ソラマメ マメ科
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●直播き
株間30†40cmくらいの目安でソラマメのタネを1か所2粒ずつまきます。
そのとき、おはぐろ(黒い部分)を斜め下にして土中にさし込みます。
おはぐろを斜め下方に向けて土にさし込み、土に隠れるぐらいの浅めにします。
ソラマメのタネは発育がそろわなかったり、発芽しないものがあったりして失敗することがあります。
よく発芽させるには深くまきすぎないことです。約1週間で発芽します。
●ポリポットまき
径8†9cmのポリ製の鉢に種まきし、発芽して本葉が2枚くらい開いたころ畑に植えると不揃いになりません。根を崩さないよう苗をポットから取り出して植えつけます。
たくさんタネを蒔く場合は72穴のセルトレイにまきます。
ソラマメはポリマルチをすると地温を高め乾燥を防いだり、アブラムシの飛来防止(反射マルチ)の効果になります。この場合はまき時を数日遅らせるようにするとのことです。
コンテナ栽培の場合、幅65センチのプランターなら2株が植えつけの目安。
鉢底石を敷き、元肥入りの培養土を使いましょう。
※ソラマメの生育適温は15†20℃で暑さには弱いです。
ソラマメの管理
■追肥
一般地では12月と3月上旬の2回、化成肥料を1株当り10g施します。
■摘心・葉の整理
春になり、本葉が4†5枚出たら、摘心を行うと側枝(そくし)が伸びてきます。
光がまんべんなく当たるように、枝は6†7本を目安に整理します。
また土寄せを行って株の倒伏を防ぎます。
土寄せは追肥をしてからそのときに行います。
側枝に花が7†10個ついたら、側枝の先をつむと実が充実します。
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ソラマメの花
■収穫
上を向いていたさやが下向きに垂れ下がってきたら、実が充実してきた証拠。
そろそろ収穫です。さやの背筋が黒っぽくなって光沢が出始めます。
早いと美味しくないし、最初は収穫の適期が難しいかもしれませんね。
収穫したソラマメは早めにいただきます。
■病害虫
病気・・・立枯病、サビ病、輪紋病など
害虫・・・アブラムシ、ソラマメゾウリムシなどが発生するので早めに防除する
■ソラマメの栄養と効用
・たんぱく質やビタミンB1、B2、C、ビタミンK、カリウム、葉酸、銅、亜鉛、リン、食物繊維総量、鉄が多く含まれます。
・体内の余分な塩分をのぞくカリウムが豊富で、血圧を下げ、利尿をうながす効果がありむくみ解消になります。
・鉄分、カルシウムが多いので、貧血が予防できます。
・皮ごと食べれば食物繊維も摂取でき、便秘予防にもなります。
ビタミンB1が多く含むので、疲労回復に役立ちます。
(ビタミンB1は糖質(アルコール)を分解してエネルギーに変える)
※収穫後は鮮度が落ちるのが早いので、すぐにさやから豆を出してゆでましょう。
ゆでたものは冷凍保存が可能です。
■ソラマメの料理
そら豆のスープがとても美味しいのでおすすめです。
○材料
そら豆・正味 250g
新玉ネギ(玉ねぎ) 1/2個
バター 大さじ1
水 カップ2
コンソメ(固形) 1個
牛乳(豆乳でも) カップ1
生クリーム カップ1/2
塩 少々
こしょう 少々
パセリ 適量
○作り方 4人分
・ソラ豆はサヤから出し、サッと塩ゆでにして薄皮は取り除いておきます。
・新玉ネギは横に薄切りにする。
・鍋にバターを溶かし、玉ねぎをよく炒め、水 カップ2と固形のコンソメ1個 を加えて煮立ててから
そら豆を入れて3†4分煮ます。
・ミキサーでそら豆と牛乳(豆乳)をよく撹拌し、鍋にもどしてあたため、塩・こしょうで味をととのえる。
・器に盛り、パセリを散らす。
※パセリのみじん切りの変わりにクルトンでもよい。
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