★ハツユキカズラ(初雪葛)の育て方　葉の変化が面白いハツユキカズラ

10月のハツユキカズラ

ハツユキカズラ　　キョウチクトウ科 　テイカカズラ属

テイカカズラ（定家葛）という名の由来は歌人の藤原定家から。
ハツユキカズラ（初雪葛）はテイカズラの斑入り品種です。　　　　　　　　　　
ハツユキカズラの名の由来は、緑の葉の上に初雪が冠雪した時の姿からだそうですが、ピッタリの命名ですね。
葉の白やﾋﾟﾝｸの色がとてもきれいで、新芽が伸びる春もきれいですが、秋の紅葉も又きれいです。

近所の家と車庫の間のフェンスにあるハツユキカズラ・・
落ち着いた雰囲気でステキです。

ハツユキカズラの紅葉もとてもきれいです。
我が家のハツユキカズラはまだこんなにきれいに紅葉したことがありません。
ハツユキカズラはどのような条件できれいに紅葉するのでしょうか？
考えられるのは多分露地植えなので肥料を与えないから？



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我が家のハツユキカズラの紅葉はせいぜいこのぐらい・・・2008年



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鉢植えのハツユキカズラ　　　2008/11-16　　

ハツユキカズラの育て方・管理

ハツユキカズラは日なたや半日陰のような場所が適していますが、日なたのほうがきれいな色が出ます。
あまり暗いとピンクと白い葉の色が出にくいようです。
ハツユキカズラは暑さ寒さにも耐えることができますが、真夏の直射日光は葉やけする事があります。


■ハツユキカズラの水やり
水切れをおこすと下の葉が落ちてしまいますから十分に水を与えてください。
湿りすぎぐらいでも大丈夫です。夏の鉢植えは受け皿に水が溜まった状態でも枯れませんでした。


■ハツユキカズラの肥料
あまり肥料分は必要としませんが、与えると葉っぱの色つやが良くなります。
緑の葉が出やすくなるので、窒素肥料のやり過ぎに気を付けたほうがいいですね。
緑の葉は遺伝的に優性なので、出たときは取り除いておかないと全て緑の葉になってしまいます。
このように斑入りの品種は先祖がえりがあるので、緑の葉が出たときは枝ごと切り取ってください。


■ハツユキカズラの刈り込み
枝が伸びたら適度に刈り込みをしてあげてください。
切る位置は、茎の部分であればどこでも構いません。
かなり深く刈り込んでも大丈夫です。
ただあまり深く刈り込むと、株のボリュームが損なわれますので、ほどほどにお好みの長さにしてください。
私は葉を３～５枚ぐらい残して刈り込みます。
新芽が特に赤い葉が出やすいので、切り戻して新芽を出すようにすることもよいと思います。
2009年から一切刈り込みをしないでそのままモジャモジャ状態で育てています。
そのせいかどうかわかりませんが、秋の紅葉が楽しめました。


■ハツユキカズラの増やし方
・ハツユキカズラのさし木

6月下旬～8月中旬頃にさし木でふやせます。
挿し穂を３節か４節ぐらい切って、その節を土に埋まるように挿せばよいです。
排水性、保水性の優れたもので肥料分のない土を利用します。
（鹿沼土（小粒）、赤玉土（小粒）の単用か挿し木用の用土等）
そして風の当たらない明るい日陰に置きます。


　ハツユキカズラの発根の様子

ハツユキカズラのさし木を鉢上げする。


地植えの場合、ハツユキカズラは地面についたところからひとりで根がでます。
私は春に小さな苗を、日あたりがよくない庭の片隅に植えておきました。
夏になると蔓が伸び、土に接している節目のところから根が出てきました。
積極的にふやすときは土を少しかけてやるといいかもしれません。





■ハツユキカズラの植え替え
鉢植えの場合、底から根が出て、根詰まり気味になったら植え替えをします。
植え替え、植え付け時期は４月中旬から９月まが適期です。
土は水はけのよい土なら特に選びません。


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2009年のハツユキカズラ
2009-11-5 のハツユキカズラ
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部分的ですがきれいな赤になりました。
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紅葉がいまいちだった我が家のハツユキカズラが、初めて赤くなりました。
もう今年は植え替えもしないでそのままにしていました。
古くなり、生長が鈍くなるとハツユキカズラは紅葉するようになるのでしょうか？
もうひとつの寄せ植えに使っていたハツユキカズラを水を入れた器にしばらく置いていたら9月頃には早くも紅葉してしまいました。株が弱るとなると紅葉するのでしょうか？


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2010年のハツユキカズラ
ハツユキカズラの花です。2010/5-18
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ハツユキカズラの花とツボミをしみじみと眺めたのは初めてです。
渦巻き状になったまま咲くのです。これから変化するのかな？
この前の段階の小さなツボミは見た記憶がありますが、花を咲かせるまでには至らずに水切れなどで落ちてしまったのでしょうか？
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このハツユキカズラを育てて５年目になるでしょうか・・
ハツユキカズラに限らず植物は年々違った変化が見られてワクワクします。