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アルストロメリアの育て方 植付け・植え替え・株分け

アルストロメリア,育て方 植付け・植え替え・株分け

花壇・庭植えの育て方
一番古くから育てているアルストロメリア。半日陰の場所に植えてあります。

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アルストロメリアの花
アルストロメリアの花の入ったフラワーアレンジメント
アルストロメリア栽培記 茎葉の整理


アルストロメリアの育て方
■場所
日当たりが良いところ~半日陰が適しています。
水はけが良く、有機質を好むので、花壇・庭植えにする際は腐葉土、堆肥などの有機物を入れて深く耕しておきます。
その後、土壌によっては苦土石灰で中和します。 適正なpHは6~6.5

■アルストロメリアの植付け・植え替え
生育の始まる直前の9月~10月と3月~5月が適期です。
その頃に植付け・植え替え、株分けを行います。
真っ赤なアルストロメリアをくれた人は12月初めがよいと言っていましたが・・

4~5年目になるとアルストロメリアは花数が少なくなります。
花壇では3年に1度ぐらいを目安に株分けをして植え替えます。
鉢では毎年植え替えるとよいように思います。

アルストロメリアはダリアのような形の球根です。
植え替えは少し早いかなと思ったけど、全体が枯れてきたので(休眠期)植え替えをしました。
もうそこには5~6年間も植えっぱなしのままでした。露地植えにする場合は15cm前後に覆土します。

これは初めて栽培したアルストロメリアの球根(根茎)。  
2008-8-23
アルストロメリアの球根(根茎)

花壇・庭植えにしているものは、球根・根茎傷つけないように、大きく深く掘り上げると傷つきません。

■アルストロメリアの株分け
たしか紫のアルストロメリアで、半分に分けました。
2014-5-4
_DSC0127紫の-2014-5-4-1.jpg

上の茎や葉に対し、球根は見事ですね。


芽の出る頭部分。
2014-5-4
_DSC0129-2014-5-4-1.jpg


先端の芽を傷つけないようにします。太いイモの横あたりからは芽が出ません。
ヤーコンやアスパラガスもこんな感じの球根でした。
2014-5-4
_DSC0128-2014-5-4-1.jpg

球根関連記事 
夏植え球根と秋植え球根 種類と育て方(植え付け・管理)
春植え球根

株分けの時期は植え替えと一緒に行います。掘り上げた球根は2~3芽が1株になるようにします。
掘り上げたら球根を乾かさないように手早く植えつけます。球根が折れやすいので丁寧に行います。
春までに球根を育てておくと花が多く咲きますが、春に株分けしても咲きました。
植え替え時はこんな状態で、踏みつけないように目印として古い茎葉をわざと残します。
手前の赤い花はバラです。
2008-8-26
アルストロメリアの植え替え 8-26


8月に植え替えをするのは初めてだったので少し不安でしたが、まもなく芽が出てきました (^。^;)ホッ 
2008-9-12
アルストロメリアの芽がでる 2008-9-12


暑い時期なので球根を傷つけると病気にならないかと心配でしたが、休眠中なのでスムーズでした。
強い霜が降りるまで生長していました。白いものはまいた生ヌカです。
2008-10-31
アルストロメリア 10-31


■水やり
花壇では乾いた時以外は特に水を与えません。

■肥料
生長期に化成肥料を月に1回程度与えます。植え替えのときに穏効精肥料を混ぜておいてもよいでしょう。
鉢植えにはそのほかに液肥を月に3回ぐらい与えています。
肥料をするのとしないのでは違いがわかります。

■花後の管理
枯れた花はこまめに摘み取ってください。
枯れた花をつけたままにしておくと、アルストロメリアはすぐに種ができるので球根が弱ってしまいます。
花が咲き終わったあとの茎葉は、自然に枯れたもの以外はそのままにしておきます。

花が咲く頃に種類によっては、ちょっとした風雨で倒れそうになることがあります。
草丈の高くなる品種(高性)は支柱を立てて倒れないようにします。

■病害虫
・害虫  ヨトウムシ、ハダニ、アブラムシ
・灰色カビ病
適切な殺虫・殺菌の薬剤で防除します。
我が家ではこれまで薬剤を使わなくても被害はありませんでした。
ヨトウムシはたまたまいたことはありましたが、目だった被害はなかったです。

多分我が家の庭や畑には相当な種類の天敵がいるからかと・・
アルストロメリアにカマキリが住んでいて、アブラムシなどの害虫をやっつけてくれたときもありました。
その他の天敵
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
ヒラタアブ類
ハナグモとその獲物たち
ヨコズナサシガメ
アカサシガメ(赤刺亀虫)

霜に当たるとアルストロメリアの葉はたちまち黒くなって溶けてしまいます。
でも地上部だけで、球根がかれたのではありません。
耐寒性がない種類のアルストロメリアの場合は、土を小高く盛り、枯れ草などで保護します。
または鉢植えにして室内に移動させたりしてもよいでしょう。
暖地ではそのままでなにもする必要はありません。

この種類のアルストロメリアは特に防寒の必要がありません。
でも枯れたままの状態にしておけば、その枯れ葉が防寒の役目になるのかな・・・
2008-1-26
アルストロメリア 2008-1-26


3月になると枯れたアルストロメリアの中からもう芽が出ています。
まだこのままにしておいて、霜害のおそれのない5月になってからは葉を整理します。
2009-3-11
アルストロメリア 2009-3-11

種類によってはデリケートなもの、耐寒性のあるものや耐寒性の無いものがあるので、育て方も少し違うかもしれません。
我が家のアルストロメリアは多分丈夫なものかもしれませんね・・難なく育っていますから。