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珍しい大玉トマト栽培記

珍しいトマト栽培,ルンゴ,ロッソロッソ,レモントマト,グリーンゼブラ,黒トマト,リコピン,自然交配

珍しいトマト栽培

日本ではトマトは生食でピンク色が多いですが、世界では赤色のトマトが主流になっているそうです。でもこれがトマト?とビックリのトマトもあります。
形や色が珍しいカラフルなトマトの栽培記録です。

2008年
細長い形の「ルンゴ」と名前が面白い「ロッソロッソ」。この当時はまだまだ珍しいトマトでした。
左端はミニトマト「ルビーノ」で、栽培記録はこちらです↓
ミニトマト(プチトマト)栽培した品種多数

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1週間も植え替えをしないでおいたら、苗が貧弱になってしまいました。
昔はトマトをイジメて育てると苗が丈夫になるといいましたが、今はどうでしょうね。水をやらないイジメと植え替えしないイジメでは違うでしょうね・・・
ルンゴ(左)、ロッソロッソ(右)
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「ルンゴ」を畑に定植したら見た目は良い苗になったような感じです。「ルンゴ」も急に快適な環境になってさぞやビックリしたことでしょう。これは米ヌカを振ってからワラをかけています。
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「ルンゴ」の実は普通のトマトの形より長い形ですね。
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それから10日ほど経った「ルンゴ」
全体が白っぽくみえるのは米ヌカです。葉に振りかけると病気に強くなるようですが、効果がわかるほどたくさんトマトを育てていないのではっきりはわかりません。なんでも葉で良い微生物が増えて病原菌に強くなるらしいということです。今は微生物をうまく利用して野菜を育てている時代になりました。でもこれは昔に戻ったというべきでしょう。
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さらにひと月後の「ルンゴ」。赤く色づいてきました。
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おしりが黒くなっているのがあります。これはカルシウム不足なので、トマトの株のまわりに苦土石灰を振っておきました。
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※注意
農作業中に肥料用消石灰が眼に入り、左眼を失明するという事故が起きたそうです。
生石灰、過りん酸石灰などもアルカリ性が強く目などに入ると危険なので、メガネやマスクをしてから取り扱いをしましょう。

最初は支柱を立てていましたがズレ落ちてしまったので、そのまま這わせた状態で育てました。
場所も空いていたし、ルンゴの伸び方もわからないので、腐葉土やワラを敷いてそのまま放任栽培です。でもかなりの数が実りました。
後でわかったことですが、ルンゴはこのように這わせて栽培するみたいです。現在は絶えてしまって無いのですが、以前にイタリアトマト(クッキングトマト)を育てたことがあります。それは毎年畑にこぼれ種で発芽して、なんと15年ぐらいは消毒もなしで勝手にひとりで育っていましたよ。 わき芽がじゃんじゃん出てきたときだけ鎌で刈り取って枝の整理をしてやるだけでした。それを這わせて育てていたので、ルンゴもそのようにしたわけです。

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ルンゴの形は長円筒型で、これをサンマルツァーノタイプというそうです。
ここまで長いのはやはり珍しいトマトです。
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生で食べたら堅めでおいしくない!? 
そのときの画像がこれで、海鮮サラダちらし寿司にしました。
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調べたらルンゴは調理用のトマトでした。
ゴーヤ、カラーピーマンと炒めたチャンプル風の料理です。ルンゴは横切りにしています。

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トマトは近年注目されてきたリコピン含有率がダントツに多い野菜です。
日当りの良い畑で栽培し、完熟してから収穫するとさらにリコピン含有率が多くなります。
その効能はというと スゴイのです。
関連記事 トマトと活性酸素 アンチエイジング期待

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ロッソロッソ
丸い形ではな、く扁平で昔のカボチャみたいに肩の盛りあがりやくぼみがあるトマトです。
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7月中旬になると露地栽培のトマトは色づき始めます。
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最初の段は小さいトマトですが、2段目からは大きくなります。以前は一段目はトマトトーンを一吹きしていましたが、現在は使っていません。トマトトーンは実の着きを良くしたり、果実を肥大させたり、熟期を促進する働きがあります。使わない理由は少ない苗なのでトマトトーンが余ってしまいもったいないからです。小さい容器で市販されていればよいのですが、現在はそのように少量のものがあるでしょうか? (ナスなどにも利用できるみたいです)
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このトマトも真っ赤なので、リコピンがかなり含まれているような感じです。
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それほど珍しいトマトというほどではありませんが、名前が珍しいというか変わった感じです。
ロッソはイタリア語で赤いという意味だそうですが、「ロッソロッソ」と2つ並んで強調しているので「まっかっか」という意味でしょうか?
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夏野菜カレーやスープなどに調理するとおいしくいただけます。
健康や美容のためにたくさん召し上がれ
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2011年
2011年はあの大震災や原発災害のあった年です。家庭菜園程度の野菜栽培ですが、気持ちも萎えてしまい、野菜栽培をあきらめていました。でもその季節になるとやはり苗を買ってしまいますね。

カラフルなトマト(レモントマト、グリーンゼブラ、黒トマト)共通の育て方
珍しいトマトを3本購入しました。すぐに苗をひとまわりほど大きい鉢に移植しておきました。
珍しいトマトならさらにワクワク感が増すでしょう。
その後にもう一回、ふたまわり大きい鉢に植え替えをしています。最初はプランター栽培にする予定でした。

左からレモントマト、グリーンゼブラ、黒トマト
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途中で水やりが大変かなと露地植えにすることにしました。
植える場所を考えた挙句、結局ガレキのある庭の片隅に植えることにしました。畑のほうはナス科を長年栽培しているのでここしかありません。ガレキは震災のではなく、元々あった古いものです。ガレキを除き、潮干狩りのとき使った熊手でどかし、スコップで掘りました。
幅1m、奥行40cmぐらいの場所ができたので、苦土石灰を振っておき、1週間ほどおいてからダンボールで作ったぼかし肥料を両手で3杯ぐらい入れてあります。
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上にある緑の容器は、はっきりした年はわかりませんがもう30年は経つ(2012年現在で)かと思う生ゴミ処理容器(コンポスト)です。
入れておくだけで案外早く堆肥になります。

トマトは苗のうちに肥料を施すと体がどんどん大きくなるばかりで、実を付けなくなります。1段目の果実がピンポン大になったときから徐々に追肥を行います。
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消石灰や苦土石灰を尻腐れ予防と病気予防に全体に振っておきました。(6-20
苗を購入してから約2ヶ月になります。
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※注意
農作業中に肥料用消石灰が眼に入り、左眼を失明するという事故が起きたそうです。
生石灰、過りん酸石灰などもアルカリ性が強く目などに入ると危険なので、メガネやマスクをしてから取り扱いをしましょう。

追肥はぼかし肥料と化成肥料を月に1度ほど施しました。

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レモントマト
このレモントマトは上の画像の3本並んだトマトの左側になります。
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定植の際のレモントマトの根
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苦土石灰が振ってあります。
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色づいてきました
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グリーントマトと普通のミニトマト。
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レモントマトはたくさん収穫ができ、秋遅くまで元気でした。レモンの形の珍しいトマトです。 

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やはり珍しい野菜に入りますが、赤オクラカックロール(緑)です。
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strong>グリーントマト③ 
2010年にも2回栽培したグリーンゼブラをまた栽培します。三度目の栽培です。
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以前のグリーンゼブラより大きいし、色が濃い感じです。
グリーントマトはいくつか種類があるのかしら? 大きいのは育った環境でしょうか・・・
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黄色を帯びたら収穫します。
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尻腐れ病もなく3度目は無事きれいなグリーントマトが収穫できました

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黒トマト(ブラック・フラム・ツラ)
右側に脇芽がでているのですが、わざと摘みませんでした。ほかの2本はある程度実が大きくなってから定植したのですが、1段目の黒トマトは実が小さくてしかも1個だけしか付いていません。草勢があってツルボケしそうです。2段には花がたくさん咲いていますが・・・
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一個だけの黒トマト。
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赤みを帯びてきました。どの程度に黒くなるのでしょう?
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2段目のトマトは穴が空いています。
虫でしょうか?  現在は中には入っていないようですが・・・
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このような形の黒トマトもあります。
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結局黒トマトは予想より黒くなりませんでした。レモントマトと黒トマト。
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黒トマトの中身です。切ってみると普通のトマトより黒っぽいというか濃い色になっています。
こちらもリコピンがぎゅっと詰まっているのでしょうか・・・
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我が家のオリジナル珍しいトマト
翌年2012年に庭にこぼれ種からトマトが生えてきました。邪魔にならないので放っておいたのですが、不思議なトマトが実りました。
上方のゴチャゴチャしているのがヤマブキです。
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青い実に縞模様が表れました。この様子でグリーンゼブラかなと思っていましたが・・・
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でも完熟になったら赤黒のミニトマトになっていました。グリーンゼブラはもう少し大きい実になるし、昨年のガレキの後で育てた黒トマトは大きい部類のトマトです。
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はてさて、ミニトマトと上のトマト(グリーンゼブラや黒トマト)が自然交配した結果でしょうか?
ネットでこれとそっくりのトマトを見かけましたが、グリーンゼブラの赤バージョンです。
ミニトマトもいろいろ育てたので何かが交配してしまったのでしょうか?
我が家のはそのミニサイズなので、来年のお楽しみと種を採ってみましたが、紛失してしまいました。