チューリップ 開花後の管理
チューリップ,開花後の管理,花がら摘み,お礼肥え,球根を大きく育てる,植えっぱなし
チューリップ 開花後の管理
1)チューリップの花が終わったら、種ができないように、花がらを摘み取ります。
花がらを残しておくとボトリチス病やフザリューム病の発生を多くします。
花は幾日か楽しんだらハサミでは無く、手で摘み取ってください。手で簡単に折れます。
ハサミを使用すると病気の原因となるからです。使用時にライターの火ででハサミを焼く方法もありますが、一つ一つは面倒ですものね。
2)葉や茎は残しておき、球根を大きくするためにお礼肥えを与えます。
液体肥料を規定に薄めたものか化成肥料を施します。
あまり肥料を与えると病気が発生しやすくなるといわれています。
畑ではチッソ:リン酸:カリの同等比の化成肥料を花後すぐに10株に対し 一掴みを2回に
分けて施します。
鉢植えでは液肥を1週間に一度の割合で黄色くなる手前まで施しています。
(花が終わって約1ヶ月間)
3)葉が枯れて、晴天が続いたら球根を掘りあげ、葉や茎を切り落とし、土を落として通風のよい日陰で乾燥させます。
その後ネットなどに入れて、日かげで風通しの良い涼しい場所で管理し、秋になったらまた植えつけます。
子球ができている場合は分けて植えればふやすことができます。小さなものは数年かかりますが、花が咲くようになります。
チューリップは大きな球根ほど立派な花が咲くので、来年もまた花を楽しみたいときは、なるべくチューリップの球根を大きく育てることです。
チューリップの生育適温は、13~15℃で涼しい環境でよく育ちます。25℃以上の気温が続くと地上部が枯れ始まります。
それまでの間に生育させなくてはいけませんが、暖かな地方では生育期間が短くなってしまい、球根を肥大させることができません。
気候の関係で1年限りとなってしまうかもしれません。ですからチューリップの花後はできるだけ涼しい環境を作ってあげます。
日よけをするとか鉢植えでしたら涼しい場所に移動します。
肥料を与え過ぎずに大きく育てるのは大変よね・・・
太平洋側では球根の肥大がうまくいかない場合がありますが、乾燥気味にすればうまくいくようです。
鉢植え関連記事
ブルーチューリップ栽培記
チューリップの育て方
チューリップの寄せ植え・栽培記
遅く植えたチューリップ 2012年
これまで掘りあげていたチューリップの球根を消毒はしたことがないのですが、腐った様子は見受けられませんでした。
私は今までは何年もそう繰り返してチューリップの花を楽しんでいました。
でもいまは紛失事件もたびたびなので、植えっぱなしか来年に咲かせる場所に予め植え込んでいます。
多分、腐ってしまったのも多いかと思います。紛失するよりいいかと・・・?
毎年露地植えで咲いている我が家(つくば市)のど根性チューリップ(同じ場所の球根)は、チューリップの球根の生育にもよい環境・気温になっているのでしょうか。
その球根は特別なのでしょうか? 熱の暑さに強いのと弱いのがありそうですね。
塀際にある赤のチューリップは、相変わらずそのまま植えっぱなしにしておきます・・・もう15年?~20年も前から。
多分乾燥気味の塀際だから殖え続けていたのかな?
殖えたので、その赤のチューリップを畑に植え替えても、その球根はあまり殖えないのです。畑のほうが、湿気があるからか・・・?
この真っ赤な花が畑のど根性チューリップです (⌒o⌒)v
2012-4-22