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イチゴの育て方 プランター(ストローベリ-ポット)のイチゴの記録

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イチゴの収穫 5-25

我家のイチゴの収穫 5-25   アシタバや山ウドとともに

↓最近のイチゴのプランター栽培です。(2010年秋~2011年) 
イチゴのプランター栽培
イチゴの露地栽培

最近はハウス栽培や輸入のイチゴが出回っているので、年中ありますがイチゴの旬は4~6月です。
緑の葉っぱ、白い花、まっ赤に熟した実など鑑賞用としても楽しめます。
私は毎年イチゴを育てていますが、最初は甘くなく酸っぱかったです。
でもこの方法で甘くなります。野菜とともにイチゴも育てると楽しみ倍増です。
イチゴは北アメリカが出身地で寒さに強く、気温15~25℃でよく育ちます。

イチゴの品種
宝交早生(ほうこうわせ)・・・ ビギナーの方には宝交早生(ほうこうわせ)がおすすめです。多果性で甘く、うどんこ病にも強くつくりやすい品種です。
その他はダナーなども。
最近よく売られている苗は女峰(にょほう)、豊の香(とよのか)、章姫、幸の香(さちのか)、ふさの香、アイベリー、紅ほっぺ、ビックスイート、レッドパール、桃香、蜜香、グルメスイート、とちおとめ(2011年から)など。
※宝交早生(ほうこうわせ)がおすすめとありますが、いろいろな品種を育てた結果は皆同じでした。
その他にも品種がたくさんあります。
あまおう、あすかルビー、北の輝、きたえくぼ、さがほのか、さやか、サンティア、ニューベリー、春の香、福羽、桃いちご(桃香と同じ?)、みつこ、明宝、・・

我家は2006年秋からの栽培は「章姫」という品種と昔から作っている「四季なりイチゴ」です。
「四季なりイチゴ」はお隣の婆ちゃんからもらったもので、たしか15年以上(2006年現在)は経っているのでは・・・(?)
病害虫の被害もほとんどなく粒も大きく味もいいのですが、名前が分かりません。
※後に名前をつけた栽培記はこちら↓
四季なりイチゴ「おしんちゃん」栽培記
その他の実の四季なりイチゴはこちら↓
四季成りイチゴ「紅茜」栽培記
四季成りイチゴ「桃娘」栽培記
四季成りイチゴ「夏姫」栽培記 
今年(2006年)は果実が大きく、甘味と酸味のバランスも良く、香りが高いという「紅ほっぺ」を植えてみました。
「紅ほっぺ」は1本だけなのですが、四季なりイチゴ、章姫ともに並べて植えました。
こういうふうに品種の違うイチゴを一緒に植えても味の影響はないのかしら?

イチゴのプランター栽培
■イチゴの容器と用土
イチゴ栽培は深さ20cm以上のプランターを用意しましょう。
腐葉土を多く含む用土を用います。
例:赤玉土5:鹿沼土2:腐葉土3
イチゴ専用培養土、または野菜専用培養土もあるので、初めてのかたはそちらを利用したほうが簡単です。
私は腐葉土の代わりに自前のぼかし肥料を使っています。米ぬか中心のぼかし肥料なので甘いイチゴができます。そしていちご専用の肥料を使用しています。
前はぼかし肥料を混ぜていなくて堆肥でしたが、そのときは活力液(剤)を与えていました。
それだけでも十分甘かったです
私の甘いイチゴがなるコツは堆肥やぼかし肥料を入れ、いちご専用肥料や活力液(剤)を使うことです。
※活力液(剤)を植え付けのときや時々水やりのときに与えたり葉にかけたりすると、超甘いイチゴになります。活力剤を与えた年と与えない年では甘さがまるで違います。
活力液(剤)はほかにも花が一段ときれいになり、たくさん咲きますよ。

植え付けの10日~2週間前に10㍑あたり10gの苦土石灰を加えて中和し、1週間前に元肥として緩効性有機肥料あるいはいちご専用肥料を施しておきます。
この緩効性有機肥料やいちご専用肥料はぼかし肥料と同じようなものと思っていますが違うかな?

■植え付け
イチゴの苗は秋に出回りますから、10月上旬から11月上旬に植え付けます。
よい苗はクラウン(地際の茎部分)が太く、本葉が3枚以上はあるもの、葉に虫食いや斑点のないきれいなものです。

葉の付け根の生長点(クラウン)が少し見える程度の浅植えにします。
深植えだと芽にダメージを受ける。←ここがポイント
普通の細長のプランターで3本植えます。
我家は一昨年の秋にはストローベリ-ポットにイチゴの苗は「章姫」を3本植えて、残りの植え穴にはオダマキ、ミヤコワスレを植えてみました。

植え付け直後は苗の生育を促すため、こまめに水やりをします。←ここがポイント
乾くとすぐにダメージを受け、ひどいときは枯れてしまいます。
寒い時期の11月~2月までは休眠期なので、乾いたら水を与える程度でよいが、3月中旬頃から生育を始まるので土が乾きすぎないように注意します。そして黄色くなった古い葉を順次取り去ります。

ストローベリ-ポットのイチゴ
2006年のイチゴ
ストローベリ-ポットへイチゴ「章姫」の植え付け 
ぼかし肥料をたっぷり(普通の野菜専用の用土に3割ぐらいかな)入れて・・・・ 
2006/10月下旬
ストローベリ-ポットのイチゴの植え付け

植え付けてからは1月下旬ごろまでは寒さに当ててください。 ←ここがポイント
晩秋に花が咲くことがありますが、実が赤くなるのにはかなり加温する必要があります。
普通はあきらめて花は摘んでしまいます。

■追肥
2月下旬~3月上旬に追肥します。
そのときイチゴの根の上に直接まくと、根が肥あたりして、場合によっては苗が枯れることがあります。
私も何回か経験しました。コンテナの場合は規定に薄めた液体肥料がよいかもしれません。

プランターやポット仕立てのいちごはなぜか同じ種類でもとても味が良いし甘い。
トマトの場合はストレスを与えると甘くなるというが、イチゴも同じことがいえるのかな?
甘いイチゴの育て方は案外こういうことだったりして・・・
人間も多少のストレスは必要なんですって! いい味が出るのかも (=∩_∩=)?


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2007年のストローベリ-ポットのイチゴ
■収穫
赤く色づいたばかりのイチゴは酸っぱいので、充分熟してから温度が低い午前中に果実に触れないように摘み取ります。
完熟イチゴは栽培している人の特権! 朝の水やりのときにパクリ・・・
2007/6-16
DSC01739-1.jpg

植えた翌年(2007年)のストローベリ-ポットのイチゴの実・・・このイチゴは特別甘かったですよ。
いかにも蜜があるような光具合でしょう・・・
この「章姫」というイチゴは一季成りイチゴだと思うのですが、秋にもイチゴの実がなったのですよ。
大抵イチゴは1年限りと考えでいたので、収穫が終った2007年の夏に抜こうとして思い切り力を入れたのですが、どうしても抜けませんでした。
鉢を壊すか植物達を枯らすかの選択をしなくてはいけませんでした。優柔不断で決められなくて、枯れそうになるとつい水を与えていたら、ナント秋にも花が咲いて実が赤くなりました。四季なりイチゴではないのにこういうこともあるのですね。
2007-10-26 「章姫」
DSC05854-2007-10-26-1.jpg


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2008年のストローベリ-ポットのイチゴ
これはそのまま冬を越したストローベリ-ポットの寄せ植えです。
「章姫」というイチゴはそういった四季なりイチゴの性質があるのかしら?

春にまたイチゴの実がなり、オダマキミヤコワスレの花が咲き始まりました。イチゴは長いこと育てていますが、2年越しの実は初めてです。
「イチゴの恩返し」なんちゃって・・・
※抜こうと思っていたので活力剤を与えていませんでした。
 やはり活力剤を与えていたイチゴのときと違い、少し酸っぱいというか普通の市販のイチゴの味でした。土もそのままでしたし、ぼかし肥料も入れていなかったし・・
でも鉢植えなので、花も植えてあったので、液肥は規定に薄めて月に2度ほど与えていました。


オダマキの花とミヤコワスレの花とイチゴ

オダマキの花とミヤコワスレの花とイチゴの実   2008-5/24
前年はオダマキの花は咲きませんでした。


なんと2008年9月にも1本のイチゴにまたまた実がなりました!
他の2本のイチゴは枯れてしまいましたが、この1本は長生きイチゴです・・
さらに10月にまた花が咲き始まり、今11月上旬には実も膨らんで2cmぐらいになっています。
    ・・・いったいいつ抜いたらいいんだい?


ストローベリ-ポットの長生きイチゴ
2008/9-19  
DSC05249-9-19-1.jpg

上の見えない部分は青紫蘇が自然に芽生えたのをそのままにしておいたもので、草丈は高くなっていて、穂が出ている。

イチゴが赤く色づいてきました。もちろんこの後おいしく食べましたよ。
2008-11-16
DSC06315-2008-11-16-2.jpg


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この年の画像があったのですが、消えてしまったので春~秋は省略・・・
2009-11-20

2009年のイチゴ
IMG_0606-2009-11-20-1.jpg

2009年の秋~冬も軒下でちゃんと実がなりました

IMG_0609-2009-11-20-1.jpg


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2010年のイチゴ
2010年も同じポットでこの「章姫」はあります。
冬にストローベリ-ポットの用土が少なくなったので、上から自前のぼかし肥料を入れておきました。親株からランナーが出たのを右においたら根が張ってきたようです。
2010-3-23
IMG_1906-3-23-2.jpg


その親株ですが、茎が太くなっています。よくわからないのですが、2006年からの同じ株ではなく親の脇から自然に分かれた株かと思います。

IMG_3085-2.jpg


アブラムシがたくさんついていますね・・有機物やチッソ分が多いとアブラムシが付きやすいらしいですよ。
手っ取り早いのは牛乳を少し薄めてスプレーすることです。牛乳の油分が気門をふさぎ息ができなくなってアブラムシを退治することができます。 
2010-4-19
IMG_3043-2.jpg


結局牛乳スプレーをしないでも自然にアブラムシがいなくなってしまいました。
これはきっとテントウムシかその幼虫、もしくは違う天敵が退治してくれたかも?
気が付かないうちにいなくなってしまったのです。庭でも畑でも暖かくなった連休前後にはテントウムシが目につくようになりました。
※最近の我が家の畑や庭にはアブラムシの天敵のテントウムシやヒラタアブ類、カマキリ、クサカゲロウの幼虫などがたくさんいます。きっと消毒や除草剤を全然しなくなったからかと思います。
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
家庭菜園 天敵としてのカマキリ
クサカゲロウの幼虫
ヒラタアブ類
寄生蜂は現在制作中。


ランナーからのこどものイチゴ
ほったらかしの状態なのでランナーを付けっぱなしです (ρ。q)
花が咲きそうです。
2010-4-19
IMG_1907-1.jpg


途中ですが、ここで画像が終わりです。
イチゴの花がどうなったかは全然覚えておりません m(_ _)m
同じストローベリ-ポットでその後もイチゴを植えていますが、ワイルドストローベリー3種と古くからあった大実の四季なりイチゴです。
ワイルドストロベリーはこちら↓
ワイルドストロベリーの種類