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★キク(菊)の花の画像 小菊、夏ギクの育て方

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菊のアレンジ-1.jpg
キク(菊)の花が入った自己流フラワーアレンジ。自慢は全部我家の花です。
ダブっている画像もありますが、菊(キク)の花の自己流フラワーアレンジです。
関連記事 自己流ですが・・菊(キク)の花のフラワーアレンジ

キク(菊) 
キク科
原産地:   中国~朝鮮半島
花 色:    白、黄、赤、ピンク、グリーンなど

菊には沢山の種類があり、分類の仕方もいくつかあるそうです。
開花時期から夏ギク、夏秋ギク、秋ギク、寒ギクに分ける。
花の大きさによって、大輪ギク、中輪ギク、小ギクに区分される。
大菊・古典菊・小菊・その他の菊に分ける場合もあります。

古くから日本各地で花壇や鉢植えに、また切り花として親しまれて栽培されてきたキク(菊)の花。
昔(1980年頃)は鉢で大菊や嵯峨菊を栽培したこともありましたが、現在は畑で小菊や切り花用スプレー菊などを仏壇にお供えするだけ育てている状態です。
近年は品種が豊富でこれがキク(菊)かと見まちがうほどのものがあります。
小菊やスプレー菊はかわいらしい花と明るい色彩、またシックな色彩が多く、切り花や和風はもちろん洋風のアレンジにもできて室内が華やかな雰囲気になります。


↓我家のキク(菊)の花々 ・・・全部お見せできないのが残念です。
2~3年前は50種類以上栽培していました。今は少なくしたので20種類になってしまいました。

今年はもっと少ないかも。咲いてみないと分からないのが現状です。
仏壇にお供えするのとアレンジをするのが目的なので、花粉が落ちないポンポン咲きのキク(菊)が多いです。
花の大きさから小菊としていますが、名前も分かりません。
画像の中には中菊もあり、その他の菊に入るスプレー菊なども多いです。

オレンジがかった黄色の小菊
 オレンジがかった黄色の小菊


スプレー菊
中菊 11-08-


丁字咲きの中菊は最初はこんな感じですが、咲き進むにつれ中のポンポンが大きく膨らみます。
白、ピンク、黄色があったのですが、今年はもしかしたら白だけになってしまったかも。
お気に入りの菊にひとつでしたが・・・同じ花形で遅咲きの小さい花もあります。 

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同じ品種の色違いの黄色です。辛うじて残っていました。この後が中央が盛り上がって豪華になっていきます。
その茎に1本だけ咲かせるようにすると、それはもう言葉で表せないほどきれいです。
2010-11-13
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中菊やスプレー菊は何本か枝が分かれている中で試しに1枝だけ蕾を2~3個付けておき、最終的に1個の花を咲かせると、同じ株元から出てきたとは思えないほど見事な花になりますよ。
たくさん咲かせる目的の小菊などは意味がないでしょうが・・・

小菊
小菊 12-7


小菊
P1010031-88.jpg


満開の小菊 ・・ この菊は草丈が低いので、春に植えたきり切り戻しもしていません。
2010-11-13
満開の小菊


新顔の小菊
2010-11-15
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畑のスプレー菊や小菊
最初は草丈が高くなって支柱などで支えたりヒモを回したりと台風シーズンには大変な思いをしました。
現在は7月中旬に1度地際近くを3~5枚の葉を残して切り戻しています。
遅咲きの草丈が高い菊はそれからもう一度その上の部分をきり戻しをして草丈を低く抑えています。  
2005年頃の画像
畑の小菊


こちらのグリーンの菊はさし芽をしたものを植えました。
2010-7-14
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グリーンのさし芽の菊
この年は病害虫の消毒や手入れを全然しませんでした。草丈は低くても倒れてしまいましたが、花は無事咲きました。最近は天敵が増えていて無消毒です。

2010-11-9
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本来菊の開花はほとんどが感光性で日照時間が短くなれば開花します。
でも夏菊や寒菊は品種改良によって作出されたもので例外です。
我家にも6月咲き、7月咲き、8月咲きなどがあり、その季節になると毎年咲いています。

※菊のように昼が短くなると開花するものを短日植物といいます。
品種によって多少の違いはありますが、一般的に日長が13時間以下になると花芽分化が始まり、12~15日後に蕾が見えだして、 それから50日位で満開になるようです。 
人工的に光を調節して花が咲く時期を遅らせるように栽培する電照菊栽培や早く咲かせるシェード(暗くする)栽培も可能なので、年間を通してキク(菊)の花が店頭に並んでいます。

中菊や小菊(スプレー 菊など)は主に祭祀や仏花として用いられていましたが、最近はフラワーアレンジのときも小菊が使われるようになりました。
キク(菊)も洋風に改良されているみたいです。
洋風に改良されている切り花用のキクには、風雨に強く無支柱栽培ができるものがあります。
※我が家でも洋風の菊が多くなりました。

小菊(スプレー菊、ボサ菊、クッションマム、ポットマム)の育て方 関東以西基準
キク(菊)は宿根草ですが、そのまま毎年放置しておくと、やがて枯れてしまいます。
キクは連作を避けて、毎年植え替えをします。
新品種ですばらしい花が咲くものほど絶えてしまいがちです。

※植物に言葉をかけたり、音楽を聞かせるとよく育つといいます。
キクの栽培で撫でながら育てると、よりきれいな花が咲くそうです。不思議なことに思いますが、何かわからないけれどそれなりのわけがあるのでしょうね。ほかの花ではどうなのでしょうね・・・

◆11月中旬~2月にかけての冬のキク(菊)の管理
開花の終った株は花がらをすべて切り落とします。
風の当らない日当たりの良い場所に置き、水やりを控え(4~5日に1回ぐらい)肥料は施しません。 
又は土に鉢のまま埋めたり、鉢から株を抜き根鉢を崩さないで埋め込んでおきます。この場合は水やりの必要がありません。

12月上旬~中旬には各枝を1節ぐらい残し刈り込んでおきます。
刈り込むことにより新芽(冬至芽)が出やすくなります。

3月~4月中旬ごろまでは水やりは控えめに(3~4日)します。
春に根元より芽生える新芽が伸びたら、緩効性の化成肥料を施します。
新芽(冬至芽)が3~4cmになったら、1本ずつ分ける株分けをします。(3月下旬~4月上旬)
鉢数を増やしたくないときは、そのまま新芽(冬至芽)を間引くだけにします。


◆摘心(ピンチ)の時期
4月下旬に頂芽を摘心(ピンチ)します。
※クッションマムは分枝性が強いので摘心しなくても自然にボール状にまとまる。
※ポットマム、スプレー菊はもう一度7月上旬に摘心(ピンチ)します。


◆さし芽の時期
クッションマム、ボサ菊は6月上旬までにさし芽をする。
ポットマム、スプレー菊は7月下旬にさし芽をする。(草丈が高くなるため)

挿し芽で株の更新をすると、キク(菊)の株と花が元のように持続されます。
植えたままの状態でおくと、下の部分が木質化されて下葉が枯れ上がり花も貧弱です。
キク(菊)栽培には挿し芽は欠かせないものです。

従来の小菊は株分けだけでもよかったのですが、新品種は挿し芽をして株の更新をしないと絶対ダメといってよいほどです。
花の咲き終わった状態のままにしておくと春に芽がでて来ない場合が多いです。
挿し芽といっても難しいものではなく、キク(菊)のさし芽は誰にでもできる簡単なものです。
キク(菊)は発根率がよいので、私は発根促進剤は使ったことはありません。
ビギナーのかたは発根促進剤を使うと、間違いなく発根できると思います。


さて冬の管理後のキク(菊)の育て方です。自己流なので、悪しからず m(_ _)m

◆キク(菊)の植え付け
5~7月に挿し芽したキクの苗をポリポットで育ててから、目的の場所に植えつけます。
私は小菊の場合は地植えにします。
キク(菊)は日当たりの良い肥沃で水はけと水もちよい土を好みます。
鉢や植えつけするところには完熟堆肥や腐葉土、ピートモスの有機質を多めにすき込み、緩効性の化成肥料を混ぜておきます。

鉢で育てて花の期間だけ花壇に植える方法もあります。
その場合は、植え付け前に化成肥料を施し耕しておきます。


◆キク(菊)の仕立て方
ボサ菊・・・5号鉢に1本植えにして、2~3回摘心しながら分岐力を強める。
1回目(4~5節伸びたとき)  
2回目(4~5cm伸びたとき)

・クッションマム
5号鉢に1本植えにして、側枝が2~3cmになると柳芽になるが、柳芽の下からわき芽が出て枝分かれを繰り返すので摘心しなくても自然に丸くなる。

・ポットマム
5号鉢に5本植えにして、4~5節伸びたら各枝共3節残し摘心します。
枝が全部で15本になるわけですが、最終的に蕾は各枝1個にします。

・スプレーギク
5号鉢に3~5本植えにして、4~5節伸びたら各枝共3節残し摘心します。
蕾は摘心しないですべて開花させます。
     

◆キク(菊)の肥料
鉢植え、地植え共に春~8月中旬までに化成肥料を月に1回、蕾が少し大きくなってから(9月中、下旬)1回与えます。(秋は窒素分がないPK肥料が理想ですが、私は花用の液肥を2回与えます)

◆水やり
鉢植えは鉢の表面が乾いたら水やりをします。
地植えの場合はよほど乾いたとき以外は必要ないです。


キクのふやし方
・キクのタネまき
キク(菊)はタネまきもできます。私の場合はあまりしませんが、こぼれ種で出てくることがあります。
キク(菊)のタネまきは5月末までに終らせます。

本葉が7~8枚のころ植えつけますが、5~6節で摘芯をすると植えつけ後分枝が多くなります。
昨年は小菊とイソギクの交雑したキク(菊)が出ていました。今年はそのオリジナルのキクをさし芽をしたので、花が咲いたらお見せします。
※オリジナルのキクと思ったらそれはハナイソギクといって、珍しいものではないらしい・・・

・さし芽方法は別記事にしました。


◆病害虫
春先からアブラムシやキクスイカミキリムシ、ヨトウムシ、オンブバッタ、グンバイムシなどの虫との戦いです。
殺虫剤の適応害虫の表示をよく見て定期的に散布します。
私はキク(菊)の様子を見て、殺菌剤と殺虫剤を混ぜて1~2度、散布します。
大体野菜の散布のときと同じ日にします。
無農薬が理想なのでしょうが、どうしても夏野菜には1~2度は散布してしまいます。
病害虫に強い花や野菜を目指してぼかし肥料なども手づくりしていますが・・・
花類は虫害がひどいときは殺虫剤のオルトラン粒剤などを株元に蒔いておくと手間要らずです。
※以上の対策は2008年までで、2009年からは忙しいのにかまけて無農薬状態です

※記事が長すぎるので、こちらは別記事にしました
・キクスイカミキリムシ製作中
・夏ギク製作中
・ハナイソギク(花磯菊)

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寒冷地のキク(菊)の管理
刈り込みは花後すぐにします。ポットマム、スプレー菊は室内に取り込む。
さし芽は6月中旬ごろ。

東北・北陸地方
刈り込みは花後すぐにします。冬越しは戸外の軒下などで。
さし芽は5月上旬~6月上旬ごろ。


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