スティック(茎)ブロッコリーの育て方とスティック(茎)ブロッコリーの育つ様子の画像
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茎ブロッコリー(スティックブロッコリー)の収穫
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ブロッコリーはローマ人によってケールから改良されたものだそうです。
ケールやキャベツは葉を食し、ブロッコリーやカリフラワーは花蕾(からい)を食します。
ブロッコリーは早生種や中性種、晩生種などがあり、従来の頂点の花蕾を主に収穫する品種と、横からでる花蕾を収穫する品種があります。
横からでる花蕾を収穫する品種のスティック(茎)ブロッコリーとはキャベツの仲間の中国野菜の「カイラン」と「ブロッコリー」を交配してできた新品種だそうです。
私もスティック(茎)ブロッコリーは知らないでいて、昨年(2007年)テレビを見て初めて知りました。
早速、秋にスティック(茎)ブロッコリーを3本植えました。 「スティックセニョール」という名前です。
その結果、初冬~春まで収穫でき、とても満足する結果がでました。
スティック(茎)ブロッコリーは葉っぱの元に花蕾ができるので、葉の数がたくさんあればその分花蕾ができるという勘定になりますが・・・その点は初めてのことなのでよく分からず、ただ育てただけです。
スティック(茎)ブロッコリーは全体的によりブロッコリーより草丈が高くなりますが、栄養価もブロッコリと同じように高いのでは(?)と思います。
一般のブロッコリーよりも暑さに強いらしく、真夏でも収穫できるのが特徴とありますが、夏は栽培していませんからよく分かりません。
・・そういえば春にホームセンターにスティック(茎)ブロッコリーの苗が並んでいましたよ。
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スティック(茎)ブロッコリーの育て方
普通のブロッコリーとスティック(茎)ブロッコリーやカリフラワーは育て方(管理)は同じです。
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家庭菜園では種をまくより苗から育てたほうが管理が楽です。
■植える場所の準備
降雨後に株元やその周囲に水たまりができないように、高さ5cmくらいの畝(うね)を作ります。
植える2週間前に苦土石灰を1㎡あたり100g蒔いて耕しておきます。
ブロッコリーの植え付け1週間前に堆肥1kgと化成肥料(窒素10:リン酸10:カリ10)を50~60gを蒔きよく混ぜておきます。または堆肥(たいひ)や油かすまたはぼかし肥料などを多めに施します。
私は自前のぼかし肥料を約3kg入れて耕しました。たくさんぼかし肥料を入れすぎたかな?
でもブロッコリーはキャベツの仲間なので比較的肥料を必要とします。
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一応の肥料の目安は述べていますが、長年の感(?)と丸い性格のため、ほとんど量ったことはありません。
化成肥料は多いと肥やけしますが、ぼかし肥料は多少多めでも気にしなくて大丈夫なのです。
どんな作物でも、我家では自前の米ぬかや油かす、おから、鶏糞、モミガラ、落ち葉などのぼかし肥料主体です。
でも近所の農家では化成肥料だけで野菜を育てている人や鶏糞、牛糞を混ぜている人さまざまです。
■植え付け
株間は50 ~60cmぐらいとり、夕方に植え付けします。
根は水はけが悪いと根腐れを起こしやすく、また枯れたりしやすいので、深植えを避けます。
植えつけ後はたっぷりかん水し、できれば地温が上がらないように、また葉が汚れて病気にならないように敷わらをしてやります。
我家の昨年の場合は、最初からはしていませんが、雨が降るようになってから葉が汚れないように芝の葉をマルチングしたような(?)
■水やり
地植えの場合は最初に植えつけて2~3日は水やりしましたが、あとはよほど乾燥したとき以外はしませんでした。
プランターなどのコンテナ植えにした場合は、乾いてから水やりをします。
■追肥
1回目は植え付けから約3週間後に、2回目は蕾(つぼみ)が見え始めたら追肥をします。
追肥として化成肥料(窒素10:リン酸10:カリ10)または(8:8:8でも)を50~60gをします。
生育期間が長く、花蕾があとからあとからできるので、月1回追肥をします。
また、スティック(茎)ブロッコリーは草丈が高くなり風にあおられやすいので、土寄せをしたり風当たりの強い所では早めに支柱を立てて倒れるのを防ぎます。
■収穫
最初にとるのは主枝の花蕾ですが、スティック(茎)ブロッコリーに限らず、多くのブロッコリーは主枝をとったあと、側枝も収穫できます。
自分で栽培すると食べたい分だけ新鮮なものを収穫することができるのがいいですね。
スティック(茎)ブロッコリーは普通のブロッコリーと違い、一つの花蕾が小型で名前のごとく茎が長くやわらかくて甘いのが、特によかったですよ。
最初は株の頂点に花芽ができるので、それを早めにとると横から花芽が育つのですが、昨年は真ん中の花蕾をもったいなくて大きくなるまで付けていました。
スティック(茎)ブロッコリーはその真ん中を早めに取るのがコツだと思います。
それはわき芽を育てる為ともうひとつ、ブロッコリーの花蕾は膨らんでくると味が落ちます。
■病害虫
アブラムシ、アオムシ、コナガ、ヨトウガなどに加害されやすいので早めに発見し、薬剤を散布して防除しましょう。
下の写真のようにすぐアオムシの被害にあうので、植え付け直後に防虫ネットをかけたほうが管理が楽です。
薬剤に抵抗がある人などは特に防虫ネットをかけたほうがいいと思います。
防虫ネットをかけるときは、アブラナ科を一まとめにして育てます。例えば後方にスティック(茎)ブロッコリーを植えて手前に小松菜、ミズナ、カブ、タアサイ、チンゲンサイなど小型の野菜を植えると、生長の邪魔にもならないで、防虫もできます。
アブラナ科のコンパニオンプランツのキク科の植物を植えると大分被害を防ぐことができるといわれています。
サニーレタスなどのリーフレタスをスティック(茎)ブロッコリーのまわりに植えれば防虫効果があると思いますが、昨年試すことをしなかったので断言はできません。
でも今までサニーレタスなどのリーフレタスはどうしてか虫の被害にあったことがありません。虫類はあの味か匂いがきらいなのでしょうね・・・
※最近はレタス類にアブラムシ、イラクサギンウワバみたいな虫や不明の虫がいるときがあります。
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スティック(茎)ブロッコリー栽培記
スティック(茎)ブロッコリーの苗の植え付け
2007/9-5
早速アオムシの洗礼で穴だらけ。
9-11
アオムシが小さいうちは葉っぱと同じ色をしていて気がつきません。モンシロチョウが次々と卵を産んでいきます。
チョウは可愛いのだけど・・・・ 困ったものだ。
防虫ネットをすればいいのだけれど、あえて虫取りしながら観察することに・・・
消毒しないのでアオムシ取りが日課になり、慣れてくれば楽しみに・・・(*´▽`*) ムフフ変人?
今度はきれいに育ってきました。
9-24
上から約1ヶ月ちょっとのスティック(茎)ブロッコリー。大分大きくなりました。わき芽がたくさん出ています。
10-31
最初の花蕾は早く取ったほうがよいそうです。10円玉ぐらいになったら収穫するそうです。
が、我が家の「スティックセニョール」の初めての収穫はこのぐらい大きくなってからでした。
11-9
頂花蕾をとってからは、わき芽の花蕾が育つのが早くなります。
12-11
真冬のスティック(茎)ブロッコリーですが、まだ青々としています。 おいしいですよ (⌒o⌒)v
1-3
2月になると、鳥さんが葉を食べているのが目立ちます。
2-15
スティック(茎)ブロッコリーの花で、菜の花と同じですね。
4-14
スティック(茎)ブロッコリーの最後の姿
こんなに根が浅く小さいので、多分少し深いプランターなら十分育つと思います。
4-23
1本だけ抜かないでおいたものです。さし芽ができそうな気がして挑戦したのですが、見事に失敗してしまいました。
暑い時期なのでムリだったみたい・・・少し前の時期では葉ボタンのさし芽がなんなくできたので自信があったのだけど・・・・
6-28
仲間のカリフラワーは白のほかオレンジ、バイオレットなどもあります。
育て方はスティック(茎)ブロッコリと同じなのでいろいろな色を植えると面白いでしょうね・・・