シェードガーデン(日陰の庭)
シェードガーデン,日陰の庭,シェードガーデン(日陰の庭)に植えるのに適した植物シェードガーデン(日陰の庭)
シェードガーデン(日陰の庭)とは日陰~半日陰の庭のことです。
植物を選べばシェードガーデン(日陰の庭)でも多くの植物を育てることができます。
どこの家の庭でも必ず日陰になる場所があります。そんな場所も植物が育ちにくいからという理由で植えることをあきらめないでください。
日陰に強い、むしろ日陰の方がよく育つ植物を植えて、日陰ならではのオリジナルなガーデニングを楽しむことができます。
じつは私はシェードガーデン(日陰の庭)に憧れて、わざわざ畑に植えてあったハナミズキなどを植えて日陰を作ったのです。
我が家の庭(花壇スペース)は現在(2013年)ではシェードガーデン(日陰の庭)に向く植物がおよそ全体の60~70%ぐらいになっているでしょうか。日向を好む植物より多くなっています。
日当たりを好む植物は鉢(コンテナ)や軒下の少しのスペースと自家菜園の畑に植えています。
我が家は帯状に細長い花壇なので変化をつけられなくてつまらないと思っていましたが・・・
でもシェードガーデンにしてからなんか面白くなってきましたよ。
花壇はボーダーガーデン(境栽花壇)になっています。
バックヤード(裏庭)で育つ野菜
2007年以前は常緑樹主体の庭で、マツ、ツゲ、カイズカイブキ、キンモクセイなどがありました。剪定をするのが億劫になってしまったのとあまりりも大木になってしまったので、とうとう伐採してしまいました。現在はハナミズキやヒメシャラ、ジューンベリー、サルスベリなどの落葉樹や小型の常緑樹のクチナシやサツキ、アオキ、サカキ、ナンテンなどが植えてあります。
下のシェードガーデン(日陰の庭)の画像は年代はバラバラで、月別にアップしています。
↓2009年秋に大きな松の木の下にクリスマスローズを植えました。その後、松の木は枯れてしまい、種から出た小さな松が数本とフッキソウが蔓延り、クリスマスローズが押されて小さくなってしまいました。また植え替えをしないと・・・ここは家の東側の小さな花壇スペースで、午前中だけ日が当たります。まわりにはリュウノヒゲやペルシカリア・シルバードラゴンが植えてあります。このスペースでも南側は日当たりが良くなっています。そこは2012年まではフヨウが植えてありました。2013年は小さな松が大きくなってしまい、クリスマスローズは鉢植えにしました。
例1)東側のシェードガーデン(日陰の庭)↓
2012-4-22
例2)家の南側にあるシェードガーデン(日陰の庭)ですが、中央↓よりやや西側です。
奥行が2メートルぐらいしかないですが、幅は50メートルはあります。一直線で細長です。
ここはハナミズキや大型のツツジが植えてあります。
賑やかというかゴチャゴチャしていますが、春の喜びがいっぱいです。
メギ、ヒューケラ、ミヤマオダマキ、ハナニラ、シラン、ブルンネラ類
リシマキア・ファイアークラッカー、リシマキア・オーレアも少し見えています。
4-30
↓例3)奥にコゴミ、ミヤマオダマキ、ホウチャクソウ、ヒューケラ、コクリュウ、
シモツケ「ライム・マウンド」(左のゴールドの葉)、シュンランなどがあります。
5-8
例3)同場所で少し経ってからの正面から見たシェードガーデン(日陰の庭)
ワサワサ繁っているので、これからホウチャクソウやリシマキア・ファイアークラッカーを大分抜きます。
5-31
↓例4)ブルーベリー、クチナシ、キンキャラがあるシェードガーデン(日陰の庭)。
斜めになっているのはジューンベリーで、株元にはホスタ、ヒューケラ、手前の1株はルメックスやヘビイチゴがあります。無造作に植えたり、自然に生えたりした場所なので、あまりブログに載せたりしていません。
左手にはリュウノヒゲが出ている小高いところがあります。ジューンベリーがなかった頃に日当たりがそこそこあったので、ミリオンベルを植えたら大成功したところです。
5-8
例4)上の画像の白い花がミヤコワスレです。
日陰になり過ぎた感がありますが、ガンバって咲いてくれています。
まわりには黒い葉のツボサンゴや黄金セキショウがあります。
5-18
↓例5)ここは唯一の日当たりが良い花壇で、庭の中央にあります。
右側(西)にはハナミズキが2本あり、花ゆずに続くシェードガーデンになっています。
ヘビイチゴ、多肉のアカプルコゴールド、ホスタ、オキザリス、小型のホスタがあります。
もうすぐカラーも生えてきます。
5-22
↑ここのシェードガーデン(日陰の庭)に入るところはお気に入りの場所になっています。
見ているだけで和むし、ぼお~っと何も考えない時間を過ごしています。
いつも何も考えていませんが・・・(/~\)
上から2番目の画像 例2)の近辺のシェードガーデン(日陰の庭)です。
左側の葉はタイツリソウ(ケマンソウ)です。
葉の形の違いや大きさ、色の濃淡などを考えて植えると良いと思います。
5-22
↓上の画像 例2)の西側のシェードガーデン(日陰の庭)になります。
シラン(白い花)、リシマキア・ファイアークラッカー(赤い葉)、斑入りミズヒキがあります。
5-31
↓例6)ヒメシャラ、フウチソウ、アスチルベ、クリスマスローズ、ホスタがあります。
そばにはセンリョウ、ヤブコウジ、ボケ、南天、ユキノシタ
6-6
上から5番目の画像の右側(西)のシェードガーデン(日陰の庭)です。
↓ハナミズキ、黄金セキショウ、毎年カットして小さくしているヤツデ(ひとりで生えた)
奥にはツワブキがあります。
8-4
↓上の画像の右側のシェードガーデン(日陰の庭)になります。
栄養系コリウス 、インパチエンス(白い花)、ブルンネラ・ジャックフロスト(白い葉)です。
斑入りの植物は強い光に当てると葉緑素が少ないので、、葉焼けが起きやすいので、シェードガーデン(日陰の庭)が最適です。
8-25
↓例7)門から7メートルぐらい入ったところのシェードガーデン(日陰の庭)です。ハナミズキとハナユズの間のスペースです。
トウテイラン(紫の花)、コリウス、赤のメギがあります。
ヒペリカム、スズラン、ミヤコワスレなどがあります。
見えませんがアジュガ、グランドカバーは多肉アカプルコゴールドです。
秋のシェードガーデン(日陰の庭)ですが、朝夕は日陰で昼前後の一番強い直射日光があたる場所です。(シェードガーデンとはいえないかな)
10-14
この後、ここに大きくなるコニファー類を一時的に植えてあります。
玄関の木陰になるスペースに明るめのカラーリーフや斑入りのプランツを植えると、見違えるように明るくなります。
※追記 以上の画像から5年経った初夏のシェードガーデン(日陰の庭)です。
10本前後の株立ちの樹木は移植したロウバイです。落葉樹「株立ロウバイ」の移植
手前の赤色はオタフクナンテン、斑入りナルコユリ、フウチソウがあり、秋に黄色の穂が出るマホニア・コンフーサ(細葉ヒイラギナンテン)、ウメモドキがあります。区分けしたどのシェードガーデン(日陰の庭)も植えてある種類が大分変りました。消滅したものや新しく仲間入りしたのがあります。花ゆずの下にはリョウメンシダもあります。
2017-5-9
まとめ
シェードガーデン(日陰の庭)の良い所はローメンテナンス(手入れが少ない)でよいことです。
年々足腰が思うようにならない身には、除草や草花の植え替えなどしなくてもいい、これらが一番助かります。
そして上の画像のように葉っぱだけでも色の変化や季節の変化が十分に楽しめます。
シェードガーデン(日陰の庭)に植えるのに適した植物
ほぼ我が家のシェードガーデン(日陰の庭)にある植物ですが、日向、日陰共通のものもあります。
【球根植物】
どの球根も植付けは半日陰で大丈夫かと思います。
カラー、サフラン、、ハナニラ(イエイオン)、シラー・ペルビアナ、水仙(スイセン)、チューリップ、ヒヤシンス、ムスカリ、ユリ、
【多年草】
アイビー、アジュガ、アスチルベ、アルケミラ・モリス、エビネ、オダマキ
カシワバアジサイ、カレックス、ギボウシ(ホスタ) 、クリスマスローズ、グレコマ、ケマンソウ、苔類
シダ類、シラン、シュウカイドウ、シュウメイギク、シュンラン、スズラン、西洋ハナシノブ、セキショウ、センリョウ
ツルニチニチソウ、ツワブキ、ドイツスズラン、トウテイラン、トラデスカンチア、ナルコユリ
ハツユキカズラ、ヒペリカム、ヒューケラ(ツボサンゴ、ヒメシャガ、フウチソウ(風知草)、フウロソウ、フッキソウ、プルモナリ、ブルーグラスエリムス、プレクトランサス・ヌンムラリウス(スウェディッシュ・アイビー)、ブルンネラ、ペルシカリア・シルバードラゴン、ベロニカ、ヘビイチゴ、ホウチャクソウ、ホスタ(ギボウシ)、ホトトギス
ミヤコワスレ、ミント、ヤブコウジ、ヤブラン、ヤマアジサイ、ユキノシタ
ラミウム、リシマキア(オーレア、ファイアークラッカー)
リュウノヒゲ類(ハクリュウ、コクリュウ、タマリュウ)、ワイルドストロベリー、ワイヤープランツ
【多肉植物】
マンネングサ類 セダム属は日向、半日陰共通です。