●山野草 ホウチャクソウ(宝鐸草)

ホウチャクソウ
ユリ科(イヌサフラン科) チゴユリ属
多年草
分布:日本各地から東アジア

有毒植物であるホウチャクソウは、山菜として利用されるアマドコロやナルコユリの若芽と似ているので注意が必要です。摘むとにホウチャクソウは独特の臭気があるので見分けは可能です。
同じ仲間のチゴユリと自然交配することがあり、交配したものはホウチャクチゴユリと呼ぶそうです。
またホウチャクソウの仲間に黄花のキバナホウチャクソウがあります。

前年に友人からもらったホウチャクソウです。シェードガーデン 例3)に植えたのですが、芽が出てきました。
2008-4-11
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暖かくなるとどんどん草丈が伸びてきます。もうつぼみもほころびそうになっています。
2008-4-26
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先端に長さ2cmほどの小さな花が2ケ前後垂れ下がって筒状に咲いています。
ホウチャクソウの白い花の先端は緑色で、白と緑のグラデーションがとても美しいです。

宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りであり、名の由来は花が垂れ下がって咲く姿がこの宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)に似ることによります。
筒状に見える花は3枚の花びらと3枚のガクだそうです。
2008-5-5
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花後のホウチャクソウの実です。
2008-6-10
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その後、黒紫色の実に色づきます。葉はユリのようです。
2008-7-25
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2010年のホウチャクソウ
ホウチャクソウは秋に黄色く紅葉します。右の細長い葉はシランです。
この頃にはハナニラの葉もずいぶん長くなっています。
2010-11-21
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2011年のホウチャクソウ
今年は花数がたくさんありますが、山野草なのであまり多くては味がないかも・・・(贅沢な悩み
2011-5-6
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紫の実も一ヶ所に1†4個ぐらいなっている。
2011-9-26もまだ
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こちらはヒメシャラの木の下にあるホウチャクソウ。ホウチャクソウに押されているナルコユリがあります。(右側)
奥にはホスタが植えてあります。ホウチャクソウは紅葉が早いですが、ナルコユリとホスタはまだ紅葉していません。
2011-11-10
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2012年のホウチャクソウ
つぼみがたくさんある太っちょホウチャクソウです。肥料はしたことがありませんが、クリスマスローズなどがあるので、そちらの肥料をもらっているのでしょうか・・・
2012-4-16
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ホウチャクソウは地下茎を延ばしながら殖えるので、数年経つとかなり殖えます。
2012-4-21
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ホウチャクソウの葉を食べている虫を発見。ハムシの一種でしょうか?
これまで虫の被害はありませんでしたが、ホウチャクソウが殖えたのでなんらかの虫が集まってくるかもしれませんね。
2012-4-30
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ホウチャクソウが隙間なしに出ています。(中心)ここは全体に整理しないと、あまりにも植物が密集している状態です。
コゴミ、ミヤマオダマキ、シュウカイドウ、シランなどがあります。
2012-6-24
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2013年のホウチャクソウ
今年は足の怪我で、一年間庭や畑の仕事をしていませんでした。
ここは最初に植えたところから1mほど離れたところです。殖えてホウチャクソウがいたるどころにあります。
胴葉は赤花トキワマンサク(ベニバナトキワマンサク?)です。
2013-5-11
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でも密集していたシェードガーデンも何とか無事でした。ホウチャクソウも抜くのは簡単で引っ張って株数を調節しました。
赤い葉はヒューケラ(ツボサンゴ)です。
2013-5-2
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