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ペチュニアは初夏†秋まで次々と花を咲かせ続けます。
八重咲き種もあり、草姿にも立ち上がってこんもりと茂るブッシュタイプとほふくするように広がるカスケードタイプや小輪タイプがあります。
十二衣(ひとえ)、サフィニア、リトルホリデー、キリンウェーブ、サルサ、ブリエッタ、エミネリアなどのたくさんのシリーズものがあります。
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ペチュニアの近縁種にカリブラコアがあります。最近まで同じペチュニアの仲間だと思っていたのですが、少し違うみたいですね。
ミリオンベルも育てましたが、ミリオンベルはカリブラコアの仲間ですって・・・紛らわしいです。
ペチュニアは実生系品種とさし木から育てられる栄養形品種とに大別されます。
私はペチュニアは毎年タネからではなく苗から育てています。
前は種から育てていましたが、現在は新しい品種が毎年出回っているので気に入ったものを選んで育てています。
ペチュニア苗の選び方は間延びした徒長苗や下葉が枯れ落ちた苗は避けます。
病気、芽数、葉色などにも気をつけて選びます。植え付けの適期はヤエザクラの咲くころです。
★★一般的なペチュニアの管理・育て方★★
■植え付け前にすること
購入後、花が咲いていてはかわいそうに思いますが、ためらわず長くなった場合は半分の長さにカットします。
がっちりしていて短い姿でしたら、2節を残し先端を摘心(ピンチ)します。
ペチュニアの花がたくさん咲くためですから、ここは思い切って切ってください。
根が真っ白になって回っていたら、根鉢底に十字の切れ込みを入れて軽くほぐしておきます。
こうしないと新しい用土に植えても根が張りにくくなります。
それから植え付けは下葉が土にかからないように1cmぐらい浮かすような感じで浅めにします。
風通しをよくし、蒸れを防ぐためです。下葉が黄化したものは取り除きます。
次のポイントは摘心(ピンチ)を繰り返すことです。 (芽の数を増やし花の数が増やすため)
株の長さが10†15cmになったら天芽の柔らかい部分をピンチします。
2†3度ピンチを繰り返します。ピンチをすると芽の数が相当増えることになるのです。
その際株の中心が間延びしないように特に短めにピンチします。
芽の数は花の数になるわけですから、たくさんの花を咲かせるためには摘心(ピンチ)は重要です。
摘心(ピンチ)を繰り返したペチュニアの花が咲き始めたところ
2007/5-13
このあと満開になり姿が乱れたためまた半分くらい切り戻してから摘心(ピンチ)をした。
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上から約1ヶ月、切り戻しからは2週間弱?でこんもりしてきた
2007/6-14
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早いですね。ペチュニアの花が咲きました。
6-21
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害虫では、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニなどが発生します。
ときどき葉の裏やつけ根をよくチェックし、見つけしだい殺虫剤や、殺ダニ剤を散布します。
病害虫は風通しが悪いと発生しやすくなるので、予防には風通しをよくしたり、込みすぎた枝をすかしたりします。
■栽培場所
日当たりの良い場所で栽培します。ペチュニアはお日様が大好きです。
庭植え、コンテナ植えともに、水はけのよい土が適しています。
庭植えで水はけが悪い場合は、レイズドベッド(高床式の花壇)にして水はけのよい土を入れるとよいでしょう。
■水やり
鉢植えのペチュニアの水やりは、乾かし気味にすることがポイントです。
土の表面が十分に乾いてから、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
水をこまめに与えすぎると株が軟弱になり、根腐れする場合が多いので注意します。
台風の後、外に置いた鉢植のペチュニアが突然枯れてしまいました。その原因は必要以上に水やりをしたためです。今年は2鉢もありました。
■肥料
植えつけの際に元肥として、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を1株あたり4†5gほど混ぜておきます。
花の咲いている間は、1週間から10日に1回ほどの割合で、即効性のある液体肥料
(N-P-K=5-10-5など)の1000倍液を水やり代わりに施すと、さらに生育がよくなります。
ペチュニアのさし芽 7/1
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■さし芽
切り戻した枝でさし芽をすることができます。(5†6月が適期ですが春・秋でも発根します)
さし穂を斜めに切って鹿沼土またはさし芽用の土に挿しておきます。
花芽や下葉をとってから箸などで穴をあけて挿します。
邪道かも知れませんが、私は下の水受けに水を入れておきます。空いている所にダメもとで何でも挿しておきます。この方法は出窓に置いて秋†春にかけてのほうが成功します。でもペチュニアはいつでも発根率がよい。
■切り戻し
ペチュニアも7月中旬†下旬になると草姿が乱れてきて、花も枝先のほうしか咲かなくなってきます。
この時期に切り戻しを行って草姿を整えると、最も暑い時期に株を休ませて形を整えると同時に、花数も多くなり秋にもう一度花をきれいに咲かせることができます。
私は梅雨†夏にかけて2回ほど切り戻しをして株を更新しました。
切り戻しの際、追肥として緩効性の化成肥料を1株あたり3†5gほど施すと、株の勢いが戻りやすくなります。
※以上は昔からある普通のペチュニアの育て方でした。
ペチュニア「さくらさくら」
2010年から多分杉井明美さんの「さくらさくら」かと思うのですが、手間無しのペチュニアが咲き始めました。
これはどうして我が家にあるのかなぞです。昨年は苗を頂いたのか購入したものか思い出せません。
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・・・なぞというより単なる老化現象ですね (・_・;)アセアセ
「さくらさくら」ということにしておきます。
この淡いピンクがなんとも上品で最も好きな花のひとつになりそう・・
種ができないので花摘みもしなくてすみます。
「さくらさくら」が上のように咲くまでの画像です。
昨年の画像がなくなってしまったので、2010年春からです。
「さくらさくら」の花が咲き始まりました。
2010-5-18
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花が咲き始まり、もったいないけれどピンチして花壇に植えました。
ペチュニアは最初にピンチして枝数を増やさないと、花数が多くできません。
5-22
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花が咲き始まりましたが、一ヶ月経っても大きさ的にはあまり変わりません。
この時期は梅雨なので、雨がまめに降っていました。
6-21
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晴れて暑くなり7月中は大きく育ちました。どういうものか向こう側(南)に伸びていかないで、手前のほうに伸びてきてしまいます。
手前が北なのですが、夏は真上から日が当るので方角は関係ないかも。
手前が車の通り道なのでヒヤヒヤしていて、石を置いてカバーしているつもりです。
8-8
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今年の猛暑の中、可憐な花を咲かせています。花色がステキです。
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午後から木漏れ日が当たるところなので、ほとんど水やりはしませんでした。真夏でも次々に咲いているので8月中に化成肥料をまわりにパラパラまいて、そのときだけ水やりしました。株が大きくなっても部分的に禿げないできれいな姿です。
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このままでは冬に枯れてしまうかもしれないので、来年のために2†3本だけさし芽をしようと思います。
※注意
パテント商品(オリジナル商品)の場合は繁殖(はんしょく)が制限されています。自宅で楽しむだけにしましょう。売買すると罰せられます。
ペチュニア「さくらさくら」 2011年度
秋にさし芽をしておいた「さくらさくら」がさし芽床で咲き始まりました。
5-26
庭に植えてみました。昨年より日当たりの良いところです。
これで大きくなって花いっぱいになるでしょうか? たよりないお姿です。
6-7
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雨の多い時期は育ちませんでしたが、晴れて暑くなった時期から成長が早くなり,このようになりました。
7-25
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1本でもたくさん咲いています。(間違いで、3†4本でした m(__)m)
2011-8-14
↑2012年には、このピンクの「さくらさくら」のこぼれ種から白になったのです。
あまりにも白がきれいなので、2013年はその白のペチュニアをさし芽で殖やしてから植えました。
その様子は制作中
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ペチュニア「ほおべに」 2010年度
ペチュニア「ほおべに」を同じ場所で昨年育てました。
2010-8-7
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昨年さし芽をしなかったので、今年は「ほおべに」をあきらめていました。
そうしたら枯れずにいたのでしょう。芽がでてきました。右下の大きめの葉。
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この日、初めて花が咲きました。
「ほおべに」の名前の由来がわかるでしょう(*^o^*)
6-25
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やはり車の出入りする空いているところに伸びていきます。
植物は空きスペースが感知できるのでしょうね。不思議!
「ほおべに」が2本あるかのように見えますが、1本です。
8-1
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8-1
「ほおべに」を大きな石の上に載せ、手前に伸びていた枝を左右に分けました。
「ほおべに」はほとんど種はできませんが、たまに花後に種のような硬いものが膨らんでいます。
この種をまくと面白いかもしれませんね。どんな花が咲くでしょう・・・
別の種類を交配させてみても面白い花が咲くかもしれません。一度挑戦しましたが、種ができませんでした。
明日咲く花を開き、今日咲いている雄しべの花粉を雌しべに付けます。
そんな方法でできた種をまいて苗を育てて、花を咲かせます。育種といいますが、きっと面白いでしょうね。
8-1
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ペチュニア「ほおべに」、「さくらさくら」とカリブラコア(濃い紫)の全体の様子
8-7
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全体の画像は薄く写っていますね・・
近くでみるともっと濃くてとてもきれいなペチュニア「ほおべに」!
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先祖返り(?)の花(左)もあります。種をまいたものではないのに徐々に違うものになっていくようです。
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ペチュニア「ほおべに」 2011年度
ペチュニア「ほおべに」の根がこの年も生きていました!
ご覧のようにガレキが散乱していますが・・
大震災で屋根の瓦と塀が壊れてしまい、我が家の花壇には小さなガレキがまだ出てくるのです。除草作業などで出てきたものを取りあえず通路にポンポンとすてるものですから見苦しくなっています m(_ _)m
7-18
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プランターのイチゴのランナーも伸び放題になっています。
このペチュニアの株元はというと・・・
7-26
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ハーブルメックスの株元にありました。先日「ルメックス」の株元を思い切りザックリ刈り取ったばかりです。
一緒にペチュニアを刈り取らずにほっと胸をなでおろした次第です。
運の良かったペチュニア「ほおべに」にこれからも幸せがいっぱいありますように・・・
白くなっている葉のない右下の茎が「ほおべに」
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今年は薄いピンクのところに点々が現れたペチュニア「ほおべに」の花。
シミのように見えるので、今年咲き終わったら終了にします! でも点々模様って面白い?
さし木などで何代か経つとウイルス病にも侵されるとか・・・これもそうかな?
7-26
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サーモンピンクのペチュニア
通りがかりの家のペチュニアです。育てているかたとお話して撮らせていただきました、
8-27
この色はサーモンピンクというらしい・・・上品な色です。
8-27
私もその日は遠くで竜巻を見て写真を撮りました。
我が家の寄せ植え
ペチュニア サーモンピンクの寄せ植え 制作中
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2012年のペチュニア
ブラックペチュニア
赤紫地に緑の縁どりのペチュニア「綾(あや)」
実際はもっときれいなのですよ。晩秋まで地植えにした綾(あや)ちゃんはよく咲いていました。
2012-9-13
ど根性ペチュニア
ど根性シリーズ 記事制作中
アスパラガス
チューリップ
2010年の我が家のど根性ペチュニアはブロック塀と舗装の間の隙間に生えてきました。
何年か前(5†6年)にペチュニアのハンギングを置いたあたりの下なので、種がこぼれたのかもしれません。一般的なペチュニアみたいです。
2010-6-16
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もう一つあります。
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この花はサフィニアに似ています。枯れないでこの記録的な猛暑を乗り切って頑張っています。
5-22
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ペチュニアに限らずいろいろ育てていると物語ができて面白いですよ。
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