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家庭菜園 天敵としてのカマキリ 

カマキリ, オオカマキリ,ハラビロカマキリ,天敵,家庭菜園,害虫退治,卵嚢,卵鞘

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軒下のプランターの回りにウロウロしていたオオカマキリ

これまではカマキリにそれほど注目していたわけではなかったのですが、昨年から今年にかけて何回も害虫を退治しているところを見ました。現在は注目してカマキリを見ています。我が家の庭や菜園のカマキリの種類はオオカマキリとハラビロカマキリが主で、あとはあまり見かけませんが、なかには卵嚢(らんのう)が変わっているものもあります。
※後にいろいろな種類がいることに気がつきました。

↓畑や庭の天敵の記事です。
クサカゲロウの幼虫
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
ニホンカナヘビヒラタアブ類アカガエルヨコズナサシガメムシヒキアブなど。
その他の天敵としてこちらにも・・庭や野菜畑の天敵達

オオカマキリ
まずは畑のアルストロメリアのところでオオカマキリがバッタを食べているところ。
アルストロメリアとオオカマキリの色や姿が似ていて、最初のうちはこういうことが起こっているとはわからず、込み入ったアルストロメリアの茎を整理していました。茎を抜こうとして初めて発見!
このオオカマキリは頭がいいのかも (^_^)v なかには保護色ではないところにいるカマキリもいるので・・

アルストロメリアとオオカマキリとバッタ
よ~く見ないとなにがなんだかわかりませんね (^^;)
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バッタの頭と足を持っています。
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迫力のオオカマキリのアップ。よく見るとコワイですが、菜園では害虫などを退治してくれる大きな助っ人です。もっとも益虫、害虫の区別なく目の前の動く虫を捕まえるらしいのですが・・・虫を目の前に置いても、その虫が動き出さないと捕まえないのですよ。

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オオカマキリの翅がまだ生えていません。
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アルストロメリアはカマキリの保護色や保護形になっていて全くわからない。
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2014年はここで足が青いカマキリをがいました。

オオカマキリとモロヘイヤ
こちらはオンブバッタに食害されたモロヘイヤが穴だらけ・・我が家の菜園にはオンブバッタが昨年あたりからかなり増えています。
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カマキリを捕まえて、モロヘイヤのところに置いておきました。2日ほど経ってから見ると、モロヘイヤの新芽がきれいに出揃っていました。
カマキリがモロヘイヤの害虫を退治していてくれたらしいのです。しっかり働いてくれていたのだと感謝!
オオカマキリ
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このモロヘイヤに置いたオオカマキリは、この後も秋に卵を産むあたりまでシッカリと働いてくれました。
卵を産んだのは、この場所が気に入ってくれたのでしょう。
カマキリの卵が入っているものを卵嚢(らんのう)または卵鞘(らんしょう)というそうです。
モロヘイヤに産み付けたオオカマキリの卵嚢(らんのう)
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オオカマキリとセミ
庭のヒメシャラの木でセミを捕まえて食事中のオオカマキリ。
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もうセミの頭はないようです。
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オオカマキリはこんな大きいセミを全部食べてしまうのでしょうか?
ここまでしか観察していなかったので、この後はどうなったのかわかりません・・・
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脱皮したばかり(?)のオオカマキリ
2014年に見たように青くなっていません。齢にもよるものなのでしょうか?
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褐色のオオカマキリ
インドハマユウの葉の上で。
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オオカマキリとケール
ケールの葉にいたオオカマキリ。
翅がピカピカ光っていた。緑と褐色のミックスみたい。
※スマートなので、チョウセンカマキリかも? それともオオカマキリの雄かな。
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冬のオオカマキリ
軒下はまだまだ暖かい。畑よりどのくらい違うのだろうか・・・
庭にいたオオカマキリ達が軒下のプランター界隈に姿を見せた。
プランターにいた4cmくらいの大きさのヨトウムシをオオカマキリに献上。
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やはりプランターにある葉を食べていたオンブバッタをオオカマキリの目の前に置いたら・・
バッタが動いたらたちまちキャッチです。
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軒下の雨戸サッシのレール上に、オオカマキリが卵を産んでいるところ。
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ここは雨露がしのげて快適なところですね。
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オンブバッタを捕まえるとすぐにカマキリに差し出すことにしています。
このときも捕まえたのでカマキリを見つけていたら、なんと私の足音に反応してオオカマキリが現れたのです! ・・まっ、偶然でしょうが・・
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ストロベリーツリー(姫いちごの木)のところにいたオオカマキリ。獲物はなに?
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1月まで暖かな玄関のプリムラの寄せ植えの中で、長生きしたオオカマキリもいました。
この後もあまりに寒い夜はもっと室内に置いたら中旬まで生きていました。(肉類を与えても食べませんでした)
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カマキリと違い、成虫で冬越しする昆虫もいます。クビキリギスやツチイナゴなどです。


翌年(2011年)
オオカマキリの赤ちゃん
軒下の雨戸サッシのレール上に、卵を産んだオオカマキリの赤ちゃんです。
孵化するのを見たいと思っていたが、もう孵化が終わって赤ちゃんたちが網戸や軒下のコンクリートにざっと見ただけで十数匹いました。
オオカマキリの卵嚢(らんのう)のところの真下にワイルドストローベリーリシマキア・ヌンムラリアオーレアがあります。多くのオオカマキリの赤ちゃんはそこに集まっています。
共食いになるかと思い、3~4匹を残して、庭の別の植物に移しました。さてどうなるでしょうか・・・
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オオカマキリの赤ちゃん。小さなときはアブラムシを食べるとか・・・
オオカマキリの赤ちゃんは孵化したときはたくさんいて、いろいろな所に引越ししたのですが、その割に姿があまり見かけませんでした。
大人になるまでには天敵やら食べ物などの大変なのでしょう。共食いもあるらしいですね・・
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ハラビロカマキリ
畑の菊の花にて
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バラの花の下のハラビロカマキリ
前胸が短く、腹部は幅広なのが特徴です。
バラの花にはたくさんの昆虫が集まってきます。それを狙っているのでしょう・・・
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透き通ったきれいな羽のハラビロカマキリ。前翅に白色の紋があるのも特徴のひとつです。
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軒下に産み付けてあったハラビロカマキリの卵嚢(らんのう)。
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多分、母親はこのカマキリかと思います。この周りにうろうろしていたので・・
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ブルーベリーの枝にあった卵嚢(らんのう)。(形からハラビロ)かな?
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ハラビロカマキリの赤ちゃん、またはコカマキリの赤ちゃん。
素人には区別がつきません m(_ _)m
関連記事 コカマキリ

鉢植えから畑に移植したまだ小さいレモンの木で。
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ボイスンベリーにいたハラビロカマキリまたはコカマキリの赤ちゃん? これも区別がつきません m(_ _)m
コカマキリの赤ちゃんはもっと色が
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グリーンカーテンの西洋あさがお(天上の蒼)にいました。この姿からハラビロカマキリと思います。
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西洋あさがお(天上の蒼)にいたカマキリがカメムシを食べているところです。
カマキリがカメムシの天敵になっているとは知りませんでした。
今度はトウガラシ類(ピーマン、観賞用トウガラシなど)にカメムシがいるときはカマキリに捕まえてもらいましょう (⌒▽⌒)
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のところにあったハラビロカマキリの卵嚢(らんのう)
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下から見たハラビロカマキリの卵嚢(らんのう)
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こちらは多分「チョウセンカマキリ」の卵嚢かと思うのですが・・・
枝垂れハナモモの木にありました。
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形が独特です。
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チョウセンカマキリはオオカマキリと似ているとのことです。
春に再び見にいったらもう孵化したあとでした。多分このあたりにいると思うので、気をつけて見ることにします。

※大分過ぎた秋の日、ハナモモの木の下の雑草にいました。
オオカマキリかチョウセンカマキリか最初はわかりませんでした。
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前脚の付け根の間が朱色(オレンジ)になっているので、チョウセンカマキリです。
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昨年に続き今年(2010年)も害虫退治に活躍してくれたカマキリに感謝です!
肉食性のカマキリはかなりの数の害虫を食べてくれています。ことしの秋は菜園におびただしい数のヨトウムシ類やオオタバコが生まれててきましたが、捕殺したのは数えるほどで、いつの間にかいなくなっていました。
もちろんカマキリだけの活躍ではないでしょうが、カマキリが大活躍してくれたことと思っています。
カマキリの卵嚢(らんのう)を見つけたら大事に保護しておきます。やはりどの昆虫にも天敵がいるようにカマキリにもいるので、卵嚢(らんのう)に不織布を巻いておきましょうか・・・ それとも自然におまかせしましょうか。
結局は何もしませんでしたが・・・・・