トウテイラン(洞庭藍)の育て方 トウテイランの受難
トウテイラン,カラーリーフ,育て方,株分け,鉢植えトウテイラン(洞庭藍)
オオバコ科(旧ゴマノハグサ科) クワガタソウ属(ルリトラノオ属)
耐寒性宿根草
トウテイランは近畿地方や中国地方の北部の限られた海岸沿いに自生しています。
茎葉全体が白い綿毛でおおわれているため、トウテイランはカラーリーフとしても魅力があります。 花が咲かないときも花壇で白い葉がとてもいい雰囲気でしたよ。
花はベロニカみたいな穂状の小さな青紫色の花が下から上へと咲いていきます。
トウテイランという名は中国の洞庭湖の美しい水の色にちなんでいるそうです。
関連記事 大きな画像です。トウテイラン(洞庭藍)の花
実際育ててみると耐寒性、耐暑性があり丈夫ですよ。非常に育てやすいです。
2007年にトウテイランを我家では日当たりのよい花壇に植えました。
★★トウテイランの育て方★★
日当たり、風通しや水はけのよいところに植えます。
※後にシェードガーデン(日陰の庭)にも植えました。
植え込み時に、緩効性肥料を混ぜておいたほうがよいと思います。
春に購入して育てたのですが、摘芯をしなかったので徒長して花が咲く頃台風で倒れてしまいました。5月中に摘芯をすれば、草丈を低く抑えると共に株立ちが多くなるみたいです。
トウテイランの株分けは晩秋から早春が適期のようです。
また、6月に挿し芽や種からも増やすことができます。
乾燥に強いので、あまり過湿にならないよう管理します。
回りに他の植物を植えないでトウテイランは単独で植えたほうがいいようですね。
鉢植えのトウテイランは春と花後に施肥をします。
2009年のトウテイラン
昨年の花後に植え替えをしました。
その近くにパンパスグラスをこの春植えてみました。
そうしたらごらんの通りパンパスグラスが勢いが良すぎて、トウテイランが見えなくなってしまいました。右側は葉のきれいなダリアです。
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花盛りなのになんともお気の毒なトウテイラン・・
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掻き分けて見たトウテイランの様子。
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あまりにもかわいそうなので、コップに活けてテーブルに飾りました。(罪滅ぼしのつもり)
大きな葉はペルシカリア・シルバードラゴンで、小さな花は三時草。
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なんか喜んでいるように見えるではありませんか!?
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来年お引越しするのはもちろんパンパスグラスのほうです。
こんなに大きくなるとは思いませんでした。近くの分譲地のは小さかったのです。
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2011年のトウテイラン
一番上の画像と同じですが、西側から見たトウテイランで、ここは西日しか当たらない場所です。
一応シェードガーデンの一角になります。
若草色のグランドカバーはセダム「アカプルコゴールド」とリシマキア・ヌンムラリアオーレアです。
2011-9-10