●ハーブ モナルダ(ベルガモット)の育て方

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モナルダ(ベルガモット) このベルガモット(モナルダ)は草丈30†40cmのタイプです。2008/7-8


モナルダ(ベルガモット)  シソ科

原産:北アメリカ
別名: ビーバーム タイマツバナ(松明花)
花期: 7†9月
花色: 赤色、紫色、桃色、白


★モナルダ(ベルガモット)の育て方★

モナルダ(ベルガモット)の赤や藤色の花が燃え立つ炎のように咲くようすは、タイマツバナの和名にぴったり。耐寒性のある宿根草花なので、一度植えつけると、数年間は毎年花を咲かせます。

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モナルダ(ベルガモット)の花   2008/7-8


ベルガモットの名は、葉と花にイタリア原産の柑橘類のベルガモット・オレンジに似た芳香があることからつけられたそうです。アロマテラピーで使用する精油はこちらのベルガモット・オレンジです。
紅茶のアールグレイは中国茶やセイロン茶をベースにベルガモット・オレンジの香りをつけた古典的なフレーバーティです。



■モナルダ(ベルガモット)の植え付け

モナルダ(ベルガモット)は暑さ、寒さに強く、育てやすい宿根草花です。

日当たりが良く、水はけのよいところが望ましいが、半日陰でも育ちます。

植えつける場所にたっぷりの腐葉土をいれます。
秋または早春にモナルダ(ベルガモット)の苗を入手したら、緩効性化成肥料を混ぜて株間40†ぐらいにして植えつけます。
有機質の多い、肥沃な土を好み、水はけがよく、適度な湿り気のあると元気よく育ちます。

鉢植えは赤玉土6、腐葉土3、バーミキュライト1の割合で混合します。

モナルダ(ベルガモット)は大きいものでは草丈1m前後に育つので、花壇では後方に植えるとよい。
草丈が小さいものもあり、こちらは前方に植えるようにします。
我家のモナルダ(ベルガモット)はコンパクトのタイプ(草丈30cm)なので、枝も乱れずにいるので気にいっています。

また、普通のモナルダ(ベルガモット)はまとめ植えすると群れて咲き、美しさが引き立ちます。


■モナルダ(ベルガモット)の水やり
7†9月の真夏の乾燥に弱いので、直射日光をさけ、コンテナは水切れしないように注意し、鉢の表土が乾いてからたっぷりと水を与えます。(日中は水やりは避けます)



■モナルダ(ベルガモット)の植え替え・殖やし方
地植えの場合は植え替えは必要ありません。
鉢植えの場合は根が詰まってくるので、1年に1回、株分けの際に植えかえます。

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モナルダ(ベルガモット)の株分け 4-18


モナルダ(ベルガモット)の殖やし方
春の新芽が伸び出す前か、秋に地上部が枯れてから株分けをします。
5†6月(秋)になったらさし芽(さし木)もできます。
また、春にタネをまいて育てることもできます。
種まきの適期は4月ごろで、本葉が6†7枚になったら定植します。開花は翌年の7†8月になります。
なお耐寒性があるので防寒対策は必要ありません。


■モナルダ(ベルガモット)の病害虫
枝が混み合ってくると風通しが悪くなり、うどんこ病が発生しやすくなります。
2†3年に1回は、刈り込みを行って整枝しましょう。

■モナルダ(ベルガモット)の収穫時期
葉は5†10月に随時収穫できますが、開花寸前の6月下旬ごろが香りも強くおすすめです。
また、花は7†8月に収穫します。


■モナルダ(ベルガモット)の利用法
花と葉をハーブティーとして利用できます。
花びらをワインやティー、クッキーに入れて楽しむのもいいですね。
ドライフラワー、ポプリにしても色が鮮やかです。

モナルダ(ベルガモット)の柔らかい若葉はサラダの風味付けに、乾燥した葉はティーに利用します。
テイ†には鎮静・睡眠作用があります。

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