえばローズマリーやラベンダーなどのアロマセラピーによる非薬物療法が注目されているようです。(鳥取大学)
嗅覚は大脳に直接働きかける作用があるそうで、心地よい香りは認知機能障害を予防・改善するらしい。
香りのあるスイセンやバラも多分脳を刺激するのでは?
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毎年、寒さからか葉が変色してしまいます。4-5
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でも花は見事に咲いてきます。2010年に植え替えました。
4-13
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↓グランドソレドール?
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この房咲きスイセンもとてもよい香りがします。香りのあるスイセンで脳を刺激し、認知症予防しないとヤバイ今日この頃です。
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シカラミニウス系の「テイタテイト」。早咲きで小型のスイセンです。
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八重咲きスイセン
植えた覚えがないのに畑で突然生えたもの。
2008年春
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糸葉ズイセン(香りズイセン)
ジョンキルかな・・・ヨンクイラの特徴を持つ。
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原種系スイセンにはブルボコディム、ヨンクイラ、カンタブリクス、ミノルなどがあります。
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バタフライ咲スイセン
新顔の水仙(スイセン)トレポロです。
2009年
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面白い形ですね。カールしています。このトレポロは2011年は出ませんでした。
どうしたのでしょう?
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購入?したらしい水仙(スイセン)ですが、記憶がはっきりしません。
フリルースみたいですが?
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2008年は花が咲かないので忘れていました。ことしは4つ、花が咲いたのです。
これより中がもっとオレンジの水仙(スイセン)を3†4年前に購入したのは覚えているのですが・・・
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スイセンの育て方
他の球根類と同様、スイセンは一定の寒さに当たらないと開花しない性質があります。
鉢植えのスイセンも冬は外で充分寒さに合わせます。
日当たりと水はけがよい場所であれば、スイセンを育てるのは難しいことはありません。
地植えでは3†4年は植えっぱなしで大丈夫です。
◆スイセンの植え付け
●地植え(庭や花壇)
10†11月に植え付けをします。
間隔は2球入る程度で深さは2球分の土がかかるぐらい。
だから地面すれすれではなく、地面から2球分潜っています。
水やりは地植えは必要ありません。
鉢植えは開花までは追肥は必要ありませんが、芽が出た時に液体肥料(リン酸を多く含むもの)を施すと良い花が咲きます。
2010年はすべてのスイセンがあまりにも殖えてしまったので、分けて植え直しました。
植えっぱなしのスイセンはもうすでに根が出ていまいた。
手前はムスカリ 10-3
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関連記事 畑の同じ場所に植えてあります。
ムスカリの育て方 寄せ植えの画像 2007†2009
チューリップの育て方 各種のチューリップの寄せ植え
ヒヤシンスの育て方 花後の管理 ヒヤシンスとムスカリの寄せ植え
さて翌年の植え替えたスイセンの全体の様子です。
大きい球根も小さい球根も一緒に植えたので、まだパラパラとしか咲いていません。
来年はスイセン、ヒヤシンス、ムスカリ、チューリップがどう殖えるか楽しみです!
2011年春 4-5
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スイセンのコンテナ植え
10†11月に植え付けをします。
コンテナ植えの場合は狭いところでの観賞なので、地植えより浅く植えつけます。
間隔は1球か半球入る程度で深さは1球分の土がかかるぐらいで詰めぎみにします。
寄せ植えの場合は、ポリポットにまとめてスイセンを植えて育てておいて、花が咲くころになったらコンテナに入れて観賞し、花が終わったらコンテナのその場所に別の植物を植えてもいいと思います。
花の終わったポリポットのスイセンはそっくり根鉢を崩さないようにし地植えにしてお礼肥えをします。
水やりはコンテナの表面が乾いたら充分与えます。
スイセンのあとに同じ大きさの別の植物を入れておくとまた雰囲気の違ったコンテナができます。
繰り返し季節ごとに別の風景を作るためには他の植物は育ちの遅い葉物などにすれば管理が楽です。
例えばコクリュウ、ハクリュウ、1年ぐらいの単位だったらコニファーなどを取り入れます。
関連記事 コニファーの寄せ植え
スイセンの花後の管理
◆肥料
スイセンの花が終わったら、花柄を摘み、お礼肥をできるだけ早く施します。
カリを多く含む即効性の化成肥料を、一球当たり茶さじ2杯ぐらい株元にばらまきます。
または液体肥料(カリ分の多いもの)を週一、葉が黄色くなるまで施し続けます。
N・P・K同等量の肥料でも少なめの量を施し、カリ分の多いもの(草木灰、もみ殻くん炭など)を時々施しても効果的です。
チッソ分の多いもの(油かす)はお礼肥えには適していません。
油かすはチッソ分が多いので球根が大きくなっても腐りやすくなります。よく昨年は咲いたけど、今年はスイセンの花が咲かないと聞きます。
スイセンのような秋植えの球根は花後に球根を太らせるかどうかで次の年の花に影響します。
スイセンは花後、葉がだらしなく茂るので切りたくなりますが、絶対に切らないでください。
葉を切ると球根が栄養を作れません。自然に枯れるまで待っています。
もうひとつの球根を太らせる条件は光合成を盛んにするために日当たりがよいということです。
最低でも半日以上は日光が当たるところに植えておきます。
以上がスイセンの花を咲かせるポイントになります。
6月以降になったらスイセンの球根を掘り上げて、日陰の風通しのよいところで乾燥させ、秋まで冷暗所で保存します。
地植えでその場所が邪魔でないなら、スイセンの球根は掘りあげなくてもかまいません。
だいたい3†4年ぐらいを目安に掘りあげます。
スイセンはすごく増えるのですよ。4年も経つと1球が20球ほどになっています。
掘りあげた球根は無理にはがさず、よく乾かしてから分けます。
小さな球根も次の年には咲かなくても、1年間育てれば花が咲くようになります。
球根類は殺菌剤( オーソサイド、ポリキャプタン、ベンレートなど)消毒すれば完璧なのですが、私はまだ被害がないのでしたことがありません。
翌年の植え付けは大きい球根と小さな球根に分けて植えるところを別々にしたほうがよいです。
小さな球根は養生してから次年にデビューさせます。
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日本水仙(ニホンズイセン)はこちらにあります。
このページが長くなってしまったので移しました。
日本水仙(ニホンズイセン)
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ラテン名のNarcissusはギリシャ神話で美少年と言われるナルキソスNarkissosからきたとも言われています。
またギリシャ語のnarkeという「麻痺させる,昏睡,無気力」という意味の語からの由来ともいいます。
※スイセンの球根には神経を麻痺させるアルカロイドが含まれています。
narkeは英語の麻酔剤narcoticの語源だそうです。
ある小学校で、調理実習で作ったみそ汁を食べた児童5人が吐き気や嘔吐(おうと)の症状を訴えたとのこと。みそ汁に、校庭の菜園で栽培していたスイセンの球根をタマネギと間違えて入れたという。全員軽症ですみましたが、スイセンには中毒症状を起こす物質が含まれており、食中毒とみられているとのことでした。
2011年にもある小学校で、調理実習で作ったギョウザを食べて、食中毒の症状がでて病院に運ばれたという。ニラと間違えてスイセンの葉を入れたのが原因という。
スイセンを薬用(外用薬のみ)に利用するときは、金属以外のおろし器ですりおろし、小麦粉を入れて練り患部にはるそうです。腫れ物や肩凝りに効くとあります。
そのことでスイセンの球根に思い出があります。
私が母乳を与えていたころ、何回か乳腺が腫れて熱がでてしまいました。
そのとき義母がスイセンの球根をすりおろして小麦粉と混ぜ、おっぱいに貼ってくれました。昔から伝わっている民間療法ですが、医学的にも証明されているのでしょうか?
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