●ハマギク(浜菊)の花と育て方

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ハマギク(浜菊)
キク科  ニッポナンテムム属
英名 Nippon daisy
原産地 :日本
耐寒性多年草
開花期 10†11月
学名:Nipponanthemum nipponicum
    ( Chrysanthemum nipponicum)

Nipponanthemum(日本クリンサンセマム)という属名は「日本の花」という意味で,ハマギクただ一種のみを含む属だそうです。
茨城県から青森県にかけての太平洋沿岸に自生する多年草ですが,花壇などにもよく植えられるようです。葉はへら形、肉厚で、少し光沢があり、特有の芳香があります。


花は、マーガレットに似た白い花で、芯は黄色で、とても清楚な感じがします。
10†11月に咲くが、梅雨時など暗い日が続くと、6†7月にかけて蕾が出てきて花が咲き始まる。
2008年も数は少なかったが、狂い咲きしました。
小菊も梅雨のときなど暗い日が続くと蕾が出てくるが、キクは日照時間が短くなれば開花する性質なのでハマギク(浜菊)も多分そうなのでしょう・・・

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ハマギク(浜菊)のツボミ 2007/9-24

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ハマギク(浜菊)の花 11-5

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満開のハマギク(浜菊)の花 2007/10-6


ハマギク(浜菊)は丈夫で一度庭に植えるとほとんど手がかかりません。

茎は木質化し、放任すれば高さ1mくらいになります。

木質化すると見栄えが良くないので、春に株元のところから出ていて根のある小さな株を取って更新します。冬は上部は枯れますが、春になると株元に近い枝からたくさんの芽がでてきます。

株元の枝を何本か残すと、それにたくさんの芽があるので整理して育てるとバランスのよい姿になります。

ハマギクのさし木をしたことはないのですが、多分簡単に発根すると思います。


鉢植えのハマギクの育て方
■鉢植えの置き場所
日当たりがよく風通しの良いところに置きます。
真夏でも半日陰に置く必要はありません。
耐寒性も強く†3℃程度までなら露地越冬できます。


■肥料
緩効性肥料などを少し入れて植え込みをします。
我家のハマギク(浜菊)は畑に植えてあるため、肥料は全然施していません。
それでも
ハマギクは沿岸や崖などに自生しているくらいですから、それほど必要はないのではと思います。


■病害虫 
アオムシ・ヨトウ虫、ハダニなどが発生したら、適した殺虫剤を使用してください。
長年育てていますが、我家のハマギク(浜菊)には目だった害虫はまだ発生していません。
病気にもかかったことがない丈夫な植物です。
ただ花が咲いているときに虫が集まってきて、芯の黄色のところをかじって汚くしてしまいます。
何の虫かしら?  よく撮れません。下の画像の虫と同じだと思います。

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バラの花に止まっている虫  ゾウムシのような? (ハエの一種かも?)

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ハマギクを小さなガラスの器に飾ってテーブルに置いてみました。
1週間経った現在もきれいなままです。案外持ちがよいです。
ハマギクの花もよいですが、葉っぱもまたツヤツヤしていてとてもきれいです。

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