庭づくり タマリュウ(玉竜)の育て方
タマリュウ,リュウノヒゲ,矮性種,庭づくり,グランドカバープランツ,育て方,石と組み合わせ,地下茎
2012-6-9
ユリ科(クサスギカズラ科)ジャノヒゲ属
別名:ギョクリュウ、ヒメリュウノヒゲ、チャボジャノヒゲ、チャボリュウノヒゲ
常緑多年草
リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の矮性種(草丈:5~8cm)
花期:7月~8月
果期:12月~1月
タマリュウ(玉竜)は耐寒性があり、日向から日陰まで生育する適応性があるので、特に日本庭園などの庭づくりには欠かせません。大きな石、小さな石、砂利などとも相性抜群です。
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玄関へのアプローチにある敷石(筑波石)の間に植えつけたタマリュウ(玉竜)。
2012-6-9
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タマリュウ(玉竜)は手入れが簡単(植えっぱなし)なので、グランドカバープランツに最適。
地下茎が伸びて、その先に小株ができて、どんどん増えて行きます。
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タマリュウ(玉竜)育て方
◆植えつけ
時期は極寒期、酷暑期は避けて春や秋が適しています。
排水性のよい土壌なら日向~日陰まで適応します。
普通の土壌ならそのままでも植えつけができますが、砂地などの乾燥気味の土壌では堆肥や腐葉土等を混ぜて植えつけをします。
一株づつにして5センチメートル間隔、あるいは5~6株にして10cm間隔で植えます。
植え付け方法はすぐに土壌をカバーしたいか、2~3年かけてもよいかによって違います。
地下茎が出て殖えるので、余地があってもいずれはいっぱいになります。
◆水やり
庭植えは、ほぼ年間を通して必要ありませんが、植えつけ直後にひどく乾燥が続く場合は水やりをします。
◆肥料
肥料は必要ありませんが、葉色が悪い場合には、緩効性化成肥料を与えます。
◆ふやし方
青いきれいな丸い実がなります。
3月か4月頃までに蒔けば発芽しますが、性質は少し違うかも知れません。
コクリュウ(黒竜)の場合は違ったものが1割ほど出てきました。
株分けが一般的なふやし方です。
上記の植えつけと同じ時期に株を小分けにして植えます。