カモミールは"大地のリンゴ"と呼ばれているハーブです。
我が家では4†6月になると、こぼれ種からのカモミールの花が畑いっぱいに咲きます。ジャーマン種とローマン種がありますが、我が家のカモミールはジャーマン種です。
ジャーマンカモミール
別名:カミツレ、センテッドメイウィドー。
ジャーマン種は一年性です。
ローマンカモミール
「香りの芝生」となる多年草で、全草が利用できます。
別名:ペレニアル カモミール
ダイヤーズカモミール
別名:紺屋カミツレ
黄色い花を染料に用いる。
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カモミール畑にて
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カモミールの花畑
カモミールの育て方
日当たりと水はけのよい良い場所を好みます。
土質は選ばず丈夫に育ちます。
私の場合は畑で育てているので、そのままで何もしていません。
なにしろ畑いっぱいなので・・・ 放任の育て方です。
でもそのまま何もしないで咲かせてしまうと、カモミールの株が早く終わってしまいます。花を摘みながら風通しをよくするように透かしてあげると花も長い間咲くようです。
新芽やツボミにアブラムシが付きます。
付いたときは牛乳をスプレーしたり、アブラムシの付いたところを切ってしまったりしています。
最近はこれも放任していますが、天敵のテントウムシが活躍してくれているので、あまりアブラムシはつきません。
コンパニオンプランツ
カモミールは「植物のお医者さん」といわれています。植物によい成分を出して病気の植物を元気にしてくれるらしいのです。
またアブラムシを寄せ付ける性質を持っているので、野菜などを育てている近くにカモミールを植えると、野菜にはアブラムシが付きにくくなるので、農薬の量を減らすこともできるとか。
効果のほどはわかりませんが、そういうことで我が家の畑ではハーブティーよりコンパニオンプランツとして利用が主です。
放任なのでカモミールは畑のいたるどころに生えてきます。必要に応じてそのままにして花を咲かせたり、または刈り取ってバラの木の元に置いたり、野菜のマルチング(敷きわら)としても利用しています。
なので畑のいたるどころに秋になると、こぼれ種からカモミールが出てくるのです
野菜はタマネギ、カブ、キャベツなどと相性がよいそうです。
カモミールの種まき
酸性に傾いた土地の場合はあらかじめ苦土石灰を施しておきます。
秋は(9月下旬†10月)に、春は(3月下旬†4月)にかけて種をまけば簡単に育てられます。直まきでもいいし、種まき用土を入れた育苗箱などにばらまきでも。
秋まきは冬に大株になると霜や雪で枯れるので、あまり早くまかないほうがいいようです。畑で自然に芽が出たのを観察していると、そうなります。小苗で冬を越しましょう。
春まきは夏の暑さや蒸れに弱いので、直射日光を避けたり、株元をマルチングして乾燥を防いであげます。
植え付けは肥沃な土地は間隔を30cmぐらい離します。1株でもかなりの大株になります
冬のカモミール
カモミールはこのような状態で冬を越します。
12-10
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収穫
晴れた日の午前中が良く、摘み取った花は、風通しの良い場所で陰干しにして乾燥させます。
5-4
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カモミールの花とバラの花
5-25
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カモミールの花とチドリソウの花
6-12
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カモミールとバラの花のアレンジメント
アレンジといってもただコップに入れただけのものですが・・
畑に咲いているバラの花と・・
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ハーブティー
ハーブティーとして利用されるのはジャーマン種。
私はよくレモングラスやミントと一緒にハーブティーにしますが、胃腸の調子が悪いときなどは良いような気がします。
気持ちよく眠りたいときは、カモミールとレモンバーベナをブレンドします。
消化促進、リラックス効果があるといわれています。
カモミールの効用
カモミールは発汗作用もあり、風邪や冷え性などにもいいようです。
マザーハーブ(母の薬草)とも呼ばれているジャーマンカモミールは、消炎作用、便秘解消、月経痛の緩和、生理不順、美肌効果にもいいようです。
またカモミールは火傷などにも炎症を抑える効果があるようです。
化粧水もいいみたいですよ。
◎ネットで見つけたカモミールを使った化粧水
†ドライタイプのジャーマンカモミールと精製水、グリセリンを使った化粧水。
・精製水100mlとジャーマンカモミール(小さじ1)を鍋に入れて加熱する
・十分に煮出して、自然に常温になるまで冷ます
・常温になったら、グリセリン(薬局にある)を加える。
†目の回りのクマ対策 のカモミール化粧水
材料
乾燥したカモミール30g
米100%の日本酒720ml
グリセリンカリ液100cc
・まず煮沸消毒した密閉容器に入れたカモミールを日本酒で抽出します。
・その後キッチリフタをして冷暗所で1週間、寝かせて下さい。
・1週間後この抽出液を珈琲用ペーパーフィルター等でこします。
・それに グリセリンカリ液を加えれば完成です。
朝晩2回、コットンなどに含ませて、気になる部分を中心に軽くパッティングするか、 目の下に直接のせて5分ほどパック!
†私が考えたもの
普段使っている化粧水を小分けしてそこにカモミールを煮出したものを冷ましてから入れる。
※注意
念のためカモミール化粧水は腕の柔らかい部分で試してからお使いになってください。
カモミールが体に良いとかいっても多量摂取は避けてください。
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