伝統野菜 「鹿ヶ谷かぼちゃ」栽培記
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我が家で栽培のウリ科の野菜と栄養
「鹿ヶ谷かぼちゃ」の苗を見かけて即ゲット。取り敢えずひと回り大きな鉢に植え替えておきました。
最近は苗を入手したら、一旦は植え替えて霜害が及ばない軒下で育て、それから畑に植えています。最初は夏野菜の30 ポットぐらいですが、いろいろな苗を見たら衝動買いしてしまうので徐々に増えてしまい、軒下や玄関の中はこの時期は賑やかです。
2010-5-22
左側の苗はやはり伝統野菜の加賀野菜「打木 赤皮甘栗南瓜」、右側が「鹿ヶ谷かぼちゃ」
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「鹿ヶ谷かぼちゃ」の葉は白い筋模様が入っています。
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秋ジャガイモ栽培をした後地に植えました。
植え穴にぼかし肥料を少し入れただけです。
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これは米ヌカを振ったものですが、このあと葉を揺らして落としました。
(前に葉が茶色く変色し、ヌカを掛けすぎも葉によくないと思ったので・・・)
米ヌカを振ると、良い菌が増えて病気に強くなるとの説があり、最近は苗を定植して少し過ぎた頃に、ヌカと石灰を別々に振っています。
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たくさんの雌花と雄花が出てきました。
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雄しべ
雌しべは甘いのでしょうか。たくさんのアリがいます。早くのうちは雄花の花粉を雌花につけて受粉させます。ハチ類が飛ぶ頃はしなくても大丈夫です。
雌しべ
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別の枝には大きくなったカボチャがありました。
でも あの独特の「鹿ヶ谷かぼちゃ」の形ではありません。
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丸い形や幼果を摘果しました。1株に4~5個ほど残しました。「打木 赤皮甘栗南瓜」はわさわさと繁って草勢がありますが、こちらは株が小さく貧弱です。
摘果した幼果はズッキーニのように炒めていただきました。
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白い葉は石灰を振った後にうどんこ病が出たためです。
カボチャはすぐに うどんこ病が発生します。チッソ分が多かったのか・・・
鹿ヶ谷かぼちゃの様子
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うどんこ病の菌を食べてしまうテントウムシがいるのですよ。
2010年まで見たことがなかったのでビックリしました。
それはハナミズキにいたキイロテントウです。
関連記事 テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
このキイロテントウ約10匹をこの鹿ヶ谷かぼちゃの葉に運んできました。
でも効果の程はよくわからないので、あまりにひどい葉は取ってしまいました。
風通しをよくしたり、肥料をあまりしないようにします。初期に肥料が多いとつるボケします。
ひょうたん型の形になってきた鹿ヶ谷かぼちゃの若い実
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上より早く実を結んで、濃い緑の鹿ヶ谷かぼちゃ①
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上の実のアップ。
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①の下側が色づいてきました。
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別の鹿ヶ谷かぼちゃ②です。頭が若干大きい感じです。
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①がさらに色づきブルーム(白い粉)が付いたようになってきた様子
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「鹿ヶ谷かぼちゃ」は株元に近いところに1個だけ、早い時期に実を結んでしまっていたのです。
葉の陰に隠れていたので気が付かず、この「もとなりカボチャ」に栄養を取られてしまい、茎や葉が育たなかったのです。
西洋かぼちゃはある程度株が育ってから実を付けるようにします。
初めての「鹿ヶ谷かぼちゃ」栽培なので、いまいち実の付けさせ方はわかりません。
同じカボチャなので、育て方は同じかな。1本の株にたくさん実をつけると味が大味になってしまいます。
わが茨城県の江戸崎カボチャはたしか2個だけしか付けないとの記憶があります。
味がギュっと詰まっておいしいカボチャができます。
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鹿ヶ谷かぼちゃの上に乗っているのはニホンカナヘビです。
2010年はニホンカナヘビがたくさんいたのですが、2011年は小さいのを数匹見かけただけです。
苦手な人はスルーしてね。天敵としてのニホンカナヘビ ニホンカナヘビの画像
虫を食べてくれるらしいのですが、まだ見たことはありません。
※後にネキリムシをくわえているのを見ました。
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収穫1号です。赤いのは「打木 赤皮甘栗南瓜」です。
そのほかキュウリ、種無しスイカ(左)小玉スイカ、ナス、ハグラウリなどです。
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満足な仕上がりの①の鹿ヶ谷かぼちゃ。
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②の鹿ヶ谷かぼちゃの中身
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鹿ヶ谷かぼちゃの種
小さな株だったから4~5個ぐらい思ったのですが、3個収穫できました。
「鹿ヶ谷かぼちゃ」の煮物
昔食べた日本かぼちゃのような粘質があって味はさっぱりしてます。西洋カボチャの栗味もいいけれど、このような味もいいものです。大人の味というのかな (〃 ̄▽ ̄〃)