アオキ アオキの育て方
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2007-12-15
アオキ(青木)
ミズキ科 アオキ属
常緑低木 耐寒性有り
花期 春
アオキはミズキ科の常緑低木で、雌雄異株。晩秋から翌年の春頃まで赤い実をつけます。
高さは3メートル頃までで、株立状となります。
アオキは耐陰性が強いので日陰の植栽に向き、庭に単植したり、根締め、目隠し、鉢植えなどに利用されます。
これは山林に群生している斑入りアオキで園芸品種のような感じです。
アオキの名は、葉も枝も年間を通して、緑色をしているところに由来しています。
これより500メートル離れた別の山林にも斑入りのアオキの群生があります。
その昔は人家があったのでしょうか? 鳥たちが運んだものなのか・・
株立状のアオキ
2007-12-11
アオキの育て方
◆植えつけ
春(4月~6月)
秋(9月~10月)
適地は日陰あるいは半日陰のところですが、葉色が悪くなりますが日当たりでも大丈夫です。
乾燥には弱いので、水保ちが良くなるように腐葉土や堆肥などを入れて植え付けます。
◆整枝・剪定
込み合ってきたら、春先と早秋に樹形を整える程度の間引き剪定にします。
◆肥料
鉢植えの場合は、緩効性肥料の置き肥をしてやるとよいが、庭植えでは必要ないです。
植え付けてから様子を見て、育ちが遅いようなら春か秋に油粕やぼかし肥料を株元のまわりに施します。
◆植え替え
植えつけに準じます。
◆増やし方
実生、挿木、取り木がありますが、挿し木が簡単です。
◆病害虫
病虫害はほとんどありません。
我が家のアオキは建物の東側で午前中だけ日が当たるところに植えました。
樹高が伸びてからは、ブロック塀の外側の道路からも上のほうだけはよく見えるようになりました。
肥料は施したことがありません。梅とシデコブシの葉が散って山林のように自然に腐葉土になっていて、山菜のフキやミョウガが植えてあります。
ブロック塀があり、よそから見えないこのエリアはほとんどほったらかし状態になっています。
道路から見たアオキ
2007-5-11
中の様子
2007-8-6
葉だけのアオキでしたが、フラワーアレンジメントに使ってみたら案外長持ちしましたよ。
ツヤツヤとしているアオキの葉が入ったフラワーアレンジメント。
畑に咲いていたバラ「ブラック・ティ」とお似合いでしょう?
2007-6-15
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2011年
狭いところに植えたため、通り抜けられないほど樹形が幅いっぱいに広がってしまったアオキ。
2本の株立になっているので、1本は元から切ってしまいました。本来ならば株立でボリュームがあったほうがよいのですがいたしかたありません。1本にしたら樹高がかなり伸びた感じです。
もうかれこれ6~7年も実がならないので、雄株を植えてしまったかとあきらめています。
葉がきれいなのでこれはこれでいいと思っています。
2012年
2012年はふとしたことから赤い実に気づきました。
たまたまそばの梅の木に付いていたイラガの卵の写真を撮っていたら、なんと赤い実が目に入ったのです。
雄株かと思っていたアオキがなんと雌株だったとは (◎。◎)!
昨年もいくつかの赤い実がなっていたのかしら?
2012-1-9
今は実が何ヶ所かパラパラ付いているだけど、徐々にたくさんの実がなって楽しませてくれることでしょう (*⌒ー⌒*)
この赤い実は鳥が食べて排出され、それで発芽する仕組みになっているのでしょうね。
2012-1-9
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切らなかったおかげであずき色のアオキの花を見ることができました。
2012-4-16
新芽のところに花が咲くようです。
2012-4-16
この家の東側のブロック塀も南側の長いブロック塀も、大震災で上から3段がそっくりきれいに倒れてしまいました。困った家人に対し、日当たりや見通しがよくなって、庭木のみんなは喜んでいるように見えます。みっともないけど、しばらくはこのままかな・・・
※追記 その後は道路拡張工事が始まり、アオキを植えたあたりはとても狭くて樹木が植えることができません。
来年はすごいペチュニアを発見したので、樹木は諦めてペチュニアをを植える予定です。