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つるなしインゲン(サヤインゲン/テナシインゲン)栽培記&育て方

つるなしインゲン

つるなしインゲン
インゲンはつる性種とつるなしのわい性種があります。
以前はつる性種を栽培していたのですが、ある程度育つと茎の中に虫が入ってきて枯れてしまったり、支柱を作ることも面倒になってしまい、最近は主につるなしインゲンを栽培しています。
このつるありインゲンやつるなしインゲンは莢(さや)ごと食べるので「サヤインゲン」とも呼ばれていますが、この近辺ではテナシインゲンと呼んでいます。テナシインゲンは草丈が低いから支柱無しを意味するテなのか、それともそれらを含め手間無しだからのテなのか?
プランター栽培はこちら つるなしインゲン(テナシインゲン) プランター栽培記
豆関連記事 くわしいソラマメ(そら豆)栽培

気候にもよりますが、サヤインゲンは5月に種をまくと50日くらいで収穫が可能になります。
つるなしインゲンの種をまいた日付は記録していませんが、5月8日前後かなと思います。

一ヶ所に3粒づつ畑にまいています。
元肥に化成肥料を忘れて入れなかったので、株間にまいています。
2010-5-25
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写真をアップすると雨あがりで葉の裏に泥が跳ねていますが、これではいけませんね。
何らかのマルチングをするといいです。
2010-5-25
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この時期は生長が早いですよ。
本葉2枚のころに生長の良い苗を2本残します。その際苗を引っ張らないでハサミで切ります。
奥にはイチゴが植えてあります。
2010-6-9
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土寄せしてから消石灰をふりふりしました。なんでも病気になりにくいとか・・・
ミニトマトに消石灰や苦土石灰をふりふりしたときは確かに満足の出来でした。
それ以外にもいろいろな良い条件が重なったからかもしれませんが・・
※注意 肥料用消石灰は強いアルカリ性なので目などに入ると大変危険です。
2010-6-9
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このあとは花が咲く前に、パラパラと化成肥料を追肥しておきました。インゲンは豆なので根粒菌が付くので窒素は控えるように思えるでしょうが、根粒菌ができるスピードより生長のスピードのほうが早い(自己判断なので、真意のほどは?)ので、チッソ控えめではなく、普通の野菜の化成肥料を与えています。(経験上)
※後でよく調べたら、やはりインゲンマメは他のマメ類と比べて根粒菌(こんりゅうきん)はあまり期待できないそうです。(ホツ

早いものでもう花が咲き始めました。これまでのインゲン(さつきみどり)は白い花でしたが、赤紫の花のつるなしインゲンは初めてです。 とても美しい花ですね~
2010-6-19
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この時期は油断したら草で覆われてしまいます。上から見ると花が隠れています。
つるなしインゲンは草丈が伸びませんから、まめに除草をします。
またこの時期は乾燥させないようにします。除草と乾燥を防ぐにはマルチングをするとよいです。
2010-6-20
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葉の下には沢山の花が咲いています。
早く咲いた花にはもう赤ちゃんインゲンが (*^▽^*) かわいいね~
2010-6-22
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わずか4日で長く伸びてきましたね。
2010-6-26
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莢(さや)の具合も食べごろになりました。種をまいてから45日にはならないと思います。
つるなし品種は種まき後35~50日ぐらい(開花後8~12日)から収穫できます。
莢(さや)が若く軟らかいうちに順次摘み取っていきます。収穫が遅れるとスジっぽくなってくるので、早めに収穫します。
2010-6-27
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半袋分の種の初収穫 (⌒▽⌒) 
2010-6-30
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最近はサヤインゲンに限らず野菜全般に消毒していません。我が家だけの消費なので、それでも食べきれない収穫があります。他の野菜は天敵も出現するので十分です。
でもインゲンはこの時期になると必ず莢(サヤ)や茎がメイガに食害されてしまいます。
2010-7-16
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サヤ、茎や葉柄の中には、このような虫がいます。昔は「フキノメイガ」といいました。
※フキノメイガはフキのみにいるメイガだそうです。
アズキ、インゲン、ナス、オクラにいるのはアズキノメイガと呼ぶことにしましょう・・・とありました。

メイガの発生する時期が同じなら、もう少し早くポットにまくといいかもしれません。
それとも種をまいたときから防虫ネットをかけるとかすると1ヶ月間は収穫が可能です。

2010-7-16
IMG_8623-7-16フキノメイガ幼虫-1.jpg


このように花が咲き始めてまた実がなりだしたので、株を抜けなくなってしまいました。
通常は虫が出てくるようになった時点で抜いてしまいますが、今回は虫を捕殺しつつ、インゲンを育ててみることにしました。
メイガが葉に巻きついているなら天敵がいて退治してくれるのですが、このように茎の中に入ってしまうのはどうしようもないです。
メイガの糞がある茎を見つけたときはほじくって中の虫を捕殺。カマキリがいるときは目の前に差し出したりして・・・
関連記事 
少量の化成肥料をパラパラ程度に撒いてあります。
2010-8-13
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結構ワンサカとなっています。
かなり実りすぎたインゲン(でこぼこがある)は外して、素揚げにすると超美味です。
インゲンは一度にたくさん収穫が出来てしまい、料理で余ってしまうので困ることがあります。
そんな時は素揚げしてから熱いうちに塩を振って食べてみてください。
料理と言えないほど簡単なものですが、だまされたと思ってやってみてください。
私も「だまされたと思ってやってみて」と言われ、今ではすっかりハマっています。
お酒やビールのおつまみに最高ですよ!(揚げすぎないことで短時間がコツ。余熱での加熱が考慮)
2010-8-19
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9~10月は一斉に収穫とはいきませんでしたが、野菜の天ぷらをするときなどはちょうどよい量が収穫できました。
2010-10-2
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長期間になったので月に一度の果菜用の肥料を少量施してあります。
豆はご存知のように根粒菌があるので、窒素分が多いとツルぼけしてしまいます。
2010-10-7
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枯れてしまった枝や株もありますが、まずまず・・
でもこのように古い株を続けて育てるより、新たに種をまいて育てたほうが良い実が収穫できるでしょう。
2010-10-14
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太いのやら細いのやら混じっているインゲン。これにて終了です。
2010-10-20
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つるなしインゲン(テナシインゲン)の育て方
マメ科野菜との連作は避けます。2~3年は同じ場所に作らないようにしましょう。
つるなしインゲンはつるありインゲンより栽培期間は短いですが、まく時期をずらせば年に3回は栽培できます。関西方面では三度豆とも呼ばれています。


◆畑の準備
種まき2週間前には、あらかじめPH調整のための苦土石灰120g/m²と、堆肥2~3kg/m²を入れて耕しておきます。(苦土石灰を入れるのがポイントになります)
種をまく1週間前に、化成肥料150g/m²を入れます。
我が家ではこのとき化成肥料を少なめにして、堆肥代わりの自家製ぼかし肥料少量を入れています。

直播きの場合は、霜の心配がない時期になってからまきます。
ポットに早まきしておいて、霜の心配がなくなった時期に定植しても良いし、トンネル栽培ならもっと早く準備しても大丈夫でしょう。

株間30~35cmで、1カ所に種を3粒づつ点まきします。
種の大きさの3倍、約2cmくらいの深さの覆土をします。
覆土が少ないと、根の部分が浮き上がったり、種皮をかぶったまま発芽して子葉が開かなくなってしまいます。
最後に手のひらで軽く押さえて土になじませ、たっぷり水をやります。 
トンネルにし、防虫ネットや不織布をかけると安心です。

3~4日で発芽しますが、発芽しないところには、新しい種をまき直します。
ポットに別に種をまいておくと、発芽しないところをカバーすることができます。
本葉2枚のころに2本にすると、お互いの体を支え合って倒れにくくなります。

◆追肥
1回目は花の咲く前に、株当たり化成肥料大さじ1をまき、軽く土に混ぜます。
2回目は1回目から約20日後、株当たり化成肥料大さじ1をまきます。

◆病害虫
生育初期にはウイルス病が発生しやすいのでアブラムシに注意します。
常に葉の裏もよく見ておき、殺虫剤を散布します。(我が家では散布無しです)
アズキノメイガも糞を見つけたら、そこにいるので捕殺します。

◆収穫
実がわずかにふくらんだころ収穫し、新鮮でおいしい味を楽しんだください。

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