カレンデュラ(キンセンカ)栽培記
キンセンカ,カレンデュラ,まどか,冬しらず
2011-5-13
カレンデュラ (キンセンカ・「金盞花」)
キク科
欧米ではポットマリーゴールド(聖母マリアの黄金の花)とも呼ばれているそうです。
カレンデュラ(キンセンカ)は寒さに強く、花期も秋~春と長い間楽しめます。
※カレンデュラ(キンセンカ)の育て方は後方にあります。
ネームプレートに書いてあった『スーパーカレンジュラ』というのは、特別大きいカレンジュラという意味なのかしら? それとも普通のカレンジュラのこと?
購入後『スーパーカレンジュラ』は二回りほど大きいポットに植え替えておきました。
『スーパーカレンジュラ』
2010-12-2
『スーパーカレンジュラ』の大輪の花
12-7
キク科なので、アップにするとキクの花と似ています。
昔はキンセンカはキクと同じで、仏壇の花のイメージがありましたが、現在では寄せ植えや花壇にも利用されているようです。
関連記事
キク(菊)の花の画像 小菊、夏ギクの育て方
菊(キク)の花のフラワーアレンジ
12-7
葉や茎を見るとキクとの違いがわかりますが・・・
12-7
12月上旬に植えたカレンデュラ(キンセンカ)ですが、寒くても生長しています。
30年以上も前になりますが、カレンデュラ(キンセンカ)を育てたことがありますが、そのときは花壇の暖かい場所でした。それなのに寒さでダメになってしまったことがあります。だから寒さに弱いというイメージがあり、防寒が必要かなと・・・
せっかく花も咲き始まったので、日中は外で日に当て、夜はプランターを玄関に取り込んでおきました。
12-26
カレンデュラ(キンセンカ)の少し葉が傷んでいますが、厳しい冬を越して2011年春を迎えました (⌒▽⌒)
2011-3-3
その後、別品種のカレンデュラ(キンセンカ)を購入。3-5 に3種類のカレンデュラ(キンセンカ)を寄植えにしました。
関連記事(ダブっている画像もあります)
カレンデュラ(キンセンカ)の寄植え
春になっても寒い日や風の強い日、夜などは玄関の中に入れておきました。
寄せ植えなので風通しも悪くなったせいか、アブラムシが増えてしまったようです。
3-5
でも近頃は消毒なしでもなんとかなっています。
これを見てください。この白いものはなに?
白い部分をアップすると・・・
アブラムシに寄生するアブラバチの抜け殻です。寄生されたアブラムシを「マミー」といいます。
やはり廊下の暖かい場所に置いてあったラナンキュラスにも「マミー」がいっぱい付いていました。
我が家の庭や畑には天敵達が沢山いるようになりました。
天敵関連記事
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウム
家庭菜園 天敵としてのカマキリ
クサカゲロウの幼虫
天敵としてのニホンカナヘビ ニホンカナヘビの画像
花がらはこまめに摘みます。
特にカレンデュラ(キンセンカ)は一般の花に比べ種が早くできやすいと感じます。
3-17
3種類のカレンデュラ(キンセンカ)の寄せ植えです。
かなりボリュームアップしました
4-5
花がたくさん咲き始まった『スーパーカレンジュラ』のの中央になにやらおかしなつぼみがあります。
4-14
アップにすると・・・ やっぱり変です。
4-24
花の咲き方はこんなふうです。一段目はもうすでに花後のタネに見えるのですが・・
5-4
同日の別の角度から撮ったものですが、二段咲きというのでしょうか?
二段目には5つの花とつぼみがあります。
5-4
たくさんのカレンデュラ(キンセンカ)が咲いている中で、変わった咲き方はこのひとつだけ・・・
肥料が強すぎると1茎に多数の花が咲くと何かの本に書かれていました。
肥料が多かったのかしら?
1000倍に薄めた液肥を与えていますが、日をずらして与えるときにダブってしまうときもあるのです。
5-4
2日後の花やつぼみの様子。
5-6
今までにこのような咲き方をしたのはバラのグリーンローズがあります。
5-8
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
寄せ植えの中の
花径: 5~7cm(季節差あり)
春になってから購入のカレンジュラ 『まどか』と『冬しらず』。『まどか』のラベルには寒さとうどんこ病に強いと書いてあります。
3種類のカレンジュラが揃ったので、早速、寄せ植えを作りました。
きれいです (=^▽^=) オレンジバームクーヘンという種類です。
4-17
『まどか』の花の中心
4-17
ほかの2種類は中心と花びらが同じような色ですが、『まどか』は濃い色になっています。
5-26
満開のカレンデュラ(キンセンカ)の寄せ植えは6月に入ってから花壇に移植しました。
5-26
『まどか』以外は弱ってしまったので、処分しました。
『まどか』は暑さにもかなり強いらしく、7月に入ってもまだ花が咲いています。
この場所はコリウスを植えるので、再び別の場所に移植です。
7-9
場所はハナミズキの下で、ここはリシマキア・オーレアやシュウメイギクが白絹病になってしまったところです。肥料は全く施していません。
7-26
夏でもまだ葉っぱが青々としている『まどか』です。
8-4
小さな花になっても 『まどか』はまだ頑張っています。真夏を乗り越えました。
バテてしまった誰かさんとは大違いです。最近は夏の暑さに参ってしまい、畑や庭が草ぼうぼうになっています ┗(―_―)┛...
左側にあるのが 『まどか』で、細葉で小型のホスタの花が咲いています。
ここはシェードガーデン(日陰の庭)の一角なので、 『まどか』も避暑地で一休みだったのでしょう・・
9-10
『まどか』はほんとうに夏の暑さにも強いことがわかりました。このあと観察を怠ってしまいました。
翌1月に見たときはもうありませんでした。自然消滅してしまいました。
秋まで咲いていたのだから、もっと日当たりがよくて、肥えた場所ならまだまだ咲いていたのかしら?
『まどか』の長生きには脱帽です "(*゚v゚*)!!
*******************************
寄せ植えの中の冬しらず(ポットマリーゴールド)の記事はこちら↓
冬知らず/ ポットマリーゴールド
冬知らず(ポットマリーゴールド)の種
********************************
カレンデュラ(キンセンカ)の育て方
◆準備・適した場所
日当たりが良ければ、地植えでも大丈夫です。(春になってから)
地植えでは堆肥を入れて、石灰を好む(土壌pH6.5~7.0)ので、植え付け前に苦土石灰をまいて混ぜておきます。
・鉢植え
日当たりのよい、寒風の当たらないところに置きます。
培養土に緩効性肥料を混ぜて植えます。
◆水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
◆追肥
肥料切れにならないように、化成肥料なら月に一度、花用の液肥なら月に2度程施します。
咲き終わった花がらはこまめに摘み取ります。
◆病害虫
アブラムシやヨトウムシ、うどん粉病が発生したら、適した殺虫殺菌剤を散布します。
株元にオルトランを粒剤をまいておくと、アブラムシの予防になります。