●イチゴ プランター栽培記

イチゴ プランター栽培記(2010年秋†2011年)
通常は秋に一季成りイチゴの苗を入手するのですが、2011年春に「レッドパール」と「章姫」の苗を購入しました。(下記のビックスイートやグルメスイートは前年秋に購入)

レッドパール
愛媛県の生産者が「とよのか」と「アイベリー」を交配。
レッドパールは中まで赤く、ケーキ、高級菓子用だそうです。

3-5 レッドパール
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クラウンが大きくなっていてもうすぐ花が咲きそう・・
3-5
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レッドパールと章姫をポリポットからプランターに植え替えをしました。
プランターで使用した土を再利用した「ダンボールぼかし肥料」を冬の間に作っておき、市販の培養土3に対し1の割合で混ぜてみました。まだ発酵が不十分みたいなので、早めにプランターに混ぜてたまに水をかけて置いてあります。ぼかし肥料を入れるときは完熟以外は1ヶ月以上前から混ぜておくようにします。すぐ使いたいときには、根に当たらない上のほうか離れた脇に置くようにします。

日付を見ていただくとお分かりのように大震災の翌々日です。
しばらく放っておいたプランターにレッドパールと章姫の苗を植え、苗と苗の間にはぼかし肥料をひとつかみ入れてあります。
レッドパール(右)、章姫(左)
3-13
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我が家でも屋根やブロックや壁などが壊れてしまい、イチゴの植え替えどころではないのですが、まだ直後なので頭が「大変モード」の切り替えにならず、案外こういう日常的なことをしていたのでしょう。画像の3-13には瓦やブロックの崩れたものがそのままの状態でした。

現在11/16 ですが、よくイチゴの植え替えをしたと画像を眺めて新たに思いました。取り敢えずやれることをしていたのでしょうね。そのあと水やりもキチンとしていましたし・・・
3-20
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軒下にプランターを並べているのですが、余震のたびに少しずつ崩れてきます。さらに雨が降ったら悲惨です。乾くとこのようにイチゴの葉っぱが白くなってしまいます。我が家の屋根は45年前の土瓦ですが、粘土を使っているのです。雨樋も壊れてしまっているので、粘土が溶けた雨が軒下を直撃してくるのです 。゚(/_\)゚。
4-3
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イチゴに春が訪れました (⌒o⌒)
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何も手を加えなくても虫が飛んでいたようで、授粉がうまくいったようです・・
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ゴールデンウイークには屋根の瓦の残骸は大きなものは片付けましたが、細かなものはまだしないでそのままです。

↓ 初収穫! まぁまぁ大きい実がなりました。
5-23
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一つだけ特別ジャンボな実がなったレッドパールです。
そりゃもう格別な味がしましたよ。もちろん食べたのは栽培した人です v(^∇⌒*)⌒☆
6-8
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この頃になると雨が多くなり、このプランターは軒下ではなくジューンベリーの木の下に移動。
日当たりも悪くなってしまったし、肥料も足りないからか、あとのイチゴが小さかったですね。
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6-8
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イチゴ栽培農家では大きな粒が次から次へとできてきます。
今度はプランター栽培でもあのようにたくさん大きな実がなるように挑戦するつもり・・・です。
今年はまずはこのぐらいで満足しなくちゃ・・

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章姫
章姫のクラウン
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つぼみが見えています。
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すぐにでも花が咲く雰囲気。
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よく観察するとアブラムシがいます。アブラムシはウイルス病を感染させるとか・・

2011年のプランター栽培は放置状態と思っていたのですが、振り返ってよくよく考えてみたら、米のとぎ汁に少量の牛乳を入れて作った発酵乳酸を消毒代わりに薄めてまいていました。
アブラムシにはトウガラシ(ジョロキア)を煮詰めてから酢とニンニクを入れて発酵させたエキスを薄めてかけたりもしました。ジョロキアは2010年に栽培した世界一の激辛トウガラシです。
4-15
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プランターの縁が破れているのは屋根から落ちた瓦が当たったからです・・・
幸いなことに章姫に当たらずによかった。プランターが姫様をお守りしたのかも。
5-27
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↓章姫のイチゴ栽培の別記事もあります。
イチゴの育て方 プランター(ストローベリ†ポット)のイチゴの記録
↓関連記事(我が家で育てている小さなイチゴ)
ワイルドストロベリーの種類

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ビックスイートグルメスイート
左「ビッグスィート」 右「グルメスィート」
2010年秋に購入
10-29
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ビックスイート
大震災の前にも我が家は一ヶ所だけは雨樋が壊れていました。
大雨が降った次の日です。ちょうどビックスイートのポットに集中的に落ちてしまったようです。
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ビックスイートの根が網の目のようになっていました。
でもこんなに根が張っていたのにはビックリです!
12-5
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2011-2-11
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いびつなイチゴはすぐ摘果。筆などで丁寧になぞってあげればきれいな形のイチゴができますよ。
でも暖かくなればミツバチがくるので、いびつなイチゴは最初だけで、あとは綺麗な形のイチゴができます。ミツバチがこないベランダ菜園などでは筆などで丁寧になぞってあげればよいと思いますが・・  ハウスでは花粉交配用にミツバチの放飼いをします。
4-7
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約一ヶ月後のイチゴ「ビックスイート」。
このあと、形の悪いものや小さいのを摘果しました。
5-8
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ここからは「ビックスイート」が熟す過程の変化を見てください。
結構まめに写真を撮っていましたね。
5-22
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5-23
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5-24
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以上5日間の変化でした。
5-25
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「ビックスイート」右側、左側は「グルメスィート」
ビックスイートはあまり大きくなく、普通のイチゴの大きさでした。
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雨が降ったあとはまだまだ屋根からの泥水が落ち、跳ね返りでプランターやイチゴが泥だらけになります。よく病気にならなかったですね。
危ないところだけプランターをずらしますが泥はねだけ致し方ありません・・
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ビックスイート(日本デルモンテより引用)
驚くほど大きな果実は、芳醇な甘さと爽やかな酸味が持ち味、さらにビタミンCが普通のイチゴより30%以上多く含まれています。真っ赤に完熟させてから、美味しいイチゴをお召し上がり下さい。

とありますが、我が家のビックスイートは・・・
右側は2†3個は摘んだだあとのビックスイートですが、その名にふさしくない大きさですね。
グルメスィートと並んでも同じ種類に見えます。多分肥料が足りないからと思いますが・・・
花に液肥をかけたついでに同じ液肥を月に3回ほどかけていました。イチゴに適した液肥だったらもっと期待どおりの大きさになっていたかも・・・
それに秋はぼかし肥料が切れていたので、後に出来てから入れるのを忘れてしまったのかもしれません。ビックスイートがそれほど大きくならなかったのは何かわけがあるのでしょう。
2011年秋もランナーからの苗を育てているので、今度はしっかり育てるつもりです。

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グルメスィート
果肉の中まで真っ赤、酸味に富んだ濃厚な甘さと甘酸っぱい香りが特長のイチゴです。
(日本デルモンテより引用)

葉が少ないのに花がたくさん咲いています。
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葉が泥でかなり汚れています。
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寒い時期なので、ミツバチも飛んでいなかったのでしょう。
筆で撫でてあげれば授粉がうまくいきますが、そうしなかったのでこのようないびつなイチゴができてしまいました。気がついたら早めに摘んでしまいます。
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今回入手したイチゴの中では一番晩生タイプのグルメスィート(左側)
(実際は晩生タイプかどうかは?)
ようやく赤くなってきました。
6-11
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小さくてもプランターのイチゴはとっても美味しいですよ!
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晩生なのか、この季節でも熟しているグルメスイーツ。
小粒のグルメスィートは完熟させてからジャムにしたり、ケーキのトッピングなどに最適だそうです。
7-14
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今回の大震災を挟んでのイチゴ栽培は一生忘れられない思い出になりそうです。
震災から10ヶ月後に瓦の葺き替え工事をしました。
屋根のリフォーム 瓦の葺き替え工事

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