育て方.jp|花、野菜の育て方など

このブログにはプロモーションが含まれています。

セスジスズメ(幼虫)

セスジスズメ,幼虫,食草,アカバナ科,サトイモ科,ツリフネソウ科

小さなときから見慣れていたイモムシ。
サトイモの葉についているのでイモムシ、ゴマについていたのをゴマムシと言っていました。それでいいものと思っていたら、最近になってイモムシは「セスジスズメ」といい、ゴマムシは「シモフリスズメガ」というのを知りました。見慣れていても案外正式な名前は知らないでいるものです。
関連記事 セスジスズメ 成虫

毎年、インパーチエンス(ツリフネソウ科)はセスジスズメの幼虫に被害を受けています。きれいに咲いているところにいつの間にか現れてあっという間に食い尽くすので、庭のインパーチエンスは朝夕気をつけて見ているのです。
インパーチエンスの葉を食べている最中の2匹のセスジスズメの(幼虫)
捕殺しないと一晩でインパーチエンスは丸坊主になってしまいます。2010年は8月下旬から大発生しました。

DSC05046-9-3-1.jpg


IMG_9457-1.jpg

インパーチエンスの葉が全滅!
9-8
IMG_1196-9-8-1.jpg



サトイモ科のカラジューム(カラジウム)もこの通りです。カラジュームは葉を鑑賞するものなのに台無しになってしまいます。

DSC04841-2008-8-10-2.jpg


カラー(サトイモ科)の葉を食べているセスジスズメの幼虫

IMG_7338-1.jpg


毎日のように捕殺。捕っても捕ってもどこからともなく現れてこのように食べているので、油断するとカラーの葉が全滅になってしまう。

IMG_0638-1.jpg

IMG_9723-1.jpg


カラーの葉を全部食べつくし、茎までかじっているセスジスズメ(幼虫)。下の細い葉はセダム・アカプルコゴールドで、濃い紫の葉はオキザリス・トリアングラリス(紫の舞)です
9-22
IMG_2073-9-22-1.jpg

赤みがかったセスジスズメ(幼虫)
IMG_0644-1.jpg

こんなに赤い色の若齢期のセスジスズメもいる。多分赤みがかった葉を食べたのかも?

IMG_0643-1.jpg


カラスビシャク(烏柄杓)にも必ずといっていいほどいる。カラスビシャクはサトイモ科ですが、我が家にとっては雑草だから、全部食い尽くしてもらったほうがありがたいけれど・・ 

セスジスズメ3.jpg

DSC04577-19-8-23-1.jpg




若齢期は縞模様がなくシンプル

IMG_0645-1.jpg


IMG_7339-1.jpg


IMG_7339-2.jpg


おそらく葉っぱを食い尽くしてしまったのか、よく地面を這って次の食草に移動している。 食草はニオイでわかるのかな? それとも何か別なものでわかるのか?

縞模様が現れたので終齢幼虫みたいですが、蛹(さなぎ)の準備にはいるのか?

IMG_9394-1.jpg


IMG_9460-1.jpg


IMG_9461-2.jpg


この目のようなものは天敵をビックリさせる役目をもっているのでしょうね。

IMG_9461-3.jpg

我が家にとってセスジスズメは大事にしている植物を食べるので、まさに害虫そのものです。


白蝶草(ガウラ)も葉も花も無くなってしまい、茎だけになっていました。糞が落ちていたので何虫かと思っていました。
8-21
IMG_5587-8-21-1.jpg


別のところのガウラにいたのがセスジスズメでした。ガウラはアカバナ科なのでセスジスズメの食草だったのです。
9-11
IMG_6409-9-11-2.jpg


コンニャクもまた全滅してしまいました。何度捕殺しても次から次へとどんどんやってきてきれいに葉っぱを食べてしまうのです。コンニャクはサトイモ科なのでセスジスズメの大好物なのでしょう。

最近では山野草のヤグルマソウを育てているのですが、一晩で葉を完食。
大事にしていたヤグルマソウはユキノシタ科ヤグルマソウ属です。まさかヤグルマソウまで食べるなんて・・・
2014-8-19
_DSC0219ヤグルマソウに-2014-8-19-1.jpg


そのほかヤブガラシやサルスベリの葉まで食べるようです。
最近サトイモを栽培していませんが、子供のときはサトイモの葉にいるのをよく見かけるので、イモムシと言っていました。
セスジスズメの幼虫はスズメガの中でも一番よく見かけます。