アルストロメリア栽培記 茎葉の整理
アルストロメリア栽培記アルストロメリア栽培記
市販されているものを購入したのですが、ただ「アルストロメリア」としか書いていなかったので品種名はわかりません。
1年間は鉢で育てて、それからは畑に植えっぱなしだったこのアルストロメリア・・
2~3年は芽が出ないでいたので、もうあきらめていたら、2006年の春からポツンと元気のない小さな芽が1本だけ出てきました。
まわりを少し掘って自家製のぼかし肥料を入れたり、薄くした液肥を2~3度やりました。
2007年には花は咲きませんでしたが、大分勢いが出てきました。
そうしたら2008年にはこんなに元気なアルストロメリア①が出てきました。
2008-7-1
死んだふりしていても球根はちゃんと残っていたのでしょうね。
実はこれまでも別の種類でこういうことが何度かありました。
アルストロメリアは芽が出ないからとあきらめないで気長に待ってください。
球根が残っていれば、時間はかかりますが、こういうことも珍しくはないので・・・
30㎝ほどコンテナ用に改良された、コンパクトなタイプはガーデンアルストロメリアと呼ばれています。
この①のアルストロメリアの草丈は20~25cm前後ですから、本来は鉢で楽しむタイプなのでしょう。
コンパクトでも高性もたくさん咲くので、時々フラワーアレンジメントをして楽しんでいます。
アルストロメリアの花の入ったフラワーアレンジメント
↓我が家の今年3月からのニューフエイスのアルストロメリア。後述の鉢植えです。
名前は分かりませんが「スカッシュ」に似ています。このアルストロメリア、なかなかの美人です。
草丈は約60cm、3月中旬に満開のところを購入。温室育ちなのでしょう。
このアルストロメリアは近隣の土浦市で栽培されていて、これはそこの直売所で購入したものです。
近所の婆ちゃん(私も婆ちゃん)はアルストロメリアが大好きで、よくその土浦の直売所に買いに行くみたいです。
婆ちゃんと言わないで、お母さんというべきかな・・? 自分がその年になるとそう感じます。
3月いっぱいは室内で育てて、4月からは昼夜とも室外に置いています。
鉢植えで一年間育ててから、畑に移植がいつものパターン。
2010年。
初夏には花が咲きました。アルストロメリアは最初はこのように草丈が低く咲きます。
2010-5-27
草丈も伸びてから花が咲いています。
2010-7-6
翌々年の2012年は茎数も増えてよく咲きました。
少し大きな画像があります。 アルストロメリアの花
↓もうかなり前になりますが、初めて栽培したアルストロメリアです。まだ畑にあります。
このアルストロメリアだけは植え替えや肥料無しで2016年現在で、なんと20年は経つと思います。
このアルストロメリアが一番丈夫で近辺では普及していますが、市販されてはいないようです。
ちょっとくすんだ色をしています。殖えて困ってしまうくらい・・・
植え替え無しといっても勝手に這い出して範囲を広げているので、新しいところに自分から行っているようです。
こちらは購入したアルストロメリア。
2008-7-20
これは知人からもらった真っ赤なアルストロメリアです。
このように隙間が無いほど繁茂している場合、花芽のない茎を手で引っ張って取ってしまいます。
花はもちろん、蕾も見えないのに花芽があるかどうかの区別はどうやったら見分けられるのでしょう?
それは茎を下から上に触ってみて葉の先端のふくらみを見るのです。
蕾が付いていないのはスーッとスムーズに滑りますが、蕾が付いているのは丸みがあるのですぐに分かります。
それと茎の細いものは大体蕾は付いていません。
早春は草丈が伸びないで花が咲きます。だんだん暖かくなると本来の草丈になって花が咲きます。
毎年、5月上旬に出た芽を整理すると、あとから力強い茎が伸びてきて蕾がたくさん付いてきます。
こういう方法は沢山芽が出て込み入っているときだけかもしれません。
あまり芽が出ない種類は球根を育てるために、葉はそのまま残しておいたほうがいいかもしれませんね。
2007-5-5
やがて花が咲いてきます。
この真っ赤なアルストロメリアは花壇に植えたり、畑に戻したりして場所を変えて育てています。
草丈は約1m弱で、2005年から育てています。
2007-5-25
7月下旬の我が家のアルストロメリアです。
種まきでもふやすことができ、適期は10月頃です。
種まき用土を入れた鉢にばらまきし、5mmほど覆土、発芽まで乾かさないように明るい日陰で管理します。
交配種であろうのタネからはどのようなものができるかを楽しむのも面白味があります。
ヒマワリ、ペチュニア、あとは何の草花か忘れたましたが面白かったですよ。
関連記事
ヒマワリ(向日葵) 種まきから満開までの画像
ペチュニア「さくらさくら」栽培記
ペチュニアの育て方
交配してさらに良いものを作出するの反対で、こちらはルーツを探す旅になります。
きれいな花を愛でるだけも良いですが、自家タネまきして育てるのも面白味があります。