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キイロテントウと「うどんこ病」 虫に学ぶ知恵

キイロテントウ,うどんこ病,ズッキーニ,ハナミズキ,虫の世界,バイオ,自然淘汰

2013年は畑のズッキーニがいつもよりうどんこ病でひどいことになってしまいました。
古い葉が真っ白くなっていたので、前日に1本につき3~4枚ずつ白くなってしまった葉を取って捨てました。
今朝、ズッキーニを収穫していたらまたうどんこ病の葉があったので、なにげに葉裏をのぞいたらキイロテントウがいました!
白くなっているのがうどんこ病で、こんなものが食べ物だなんて信じられませんね。不思議な世界です。
関連記事 テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ

2013-6-30
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昨日はもしかしたらキイロテントウのいた葉を捨ててしまったかも・・・
キイロテントウは小さいので今までも畑にいたのに気がつかなかったのでしょう。
2010年はハナミズキにいたキイロテントウをカボチャ(鹿々谷かぼちゃや打木赤皮甘栗南瓜など)にお引越しをさせたのですが、まさかその子孫?
キイロテントウがうどんこ病の菌を食べるのはハナミズキでよくわかっていましたが、野菜ではあまり見ていません。数年前までは殺菌や殺虫剤を1~2回ほどしていましたが、最近はほったらかし栽培になっています。
2013-6-30
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ここには変わった形や色のズッキーニが各1本ずつで3本植えてあります。
関連記事 ズッキーニ栽培(ゼブラアペロ、エイトボール、ゴールディ)
離れた場所には昨年のズッキーニ「ブラックトスカ」のこぼれ種から出たものが2本あります。ブラックトスカのほうはまだうどんこ病が出ていないので、キイロテントウはいません。
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↓この画像を見ていたら、オレンジの小さなうじ虫がかなりいます。
これはなんでしょう? 最初はキイロテントウ同様「うどんこ病」を食べる虫かなと思ってネットで調べましたがわかりませんでした。
※その後、オレンジの小さなうじ虫がショクガタマバエの幼虫と似ているのを発見!
 天敵 ショクガタマバエの幼虫?
でもこのズッキーニにはアブラムシがいないので、違うのかな?
アザミウマ(スリップス)の幼虫でしょうか? それともまだ知らない虫かな?
今年は庭のクチナシの花にびっくりするほどアザミウマ(スリップス)が大発生しました。
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それと宿根フロックスという草花がありますが、これも毎年うどん粉病で悩まされてきました。
その都度殺菌剤を散布していましたが、いつからか面倒になってしまい、止めてしまいました。
最初は必ずうどん粉病が現れるのですが、放っておくといつの間にか消えているのです。

宿根フロックスに発生したうどん粉病
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でもキイロテントウが食べているのは見たことがないので、断言はできませんが・・・
あとは原因がわかりませんが、なにかあるのでしょうか?
ここは最初にキイロテントウを発見したハナミズキから2メートルも離れていません。
ハナミズキもうどん粉病が必ず発生していましたが、最近は見たことがありません。


虫の世界はとても面白いものです。そのときはわからなくても後になってわかるのもたくさんあります。
一度ハマったら抜けられません。最近は虫の世界にどっぷりです
近年は生き物とバイオの関係がクローズアップされています。実用化に近づいているものもあるようです。
人間がいくら知恵があったとて何億年の虫の自然淘汰の知恵にはかなうものはありません。
ようやく人間はそれに気がついて虫に学んでいるのですね。
スーパーコンピューターや電子顕微鏡などの発達により、ようやくそれができるようになったのです。

生物はコストをかけないで自然から恵を受けて生きるためにより良い進化を遂げてきました。
人間もそれに学ぶべきではないかと思います。
いかに自然から学べることができるか? 自然からキャッチできる人間を育てることができるか?
皆様のお子さんやお孫さんも多くの自然体験をし、自然から何かをキャッチできますように・・・

話は違いますが、多分、虫の眼から見た人間の世界は呆れるほど醜いのでしょうね・・・
人間は欲がありすぎです。戦争だって欲があるから始まるのです。
我が身を振り返り、反省です (/-\)はずかしや