●カックロール栽培記 新顔ニガウリ(ゴーヤ)

2011年春にホームセンターにて新顔ニガウリのカックロールを購入。
いつから出回っていたのだろうか。カックロールという野菜は初めてで全く知りませんでした。

カックロール
原産:バングラデシュ
ウリ科ニガウリ属の一種で雌雄異株の多年生植物だそうです。
冬が寒い我がつくば市では温室でもないかぎり一年草になるのでしょう。

新顔ニガウリ(ゴーヤ)のカックロールはゴーヤより苦くないとのことで、ビタミンCはニガウリ(ゴーヤ)の3†5倍含んでいるとか。
食べ方はニガウリ(ゴーヤ)と同じように、湯通ししたり、炒めたりし、サラダやてんぷら、カレー、シチュー、スープなど。

2011-4-26
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ビニールポットに入っていたカックロールを次の日に一回り大きい鉢に植え替えました。
それから約1ヶ月過ぎたところの苗の様子です。この苗の画像を覚えておいてくださいね。
2011-5-26
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約8日で植え替えたカックロールの根はもう鉢のまわりにあります。
これから元キウイの棚の下に植えます。
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ラベルの写真ではカックロールの外見は若草色をしていている。ゴーヤみたいななめらかな凹凸ではなく、トゲトゲである。

カックロールの育て方
購入したラベルに書いてあった育て方です。
立体・地這い栽培ができます。
株間2mとし、親づるが1mほど伸びたら摘心します。
子づる、孫づるにつく雌花に雄花を取り、人工交配で受粉させます。
週に一度の追肥を施します。
オス株1本に対してメス株10本まで栽培可能です。


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元キウイの棚の下に植えてから、よくよく考えたら日当たりがいまいちなのでまた別のところを探す。たけのこイモが芽が出ないので、掘ってみたら腐っていたところがあります。こちらのほうが日当たりが良くて、肥えた土壌です。根を崩さないように大きく掘ってからそこに植えました。

植え替えばかりしていたので貧弱な苗になってしまいましたね。
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さてよくラベルを読んだら株間を2m間隔に植えるとありました ( ̄□ ̄;)
2度目の移植は狭い場所だったので、3度目はジャガイモの後地に植え替えました・・・・
可愛いカックロール(?)に環境が大切と三回引越しをしました。
・・・まるで孟母三遷(もうぼさんせん)みたい。
カックロールの声が聞こえるようです。
    育て方をよく読んでから植えろーっ (●>†<●) 
こんなに引越しされてしまったカックロールはこのあとどうなりますか・・・ 

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やはりスムーズにいかない新顔ニガウリ(ゴーヤ)のカックロール栽培。
東側に植えたほうの株が枯れてしまいました。
後で思うに植えたときに水やりをするのを忘れてしまったのです。
元気な株のほうは根を崩さずに移植ができたので、なんら影響がありません。

↓天の助けでしょうか。枯れたと思ったらこのように芽がでてきたのです。
カックロールの生命力には驚きました。でも接木なので、台木が丈夫なのでしょう、きっと。
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元気なほうは雌花が出てきたので、メス株とわかりました。
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カックロールの雌花
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枯れそうになったオス株も伸び始まりました。
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その後のメス株は生長の著しいこと!
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株元に近い部分です。ここで葉を見ておかしいなと思ったあなたはベテランさんです。
私はうっかりして気が付きませんでした。
よく見ると葉の形や大きさが違うのがわかります。ギザギザしている葉がカックロールです。
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この雌花の形を見てから初めておかしいと気がついた次第です。
・・・・どうみてもカボチャ・・・です。
それも2010年に栽培した鹿ヶ谷かぼちゃのような2段姿。
ナスの台木と同じ種類のカボチャでしょうかね・・・
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本来のカックロールのつるは右上の細いもの。太いのは台木のつるです。
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切り落とした台木のつるです。右上にあるのはカックロール。
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7月下旬のメス株のカックロール。
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8月に入り、オス株のほうも新芽が3本這い出しました。

今年は無理なのかと諦めていたので嬉しい。
雌花はもう数え切れないほど咲いている。
実がならないほうが、大きくなってあとでたくさん実をつけるかもしれないと思ったり・・・
葉刈りした芝のマルチングです。
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ようやく待ちに待っていた雄花らしき姿が現れました。
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初めて雄花が2個咲きました。でも今年は早い秋雨前線で朝から雨が降っています。
雄しべの紛がないようにみえたけど、一応雄花を取って、雌花と花合わせしました。雨でも受粉するでしょうか?
雌花は5個あったけれど、雨が続いているせいか、いつもより少ない。
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雌花が咲いても、雄花がないときには実をつけることなくオレンジ色になって落ちてしまいます。
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相変わらず雌花だけ咲いている。その数、10個ぐらいはある。なんとももったいない感じです。

雨の日でも受粉できたのでしょうか。実が膨らんできました。
下向きに咲いていたので、花が傘替わりになったのでしょうか?
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最初の人工受粉の5個全部が大きくなりました!
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8月下旬のカックロールの全体の様子。一番上までつるが這っていき、現在は垂れています。
こんなに伸びがいいのではゴーヤみたいにグリーンカーテンにしてもいいかも・・
花はゴーヤより大きくて見栄えがします。
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台風の影響で雨がザァ†と降ったり止んだりのお天気。
雨の合間にカックロールを見回ったら若い茎が何本か萎れているのを発見!
さてなんでしょう?  病気でしょうか?
しおれている枝を手でたぐり寄せて切ったりしていましたが、しおれている茎に見慣れたあとを発見しました。茎を裂いてみると、案の定いましたよ。多分メイガの一種(アワノメイガに似ている)かと思います。そばにトウモロコシやソルゴーが植えてあるのが、まずかったかな?
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初収穫 (*⌒ー⌒*)
大小ありますが、大きいのはもう少し早い収穫がよかったかも・・・
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触ったらゴーヤよりトゲトゲしているかも・・・
若い実なら気にならないけど、大きくするトゲや皮と固くなります。
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先日収穫して残ったいたカックロールに新しく収穫したのを混ぜました。
珍しいトマトや赤オクラと。
最新のミニトマトのプランター栽培
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青い空にカックロールの白い花が映えています。
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収穫したカックロールを放置するとゴーヤみたいにオレンジになり・・・
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やがてゴーヤみたいに真っ赤なタネが現れます。
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風雨の強かったあくる日には倒れてしまいました。
雄の木が枯れてしまったと思い、最初のあっさりした支柱で不安定な状態のままでした。
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畑でも収穫しないで置きっぱなしにしてあったカックロールの実がはじけています。
相当な数のカックロールの実がいつまでもいつまでもなり続けていました。
ゴーヤよりもカックロールのほうが丈夫な感じです。
そのままにしておくとこぼれタネで来年は芽がでてくるのでしょうか?
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たとえ芽がでても台木でまく、実生なのでこうはならないでしょうか?
芽が出て育てることができたらカックロール栽培記2になります。

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