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我が家の畑のヤマウド 4-27
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ウド
ウコギ科タラノキ属の多年草
ウドは平地や山間部などに生える多年草で、春に芽が出て夏までには2mほど伸びます。
昔は家のまわりにたくさんあって、春になるとヤマウドの若い葉を摘んだものです。
今は近くの山林にも荒れているからかウドの姿を見かけなくなってしまいました。
それで家の近くの畑にウドを植えることにしたわけです。
我が家の畑のウドは最初は数株でした。
植えてから3年ぐらいですが、年々増えて今では4畳分ぐらいあります。
めったに行かない畑のそばにある雑木林に出ていたのを2†3株取ってきて、あとは市販のウドの根茎を2株をすぐ近くの畑に植えたのですが、半分しか生えてきませんでした。乾かしすぎたのが原因かなと思うのですが・・・
ところが一旦根付いた株は地下茎を伸ばし、いろんな所から芽が出てくるのです。
途中から出てくる芽は最初は細いけれど、1年も経つと太くなるので、今度は込み合ってくる心配です・・・この先どうなるか?
ウドは春の代表的な山菜のひとつで、栽培種のウドに対し野生のものをヤマウドといっているようです。
でも軟白ウドを出荷前に太陽にあてて緑色にして香りを強くしてから、 「山ウド」または「緑化ウド」として出荷されている場合もあります。
よく目にするウドは、畑で栽培した根株を秋口に地下の室(ムロ)に移し、暗闇の中で発芽させたものです。 軟化ウドは香り、苦味もまろやかでアクも少なく歯ざわりもシャキシャキしていて柔らかです。
ウドは1本買ったら上の葉は天ぷらに、中は酢味噌やサラダやすまし汁やみそ汁の具にしたり下の部分ははキンピラなどに全部使えます。
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よく「独活の大木」(うどのたいぼく)といいます。
ウドは2mを越すほど大きくなるが、大きくなったものは硬くて味も悪く食用にはならず、役に立たないことから、身体は大きくても役に立たない人のたとえに使われますね。
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このような芽を見つけたときにはワクワクした気分になれます。4月上旬
もうすぐ春らんまん。
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野生のウドには強い香りとほろ苦さがあります。
アクの強いものは、切ってから酢水にさっとさらしてアク抜きをします。(さらしすぎないように)
春†初夏にかけての若芽は天ぷらが最高。アク抜きしなくても天ぷらだったらちょうどよい香りと味。
このヤマウドの天ぷらが食べたくて畑に植えた次第です。タラボウよりも好きです。
またゴマ和えも美味しいですよ。葉が開いてしまったのでも若いうちだったら大丈夫。
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我が家ではウドの木が大きくなっても、若い先端の芽を夏中食べていましたよ。
5-29
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9-3
ウドの花はスズメバチの好物なのか、ヒメスズメバチが集団でやってきて、1mぐらい接近して写真を撮ろうとすると威嚇してくる。夕方だったし、これが精一杯でした。
巣がないので普段は近くにいてもそれほど怖い感じはしないのですが、このときは向かってくるのでちょっと怖かったですね。
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ウドの葉の上のニホンアマガエル 9-10
じ†としていてチャンスを待っている。小さな昆虫類やクモ類を捕食します。
ぬるぬるとするからだは毒があるので触ったあとは手をよく洗いましょう。
ウドの根茎を乾燥させたものを和独活(わどっかつ)と呼んで、鎮痛、解熱、利尿、リュウマチなどに効果があるといわれています。
ウドの料理(市販の白い茎部分)
《ウドと牛肉のキンピラ風炒め》
材料は適量
・ウドは皮ごともちいます。
・シャキシャキ感を生かすため、あらい千切りにします。
・ウドを油で炒め、牛肉をいれ、砂糖、醤油、ミリンを入れて汁がなくなるまで炒め煮します。
お弁当にも最適です。
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