メンガタスズメ 寄生
メンガタスズメ,気味悪い,寄生バエ,寄生バチ,スズメガ,白いウジ虫,尾角,弱齢幼虫,ナス琉球アサガオのグリーンカーテンを作った際、幼虫を見つけました。
昔からスズメ科の幼虫は大の苦手でして、最近虫の写真をとるようになってからなんとか慣れてきました。
見慣れるということはスゴイことです。とにかく見続けることです。このくらいの弱齢の幼虫などは可愛いと思える自分が信じられません。
2010-9-16
とてもきれいな若草色です。ライムグリーンというのでしょうか・・
赤い気門に黒い縁どりでなんとオシャレな幼虫なのでしょう
セスジスズメのようなツルツルした表面ではなく、細かい突起のようなものがあり、ザラザラした感じです。
2010-9-16
この丸い顔みたいに見えるのは頭? 大きいですね。詳しい人がそばにいればよかったのに残念!
2010-9-16
尾角はピンとしていますが細かい突起があり、色も赤、黒、黄色、黒とバリエーションに富んでいます。
2010-9-16
でもエビガラスズメの弱齢幼虫を見直してみたら、この子と似ているのでわからなくなってしまいました。
エビガラスズメの弱齢幼虫の尾角も同じカラーバリエーションです。
食餌草の琉球アサガオから考えるとエビガラスズメでしょうか・・?
同じ種類でも色だって個体差があるし、ちょっとしたことで専門家ならすぐにわかるのでしょうが・・
同じ琉球アサガオにいた下の画像のメンガタスズメを見て弱齢幼虫かなと判断したわけです。
メンガタスズメの食餌草はウィキペディアによると広食性で、ノウゼンカズラ科、アカネ科、マメ科、モクセイ科、ゴマ科、ナス科およびクマツヅラ科植物ということです。
ヒルガオ科の琉球アサガオにメンガタスズメでは間違いなのかな・・?
我が家にあるクマツヅラ科は育てた年が違うし、コムラサキはこのすぐ後の9月20日に入手したので違います。クサギは150メートルも離れているし、アカネ科のクチナシはすぐそばに植えてありますが・・
考えられるのは食餌草がたまたま琉球アサガオのそばにあり蛹になるために歩き回ったことぐらいです。
でも大きくなった幼虫は画像では3日間もアサガオにいたのです!
※注意
さてこれからはとても気味悪い寄生の画像があるので、苦手な人は見ないでください。
同じ琉球アサガオの高いところにメンガタスズメあるいはクロメンガタスズメを見つけたので、台の上に載って撮りました。
まわりの葉っぱがかなり食べられています。もしかしたら上の画像の弱齢幼虫はエビガラスズメかもしれませんが、これから下の画像は間違いなくメンガタスズメあるいはクロメンガタスズメでしょう!
2010-9-19 朝8時7分
尾の曲がり具合が緩やかなことから、メンガタスズメかなと・・・(素人判断です。)
関連記事 クロメンガタスズメ
カラーがまるきり違っていますが、きれいだった上の幼虫が脱皮したのかと思いました。でも黒い点々がかなりあります。
2010-9-19 朝8時7分
それから3日後の様子です。表面の点々が体いっぱいにあります。
これは寄生バエ? それとも寄生バチ?
2010-9-22 朝8時54分
下に降りてきたので、ズームアップで取りました。
パソコン上に現れた画像にビックリ! 気持ち悪くなってしまいました。
このようなことは長いこと生きてきて初めてです。
これまでにもこういう場面があったかもしれませんが、アップして見ているわけではないのでわからなかっただけなのでしょう。
2010-9-22 朝9時22分
これは一体なんでしょう? ハエなら表面に小さな卵があると思うから寄生バチの仕業かな・・
かなり小さなウジ虫のようです。大きなスズメガの仲間は寄生されやすいと思います。
世の中うまく出来ているようで、こんなに大きなスズメガがたくさんいたら、植物が丸坊主になって絶えてしまいます。
2010-9-22 朝10時10分
一番苦手なイモムシ類。その中でも特別苦手ななスズメ科の特大。
そのうえ直視困難なウジ虫・・・こんな記事や画像をアップした自分のことをホメたい・・・ Σ( ̄▽ ̄ι)
以上により私の結論としてはメンガタスズメあるいはクロメンガタスズメは琉球アサガオを食べるです。
2010-9-22
それにしてもこんなにも特大のイモムシに老眼の目に気付かないほどの寄生虫・・
長い間生きてきたけど、写真を撮らなければその世界を知らなかっただろう。