レッドムーンは2021年春に少量育てたと思うのですが、育てた記録の画像紛失などで記憶が曖昧です。いくら後期高齢者といっても我ながらヒドい物忘れです。
2022年春も前年の自家栽培の種芋で育てて、その年の夏の終わりに芽が出たレッドムーンを秋に育てることが可能なのか試し栽培しました。中粒の種イモをまるごと1個ずつ置いての3回目の栽培で、いつも病気にもならずに良い芋が沢山収穫できます。
9月になって芽が出た順に植えていきました。最初のは9月に入ってすぐで、1週間ずつ遅れて植えました。
他の品種では自家種芋のキタアカリや濃紺のシャドークイーン、ジャガイモ デストロイヤー(グラウンド・ペチカ)を植えました。ちなみに「レッドムーン」の変異株がデストロイヤー(グラウンド・ペチカ)ということです。
芽が小さいのはもどかしく湿らかした土の中に置いて芽出しをしたりしました。秋はいかに早く芽が出して育てるかが勝負の分かれ目になります。
2022-9-17
10月中旬のジャガイモで、上の3種です。植える日が違うので、育ち方も不揃いになっていますね。
2022-10-16
植えてから約3か月、最後の収穫です。左から順にレッドムーン、シャドークイーン、デストロイヤー(グラウンド・ペチカ)です。3種は形が細長で色だけ違います。春と比べると1株あたりは個数は少ないが大きさは揃っています。キタアカリはもう半分ぐらいは食べてしまったかも。
2022-12-7
2週間ぐらい遅れて植えた右側下のレッドムーンは小さいです。左側は上からキタアカリ、黒く見えるシャドークイーン、下がデストロイヤー(グラウンド・ペチカ)です。
キタアカリは毎年栽培しています。春の簡単ジャガイモ栽培 2012年
2022-12-8
アップすると上2個がレッドムーン、左下がシャドークイーン、右下がデストロイヤー(グラウンド・ペチカ)です。
赤皮で形が似ているジャガイモに以前栽培したシェリーや秋植えのノーザンルビー(中まで赤い)があります。
2022-12-8
上の大きい方のレッドムーンでかなり大きいです。中も空洞や黒くなってはいません。味も良いし優秀です。
私のしわくちゃの手が小さく見えますね。
2022-12-8
半切りにした生のジャガイモ3種。レッドムーンは黄色くて粘性があり煮崩れしにくいです。橙色や黄色はカロテノイド系の色素があるのでカロチンを摂っているということになるのかな?
因みにシャドークイーンは濃い紫なのでアントシアニンというポリフェノール色素があります。色が濃い方が健康に良い感じがしますね。
2022-12-9
これは蒸かしたもので、煮込み料理のほか色々な料理に使っています。レッドムーンはキタアカリよりやや鈍い黄色で果肉が密になっている感じがします。
2022-12-9
アリウム・ギガンテウムは昔(2000年頃)育てたことがあります。当時はまだ珍しく花が咲いてからこの花は何?とよく聞かれました。
最近は小型のアリウムを育てています。宿根アリウム・ミレニアム 育て方 / 栽培記
アリウム・ギガンテウムは9月頃に植えたほうがいいらしく、お彼岸前後に植えました。
酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜてよく耕しておきます。
水はけ、水持ちを良くするために腐葉土や堆肥を入れておくとよいでしょう。
1月頃に米ぬかを球根の上にバラまいておいたのですが・・ 良かったか悪かったのかは?
2015-2-23
この1週間後は化成肥料を少しだけ追肥しておきました。
順調に育っているようです。ヒマラヤ原産なので、高温多湿の日本では大きな球根に育てる事が大変ですよね。
2015-4-3
やっとネギ坊主のような大きな薄紫のつぼみが現れてきましたよ。
アリウムはネギ属なので大小の差はあれネギ坊主が出てきます。身近な野菜ではネギは勿論のことニンニク、チャイブ、アサツキ、ラッキョウも咲きます。タマネギの花はまだ見たことがありませんが、芽が出たタマネギを植えるとネギ坊主が出るかな?
ネギ属(アリウム属) 栽培記録
2015-5-11
ギガンテウムの花が咲き始めました。すき間がないほど小花が咲いて大きなてまり状になっています。ここは野菜と草花やバラの木が混在しているところです。計画的ではなくなんとなく空いているところに植えてしまいます。
よく見るとギガンテウムの大きな花の左上に本物のネギ坊主があります。
2015-5-24
花に黒くて珍しい昆虫がいました。これはヨコヅナサシガメといって虫の幼虫を退治してくれる天敵になります。
我が家の庭や畑の頼もしい天敵たちです。庭や畑の天敵達
2015-5-24
花が枯れ始めたら、花茎のつけ根から切り取ります。
ギガンテウムは夏は休眠するので、葉が枯れた初夏に掘り上げするのですが、忘れてしまい多分腐ってしまったかと。
小型のミレニアムは植えっぱなしでも丈夫ですが、大きな球根のギガンテウムは耐寒性は強いが耐暑性が弱いようです。
2022年に入手した黄色の花が咲く「モーリー」はどうなるのか暮れになるのにまだ植えていませんが・・
ワビスケ(侘び助)はツバキ科で常緑樹です。真夏と厳寒期を除けば大丈夫ですが、そのうち最適期は春は4月いっぱいと梅雨時です。関東基準
我が家のワビスケ侘び助)は小さな苗を畑に植えてあったのですが、大きくなって思うように手間をかけられないようになりました。義弟が欲しいということで移植という事になりました。2か月前にはロウバイを我が家の庭に移植してもらったばかりです。
その時の移植の様子です。落葉樹「株立ロウバイ」の移植
↓さて作業を見た時には葉は少しだけでもうほとんど落としてありました。5月中旬になり適期より遅くなったためなのでしょうか・・ 左側にはさし木のツバキです。
2012-5-12
根回しをしておけばよかったのですが、突然移植が決まり、即実行なので。
これで樹齢35~40年といったところでしょうか・・四方八方に太い根がありました。
2012-5-12
エンピで細かい根を断ち切り、太い根はノコギリで切ります。葉を落としてあるので下部が安定していて倒れません。近づくとかなり太いので、こんな太い根を切って大丈夫なのかと心配になるほどですが、細い根もかなりあるので差し支えないとのことです。
2012-5-12
※常緑樹でも樹木によって違いますので、大切な樹木の移植は専門家に相談してください。見聞きしたところではツバキ類は移植に強いみたいです。樫(かし)の木もビックリするほど根が無い状態で大丈夫です。
2012-5-12
根巻きといって、根に定着していた土が崩れないように麻布や麻紐で根の部分をしっかり巻きます。
2012-5-12
再び立てて再び根の部分に乾かないように畳表を被せた後、今度は幹の下から上へと幅の狭い麻をくるくると撒いていきます。
上部の枝まで丁寧に撒いています。
今すぐではなく明日植える予定なので、根や枝から水分の蒸発を防ぐために被ったらしいです。
2012-5-12
葉を落とすときに見つけたチャドクガの幼虫です。最強の毒蛾です。
2012-5-12
翌朝、軽トラを取りに行きましたが、さらに根が覆われてありました。根を乾燥させないことが重要ポイントですね。
ワビスケ(侘び助)を降ろしてから、予め一回り大きく掘ってある穴に立てかけました。家の人やお客様がよく眺める場所が正面になるようにします。ちなみに生け花を短期間習いましたが、樹木の向きや枝の剪定が共通している感じがします。フラワーアレンジメントは寄せ植えに共通しています。
この庭は全部手作りなのですよ。後ろの赤松も山林で見つけて持ち主に交渉し自分で運び植えたものです。竹垣や右側のまだ未完成の瓦が乗っている塀も手作りで、このブロックを白く塗って白壁にするみたいです。我が家のワビスケ(侘び助)もきっと喜んでいるでしょうね。
2012-5-13
麻布も麻紐も外さずそのまま植えます。いずれ自然素材は土になります。科学的な素材は現時点では土には戻りません。
植え穴の周りに水が流れ出さないように水鉢を作り、そこに埋め戻した土を入れ、ホースで水を入れ続けると土が底のすき間に流れていきます。最後に棒で突くなどしてすき間がないようにします。水鉢は崩さず最初は2~3日後に、その後は根を乾かさないように注意します。
2012-5-13
2013年のワビスケ(侘び助)
移植から10ヶ月ほど経ち冬を越したワビスケ(侘び助)です。枝先に葉っぱが出ています。
2013-3-11
そしてところどころに花も咲いていますよ。移植は成功しましたね。
2013-3-11
ゴールデンウイークには新芽でふさふさしていました。その後、葉は整理したらしいです。
2013-4-27
その年の暮れには枝いっぱいに花が咲いています。
ワビスケ(侘び助)はここ関東では暮れと翌春に半分ずつぐらいに分かれて花が咲いています。
2013-12-29
神刀(ジントウ)
ベンケイソウ科 クラッスラ属
原産地:南アフリカ・ケープ州南部
別名:ゴッドファーザー
草丈:10cm-40cm
夏生育型
我が家のクラッスラ属 主な種類
2013年の神刀(ジントウ)
夏生育型の神刀(ジントウ)は暑さに強く、上の画像と比べると大きく育っているのがわかります。
2013-6-8
けれど白いワタムシがいっぱい付き排泄物で黒く汚くなってしまいました。・・
最初はつまようじで突いていたのですが、そのくらいでは全滅しそうにありませんでした。
オルトラン粒剤をパラパラと撒いたらやっとワタムシがいなくなりました。多肉全般に言えることですが、風通しが良いところが大事です。
2013-8-2
秋までにはこんなに育ちました。水分やり過ぎなのか、ずっしりと重い感じです。朝日だけ当たるところに置きました。
2013-9-27
2014年の神刀(ジントウ)
真冬も水切りすれば難なく冬越しします。我が家は暖かい縁側に置いたので、頭付近の葉が冬でも大きくなりました。
その下の委縮しているところはワタムシにやられたところ。
2014-4-13
不安定なので胴切りしたのは夏前か真夏だったのかも? 下の葉の両側から小さな芽が出ています。
2014-10-9
2015年の神刀(ジントウ)
冬を越した左の頭部分と右の株元部分。右下に神刀でない小さな緑の葉っぱに注目しててね。
2015-4-18
2016年の神刀(ジントウ)
真ん中の胴切りした部分のポットが出てきました。上の写真を撮るときには行方不明でした。3個合わせるとかなり殖えてきました。寒さに弱いという感じではなく、南側が開いている車庫のところの殖やした多肉棚でも大丈夫だった記憶があります。それもカットしたままの状態で横になっていました。
2016-2-21
これは室内の暖かいところに置いたもの。頭部分からツボミが見えてきたのは1ヶ月ほど前で、真っ赤な花が咲きました!
花が咲くまで長かったです。入手してから丸4年近くでこの鉢だけが咲きました。栄養があり過ぎなのか無さすぎなのか、水分はどうだったのか・・?
2016-8-20
姿に似合わずとてもきれいな花で、まるで花火のようです。
2016-8-20
花で思い出しました。ちなみにアイボリーパゴダの親は神刀と玉椿です。呂千絵は神刀と都星。神童は神刀と呂千絵。紀の川は縁がなく持っていませんが、神刀と稚児姿です。神刀とルペストリスの交配種がシルバースプリングタイムです。
このように神刀は多くの交配園芸種の親となっています。神刀自身は育てやすいですが、呂千絵や神童は花を咲かせたり、高温多湿に気配りしなかったからか2~3年で消滅してしまいました。神刀(ジントウ)みたいに夏生育型ではなく、交配種になると春秋生育型もあるので分けておくと良かったかもしれません。
2018年の神刀(ジントウ)
神刀(ジントウ)が紅葉していますが、植え替えしてから3年8か月になりました。これまで紅葉しなかったように覚えていますが、肥料、植え替え無しなので紅葉したのかもしれませんね。この緑の多肉はセダム若緑で、落ちた葉から一緒に育ってきました。
この年には多肉が350種になり、把握していないのもずいぶんあります。
自己流ですが・・多肉植物のふやしかた
2018-12-15
※追記 2022年サッカー・ワールドカップでは試合する時間にあわせて生活を調節。感動の連続でようやく普通の生活に戻ったところです。
この神刀(ジントウ)は入手してから10年になり、やっとブログアップことができました。他の多肉も写真は撮ってありますが、後期高齢者の身にはどこまでできるか?・・・残りの多肉は三分の二もあるので少し焦ってしまいますね (^_^;)
●根回しの方法
・低木の根回しは掘りたい根鉢の大きさによく切れるスコップを差し、直接根を切っておきます。
・植えつけてから7~8年以上たった樹木の根回し
掘りあげたい根鉢の大きさで環状に穴を掘り、太い根を4~5本残して他の根は切りますが、太い根を残すのは樹木を支えておくためです。
残した根の表皮と形成層を環状に剥ぎ取ってから埋め戻しておきます。
※移植の難しい樹木の場合、根回しは1年以上かけて行います。
●根回しの適期
春の萌芽前で、萌芽前というのは樹木の生長が著しく、細根の発生を促すからです。
春に根回しを行った樹木の移植の時期は次のように行うのがよいでしょう。
・常緑樹.....翌年の春か梅雨期
・落葉樹.....その年の秋か翌年
ユリ科(ヒガンバナ科・ネギ科)
草丈 : 花丈も含めて20~30cm前後で小型です。
耐寒性・耐暑性 : 共に 強い
アメリカでペレニアルオブザイヤー2018に選ばれた宿根草で花壇、鉢植え、切花など利用できます。
2020晩秋に3本芽が出ている宿根アリウム・ミレニアムを2ポットを購入。軒下でポットのまま育てました。
2020-11-14
冬は枯れたようになりますが、耐寒性が強い(-15℃~-25℃)し、むしろ寒さにあわせたほうが花が咲くようです。
2021年春になると長時間日当たりが良い畑花壇に植えました。7月になり、一番咲いている時の様子。わさわさと増えて株全体が大きくなっていきました。
春と秋に規定に薄めた液肥を与えましたが、肥えた土地なら与えなくてもいいようです。秋には草木灰をまいておきました。
2021-7-2
2022年は植えた時のままで株も充実してきたので、いつも花いっぱい状態で初夏から晩夏まで長い間咲いていました。
1花が長く咲き続ける上に咲き終わってもどんどんツボミが上がるので何個か数えたことがあります。1株で常時30~40個ぐらいは咲いていました。
2022-8-6
この辺りの草花の紹介です。
まずは左から草のような姿のスティパエンゼルヘアー、ピンクのペチュニア「タフチュニア」、草丈の高いタイタンビカスらしい赤い花。右上に真っ赤なダリアもありますが、よく見えないですね。いずれもかなり増えました。
右のこぼれ種の黄色のマリーゴールド、その前のシルバーリーフはミニ・ロシアンセージです。
ネームプレートの写真より淡いピンクがかった花でした。個体差があるのでしょうか・・花壇全体的にも薄く撮れてしまいました。
宿根アリウム・ミレニアムの株数がかなり増えたので、株分け時はプランターに寄せ植えしたり、半日陰の花壇でも育ててみたいです。
2022-8-6
ネームプレートの写真をアップしておきます。
2022-11-24
超マルチ咲き! しかも一本の茎から沢山咲く枝咲き(スプレー咲きタイプ)!
花色が開花順に 黄→橙→ローズに変化するとあります。2015年に購入してどこに植えたやら・・
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チューリップの寄せ植え・栽培記
長い間画像をほぼ整理していない状態になっていて、おまけにパソコンの調子が悪くなっていました。
息子に急いで保存してもらうことになり、画像を整理してあると思い込んでいた息子がどうやら大量に上書き保存をしてしまったようです。画像を取り込む度に記号が1からになっているので、記号の次に日付があれば上書きができないようになっていたのですが、サボってやらなかったのです。
紛失してから7年も経ってから気付いたなんて (^_^;)
チューリップ
原産地:中央アジア、トルコ、北アフリカ
分類 ユリ科 チューリップ属
チューリップというとまさしく春の使者というイメージですね。
100~150種の野生種が知られているそうです。
いまや国際登録されたものだけでも3500種あると言われています。もっと多いかも。
チューリップと言う名前は、ターバンと言う意味のトルコ語「ツルバン」に由来しています。
チューリップは早生、中生、晩生及び原種の4つに大別されます。
その来歴、花型、草姿などによって、チューリップはさらに15に分類されているそうです。
花の形では次の7つが代表的です。
一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、花びらの中央に緑色が入るビリデフローラ咲き、ふちが切込み反り返って咲くパーロット咲き、ロックガーデンや鉢植えに適するミニタイプ(原種)
チューリップの品種によっては香りの高いものがあります。バレリーナ、ヨコハマやモンテカルロなど黄色やオレンジ色の品種に香りの高い傾向があるようです。
■チューリップの花言葉は 色によっても違うようです。
こんなにたくさんの花言葉があるなんて、チューリップはいかに万人に愛されているのがわかります。
赤 「愛の告白」 ピンク 「年頃」 紫 「永遠の愛」 黄 「秘めた想い」
オレンジ 「照れや」 白 「思い出の恋」 緑 「博愛・思いやり」
チューリップの育て方
花壇の場合(露地)
チューリップは日当たりや水はけの良い場所に植えます。
または花が咲いてから長く楽しみたいときは、気温が低い半日陰や樹下に植えると、花の期間がいくぶん長持ちします。
その場合は来年の花は期待できませんが・・・
植える前の準備
チューリップを植える予定の2週間前には石灰や草木灰などを薄く撒いて土壌中和しておきます。
1週間前には1㎡あたり完熟した腐葉土をバケツ1杯ぐらいと、緩効性肥料を20~30gぐらいまいて、土とよく混ぜて植える準備をします。
チューリップの植えつけ適期
秋~年内です。
チューリップの球根は10月中旬から11月に植付けます。でももう少し遅くなっても大丈夫!
2008年は12月上旬に植えて咲きました。一番遅れて植えたのはなんと1月下旬。
ちゃんと花が咲きましたよ。でもその年は咲いても草丈が低く、次の年の花はほぼ咲きませんでしたが・・
ただ一定期間(約1~2ヶ月間)はチューリップなどの球根類は寒さ(2℃~5℃の温度)にあわないと花が咲きません。
球根には前年にもう咲くだけの栄養が蓄えてあるので、あとは水やりと寒さにあわせるだけなので、チューリップの育て方はいたって簡単なのです。
※寒さにあわせるというのがチューリップの花を咲かせる第一のポイントです!
早くから室内に取り込まないようにします。年内は室外に置いて寒さにあわせます。
促成栽培では冷蔵庫で約5℃で7~8週間、低温処理して植え付けるとチューリップの花が早く咲くそうです。
暖地では低温処理したチューリップを寒い時期に咲かせることができ、花が長持ちするので、花壇に植えて楽しんでいるかたもいると聞きます。
チューリップは暑いとすぐに花が終わってしまうので、そうしたほうがお得になりますね。
2011年はチューリップを寒さに合わせてから、2月から日の当る廊下に取り込んで半促成栽培をしました。品種によって咲く時期は違いましたが、花壇や畑に植えてあるチューリップよりかなり早く咲きました。
また2012年の栽培記 遅く植えたチューリップ 2012年
チューリップの植え方
チューリップの美しさを発揮させるには、密植ぎみのほうがよく、開花時に豪華に見えます。
少なくとも花壇には1品種15~20球以上はまとめて植えたいところです。
球根1個以上の間隔で、球根3個分程度の深さに植えます。
そのときは開花期のそろった品種、色のバランス、まわりに植える植物の背の高低を考えて植えます。
または開花期が違う品種を植えて、長期間チューリップの花を楽しんでも。お好みで (=^ェ^=)
大きな寄せ植えのように考えると、すばらしいマイチューリップ花壇ができそうです!
またチューリップは暖かい地方では、次の年の開花は望めないとのことです。暖かい地方では毎年球根を購入しての1年間の栽培と割り切ります。
*********
チューリップを鉢やプランターに植える場合
鉢底石(大粒の軽石、赤玉土大粒)を入れてから培養土に緩効性肥料を混ぜてから植え付けます。
鉢植えは花壇と違い、球根詰めて並べ、球根がしっかり隠れる程度の浅めに植えます。
暖かい地方ではこの年限りと思い、球根を育てないつもりで植えつけます。
他の草花との寄せ植えは、別のポットにチューリップを育てておいて、開花間近にポットのまま入れる方法もあります。中心部分に季節の花のポットを入れるスペースをつくり、チューリップが終わったら次の花のポットを入れるというふうに・・・、
我が家では花が終わった別ポットのチューリップはすぐにポットを抜き、そっくり根を崩さずに地植えにして球根を育てる方法が多いです。手間いらずでまた来年の花を楽しめます。
暖地では翌年の花が望めない場合は処分します。でも暖地でもあきらめずに育ててみてもよろしいのでは?
パンジー、ムスカリなどをチューリップの間やまわりに植えておいても咲きそろうと豪華に見え、水やりも忘れません。
関連記事
チューリップの寄せ植え・栽培記
ブルーチューリップ栽培記
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2011年の畑のチューリップです。大分チューリップのまわりが空いていますね。
写っていませんが、まだチューリップが左右にあります。もう少し全体的に詰めてもよかったですね。
球根は掘り起こさないで、来シーズンはこの空いたスペースにグランドカバーを植えようと思います。何がいいのかな・・・?
チューリップ畑の様子 (水仙やムスカリと
2011-4-13
I
このチューリップはミックス1袋分です。(中央から下のチューリップ)
2011-4-20
こちらのチューリップは多分「キャンディクラブ」みたいです。
クリームにチョッピリ赤が入っています。一番遅く咲き始まりました。
2011-4-20
中央にある花の咲いていないチューリップは寄植えにした「いちごみるく」です。
花が終わり次第、根鉢を崩さないように畑に穴を掘り、植え直しました。
寄植えのチューリップは我が家ではこのように移植したり、球根を保存しないで空いている場所に気の向くままに植えています。
本来ならば風通しのよい場所に吊るしておくのでしょうが・・・忘れん坊なので (><;)
2011-4-20
↓以前から植えてあるチューリップ。畑のあちこちに植えてありますが、あまりにも離れすぎていますね。。
来年はすき間が少ないように植えたいと思います。スイセンはある程度はまとめてみましたが・・
2011-4-14
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2012年の畑のチューリップ
名前がわからないチューリップですが、12月も中旬過ぎに最終処分価格で買い求めました。畑に即植えましたが、乾燥続きのこの冬だったので、植えてから水やりをしておけばよかったかも・・
芽生えからどのくらい経ってからでしょうか・・
冬はほとんど畑に行かないので、いつの間にか芽生えていました。
2012-2-24
上から約1ヵ月後のチューリップ。
2012-3-26
もうつぼみが顔をのぞかせていますよ (ο^_^ο)
かわいそうなほど乾燥させてしまったチューリップでも、ちゃんとつぼみが出ているので、やがて花が咲くでしょう。
よくプランターに植えてあるチューリップのつぼみが枯れてしまい花が咲かない・・・と聞きます。
この原因は多分水やりが足らなかったかもしれませんね。
2012年は種をまいて育てた黒いビオラをチューリップのまわりの空きスペースに植えてみました。
結果は・・黒いビオラのタネまきから開花までの生長記録
このようにチューリップの球根が1個が4個に殖えていましたよ。
全部は咲かないと思いますが、小さくてももう1年育てれば必ず咲きます。(暖地は?ですが・・)
2012-6-5
花後の管理をキチンとして、来年はよい花を咲かせたいですね (*^-^*)
チューリップの開花後の管理
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★チューリップの歴史★
チューリップがヨーロッパへ導入されたのは、16世紀に入ってからといわれています。
その頃トルコではすでにかなり多数の品種に分化されていたといわれ、園芸種としてのチューリップの歴史はかなり古いのです。
★チューリップの伝説★
可憐で美しい少女が、三人の騎士にプロポーズされました。
騎士たちは、それぞれ家宝の王冠、剣、黄金を少女に贈りました。
誰一人断わることができない少女は苦悩の末、「私を一輪の花に変えてください」
と花の女神フローラに願いました。
女神は少女を思いやり、その苦しみから救うため、チューリップの花に変えたのでした。
花は王冠、葉は剣、球根は黄金を意味し、つぼみは少女の純潔をあらわしているそうです。
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■チューリップの切花を長もちさせるには?
※ 咲いているチューリップは暖かい部屋におくと長もちしません。
廊下や玄関先など直射日光のあたらない涼しい場所においてやるとけっこう持ちますよ。(1ヶ月)
花瓶の水はこまめに交換したり、花びんの水の中にショ糖を2%入れておいたりすると花びらの色あせや落下を抑えることができます。
テレビでチューリップの花首のところを針で横に刺すと、ストレスのため?に花の成長が止まるということを放送していました。
また切花延命剤を使うと花のもちが随分違います。
花瓶に生けたチューリップでは切花延命剤が一番花が長持しました。はぁ~長かったですね・・ おつかれさまでした (⌒▽⌒)
・・・ところで、ここまで読んでくれたかたは何人いるでしょうか?
・・・えっ、ほとんどいない そんな~ ( ̄◇ ̄;) が~ん!
]]>庭や花壇の野菜や草花が育たない・・
水たまりができやすいときはどうしたら良いかと考えられる対策の一つに客土(きゃくど)があります。
私の場合は草花や野菜を育てた古い培養土をその都度花壇に入れています。何年か経過すると通路より高くなって水はけがよくなります。
もちろん種をまいたり苗を植えるシーズン前には発酵牛ふん、腐葉土や自前のぼかし肥料を入れてふかふかにしますけど・・
このブログを書いて2022年で早16年になります。育てた樹木、果樹、草花、野菜は数えきれず、まだ半分ぐらいの記事しかできません。
これまで育てた花木、樹木、果樹、草花・野菜など12年間の栽培記録(2018年現在の記事で1500~1600ぐらいかな・・)
我が家の混植菜園&花壇 栽培備忘録
※追記 2020年 記事が徐々に増えていますが、後期高齢者になった現在、なかなかはかどりません。
]]>およげ! たいやきくん風で歌ってね。子供たちが小さなころは一緒によく歌っていたものです。
注)はことは段ボールの事でぼかし肥料をグルグルかき混ぜられている様子です。
まいにち まいにち ぼくらは はこのなか
ぐるぐる まわされ いやになっちゃうよ
あるあさ ぼくは はたけにまかれ
はれて じゆうのみに なったのさ
はじめて みたんだ あおいそら
とっても きもちが いいもんだ
つちは おもくて くらいけど
はたけは ひろいぞ こころがはずむ♪
みみずやかえるがやってきて
ぼくと あそんで くれたのさ
まいにち まいにち たのしいことばかり
いろんなむしが やってくる
ときどき もぐらが あばれるが
そんなときゃ そうさ じっとしてる
いちにち あそべば ハラペコさ
めだまも クルクル まわっちゃう
たまには イモでも くわなけりゃ
はたけの つちばかりじゃ あきちゃうよ
うまそな じゃがいも くいつけば
くらい はこに またとじこめられた
はこの そとでは おばさんが
ぼくをみつけて にっこりしてた
おばさん まじめなかおをして
ぼくを くるくる あらってる
どんなに どんなに もがいても
かわを むかれて また はこのなか
やっぱり ぼくは また ぼかしだよ
かなり やくにたつ ぼかしになるんだ
♪ 字余りは早口で歌ってね 少し訂正しました。 ♪
私がぼかし肥料を作り始めたのが2008年からで、いまやぼかし肥料もすっかり市民権を獲得し、私にとっては身近なSDGs(持続可能な開発目標)になっています(*^▽^*)
]]>本来ならばソルベ・ペシェ・アブリコは淡い黄色にオレンジの絞りが入るみたいですが、寒くなった時期なのでピンクに淡い黄色の色合いです。まるで最後の輝きを見せているような気がしますが、最後まで輝けなかった自分と照らし合わせると羨ましい限りです。
一生輝けなくてもいい、それなりに細々と生活するのもエライぞと自分を励ましながらぶつぶつと独り言がなんと多いこと・・
仕方がないよ、先日ようやく後期高齢者の認知機能検査をしてから運転免許証を更新したばかりだもの・・
今度は最も美しい盛りのソルベ・ペシェ・アブリコを見たいものです。私も今度それなりに良かった時代のアルバムを見てみよう!
ソルベ・ペシェ・アブリコのは「桃とアプリコットのシャーベット」の意味だそうでが、絶対覚えられそうもありません。
データ
四季咲き
樹高 80cm
樹形 ブッシュ
花径5~7cm 小中輪で花つきがよい
花形 セミダブル
丸弁抱え咲きでブルーローズ系の強い香りがあります。
花弁の中がラベンダー色で、外側に向かうにつれ赤紫になっています。
寒い時期なので花はまばらですが、最盛期には多花性で花持ちもいいらしいです。
品種名 ブルー リバー
系統 ハイブリッドティ
四季咲き大輪 丸弁抱え咲き
花形 10cm
花色 ラベンダー色 縁に沿って赤紫になる
香り 強香(ブルーローズの香り)
樹高 1~1.2m
作出 1984年 Kordes,R. ドイツ
耐寒性、耐暑性にやや難があるとの情報も・・
ラベンダー色とは灰みの青みをおびた紫色で、ライラックよりわずかに濃い色のことです。微妙な色を表す言葉は難しいですね・・
ブルーローズの香りとは青バラ系の品種が持つ特有の香りで、主にダマスクモダンとティーの香りをミックスしたようなシャープな香りだそうです。ブルーの香りには鎮静効果や集中力アップ効果が期待出来るとのことです。受験勉強のそばに青バラ系のバラを飾っておくのもいいかもね♪♪
またラベンダー色は厄落としの色だそうで、苦手な人に会うとき、詐欺に遭わないようにするため、イヤな予感がするときはラベンダー色をつけるとかいいます・・ (Dr.コパの色風水より)
2013-11-2
バラ ゴールデンフラッシュ
フロリバンダ(FL)半横張り性
四季咲き 房咲き 八重咲
剣弁高芯咲き
作出 2005年 オランダ
心まで豊かになれそうな気がします。
2016-6-1
2012年バラとガーデニングショウにて
シュラブ パティオローズ
四季咲き 中輪
強香
樹高 1.2m
作出 小川宏氏
パティオローズとは中庭で栽培されるバラという意味あいがあり、大きなプランターや鉢でも作れるコンパクトな大きさですが、コンパクトなだけでなくミニチュアローズ(ミニバラ)の丈夫で育てやすい、多花性、中大輪系、高級感のある花型を兼ね備えているいいとこどりのバラです。
ほとんどが四季咲き、木立性ですが、これはシュラブ(半つる性)の品種でしょうか・・?
高級感のある色や花の形で圧倒されます。残念ながら香りがあるとは知らずに確かめませんでした。
シックなピンク色でフリフリ花弁がぎっしり詰まっています。お見事!
レ・トワール
センノカミキリの幼虫の食餌草(食餌樹)はウコギ科の生木ということです。
名の由来のセンノキ(ハリギリ)はそもそも知らないので、近くにあるかどうかはわかりません。
近くにあるウコギ科ではヤツデ、カクレミノで、山菜のウド、タラ、コシアブラがあります。
どうしてセリのプランターにいるのかナゾでした。
セリ目ウコギ科の中にあるセリ科という分類になるのかな。(ウィキペディア(Wikipedia)参考)
過去の分類ではクロンキスト体系ではセリ目にはセリ科とウコギ科の2科だけ、新エングラー体系では7科(ウコギ科、セリ科、ミズキ科など)あるセリ目の中にある別々の科ということです。
ふぅ、頭痛くなってしまったわ (^_^;)
ミズキ科ならかなり大きくなったハナミズキが庭にあります。最近どうも元気がありませんが、もしかして・・?
いかにもザ・カミキリムシ
カミキリムシは「天牛」と書くのは頭部が牛に似ているからだそうです。なるほど・・
2018-9-12
キボシカミキリより体もやや大きいし、模様がまだらながら左右が対になっています。
触角は長いけれど、左側は先が2~3節ぐらい切れているようです。
2018-9-12
よく見ないとわかりませんが、胸部分に鋭い刺が一対あります。
2018-9-12