●★クロッカスの育て方と画像

« 画像 »

庭のクロッカス

クロッカス
アヤメ科  クロッカス属
ほかの花に先駆けて、早春の柔らかい光を浴びて咲くクロッカス。
クロッカスの名の由来はギリシャ語のkrokos(糸)で、サフランの赤い雌しべからといわれています。
寒咲きクロッカスと春咲きクロッカスがあります。
植え付けは同じでも咲く時期が違います。
寒咲きクロッカスは2†3月中旬で、春咲きクロッカスは3†4月上旬です。

ホームセンターでクロッカスセットのブルーと白の花の球根があったので購入しました。
我家には黄色のクロッカスはあるけれどブルーと白の花は無かったのです。
クロッカスの球根の植え付けは9月下旬†10月が適期です。でも遅れても大丈夫です。
球根類は多少遅れても、ちゃんとその季節になれば咲いてくれます。
私は昨年は12月になって植えました。


まばらに植えるよりクロッカスは密植したほうが見栄えがします。
また数ヶ所にまとめて点在させたり、草丈の低い葉ものとあわせたり、少しずれて咲く花とあわせたりして植えるのも楽しみです。
クロッカスは背丈が低いため、他の植物に埋もれてしまわないように、一番手前に植えるとか、芝生の中に植えるとかします。
いろいろ考えたけど今年(2008年)は寄せ植えにすることにしました。



■植え方
地植えのクロッカスは日当たりがよくて、水はけのよい場所に植えます。
そして深さ20†30センチ以上よく耕し、緩効性肥料や腐葉土をいれてよく混ぜてから植え付けをします。
なるべく深くゆったりと植えます。というのは古い球根の上に新しい球根ができて増えていくからです。
あまり浅く植えると新しい球根が地面の上に出てきてしまうからということです。


鉢植えのクロッカスの場合は浅く密に寄せ植えをします。
私の買ったクロッカスセットは1袋に4種類が入っていて、大きい鉢に寄せ植えをすることにしました。
入っていたのはクロッカス・フラワーレコード、原種クロッカス・ドロシー、プスキニア・リバノティカ、チオノドクサ・ギガンティアです。
65cmプランターに20球が目安だそうです。


丸いプランターに球根の間隔は広く取らずに、まとめて(適当に)植えたから、結構きれいに咲いてくれると思う。
深鉢に半分くらい土を入れ、芽がでたら増し土するのがポイントです。
地植え、鉢、どちらのクロッカスも植え付け後は水をたっぷりと与えます。
春が楽しみになってきましたよ >^_^<☆


・・・春になって咲いた画像をアップします。
種類によって時期がずれてパラパラと咲いています。


« 画像 »

クロッカスの寄せ植え


それにプスキニア・リバノティカ、チオノドクサ・ギガンティアはクロッカスではないみたい・・
調べてみたら
プスキニア・リバノティカはヒヤシンス科。
チオノドクサ・ギガンティアはユリ科チオノドクサ属でした。


プスキニア・リバノティカはヒヤシンス科だからこれかな?
小さな可愛い花でした。ヒヤシンスの原種かも?   2008/3-21

« 画像 »


チオノドクサ・ギガンティア 2008/4-1

« 画像 »



クロッカスは雪の間からひっそりと咲く様子からSnow Crocusの英名もついています。
またクロッカスは水栽培もできるそうです。
仲間にサフランもあります。こちらは11月ごろに花が咲きます。
それに対しクロッカスは早春に咲いて観賞用に栽培されるため、春サフラン、花サフランと呼ばれます。


クロッカスの育て方・管理
クロッカスはある一定の期間、低温にあわないと花芽を付けないので、年内ぐらいは外で寒さにあわせます。
寒さにあわせてからは、そのままでもよいし、室内に取り込んで暖かい場所で管理すれば、戸外より早く花を咲かせることができます。

« 画像 »

早く咲いた玄関のクロッカスの花 2009-1-20

忘れていて遅く(11月)植えつけたクロッカスを1月半ば、玄関に入れたところ、すぐ花が咲いた。
芽が出てすぐのことで、この球根は何だったかな?と思っていたところなので、あまりの速さにびっくり!


芽がでてからは十分日光に当てます。
春に花が咲く球根類はほとんど日当たりを好むものが多いです。
注意することは鉢植えの場合、冬の間水切れさせないことです。
花が咲いていないのでうっかり水やりを忘れがちです。
芽が出てからは、根の生育が急速に進むので、水切れを起こすと、蕾も生長できなくなります。
花が咲くまであと一歩というところで、ダウンしてしまいます。


■クロッカスの花後の管理
花が咲き終わったら、花がらを取り除きます。
そして花後はカリ分を多く含んだ液体肥料を2†3回与えます。(お礼肥え)
私は草木灰があるので、球根植物の花後はパラパラとまいておきます。


花が終わっても葉は切ってはいけません。来年の花が咲くために、葉は必要です。
私はクロッカスの花が終わったら、そのままそっくり鉢から根鉢を崩さないで畑に植えます。
これは水も与えなくても良いし、クロッカスの楽な管理の仕方だと思います。
自然に枯れるまで葉をそのままにしておきます。
4†5年は植えっぱなしでもよいし、再び植木鉢に植え込んでもいいし、増えてからの楽しみができます。

«   »

●カテゴリ


育て方.jp|花、野菜の育て方など

債務整理のお悩み相談

Template by WEB2.0的ラボ