ラッキョウ・エシャレット
エシャロット,ラッキョウ,菜園栽培,若採り,プランター栽培
2011-6-3
ラッキョウ・エシャレット
ユリ科の多年草
原産:中国、ヒマラヤ地方
別名:オオニラ、サトニラ
強い匂いと辛味があるラッキョウ。
ラッキョウを3月頃に若採りしたものが日本では通常「エシャレット」と呼ばれている。
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ラッキョウ・エシャレットの育て方(菜園)
堆肥をたっぷり入れると育ちがよく柔らかなエシャレットができます。
8~9月に種球1~2個を約20cm間隔に植えます。
この写真の場合は間隔が15cmぐらいで狭かったかもしれません。1個ずつに植えました。
植えた日付は覚えていません。
通常お盆前後の真夏に植えつけますが、もっと早く植えつければエシャレットとして年内に収穫も可能です。
自前のぼかし肥料がたっぷり入っています。
元肥は1㎡あたり化成肥料をひとつかみぐらい施しておきます。
我が家ではぼかし肥料がたっぷり入っているので元肥には施しませんでした。
マルチ栽培でエシャレット主体で収穫したいときは10cm以上の深植えにします。
白い部分をできるだけ多くして軟白に育てます。(土に潜っている部分が白い部分になります)
マルチ栽培でない場合は、追肥のたびに土寄せをして軟白部分を10cm以上の深さにします。
種球を植える深さですが、ひとによっていろいろです。
我が家ではマルチ栽培ではなく、深さは種球の2個ぶんぐらい。
また種球の頭を少し出して植え付けるひともいます。
多分、頭を出すひとは葉が伸びた後で土寄せをするのではないかと思います。
マルチ栽培も深植えをするひともいれば、種球の2~3個ぶんの深さで収穫までそのままのひともいます。
浅いと市販のエシャレットみたいには軟白にはならないけれど、それでも若どりは美味しいものです。
ただ球部分が青くなってしまうほど地上部に出ているようではエシャレットにはなりません。
※ラッキョウ・エシャレットのプランター栽培はこのページの最後です
↓ 2009-8
9/19 ラッキョウ(エシャレット)は葉と蕾が一緒にでてくる
↓
蕾を取る。気分次第で取らないときもある。
↓ 10-2
残しておいた蕾の開花直前の様子。
↓ 10-12
◆肥料
3要素等分の化成肥料を2回パラパラ程度(1㎡あたり50g)の追肥をしました。
時期は植え付け1ヶ月後(秋)と1月中旬ごろです。もみ殻クンタンをばら撒いてあります。
追肥もラッキョウ目的の収穫とエシャレット目的の収穫では時期的に違います。
エシャレット目的は早めに切り上げます。
ラッキョウ目的は2月、3月にも施します。
混合タイプはラッキョウにあわせます。
エシャレットの収穫のときに数個残しておくとまた分けつをします。分けつしたものをが育ってラッキョウになります。
6月頃がラッキョウの収穫期になります。
11-17
11/17
これだけ分けつました。早いものです。3ヶ月で5倍前後殖えてきます。
もう少し経ったら掘って食べられます。
2008-11
◆収穫
エシャレットとしての旬は3月頃で、その頃は最も成長が進む時期です。
1株につき2球(本)ぐらい残して、またもとの場所に植えつけて置きます。
でも我が家ではエシャレットとしての利用は、ラッキョウサイズまでしています。
こんなに丸くなってもそれほど辛くなくて、お味噌を付けて食べたのですが、超美味でした!
多分、痩せた土地では辛いかも?
よく見ると市販のより軟白部分がすくないですね。土寄せが足らなかった?
6-4
ラッキョウとしての収穫は葉が枯れ始まった6月下旬頃にします。
収穫したものはタネとしてまた使うことができます。
それをお盆前後まで待たずに、すぐにキュウリの根元近くに2個ずつ植えつけました。
早採りしてエシャレットとして利用するつもり。もちろん土寄せして、もっと軟白栽培します。
6月に掘りあげずにおいたものは、7月11日にはもう芽が出ていました。
根の部分も長くなっていましたよ。お盆まで待っていなくてもよろしいのでは・・
↓ 7-11
キュウリのつる割病を抑えるコンパニオン・プランツにもなるようですがどうでしょうか?
キュウリの最盛期はラッキョウ・エシャレットはお休みの期間にあたります。
鱗茎が置いてあるだけでコンパニオン・プランツとして役に立っているのでしょうか?
ラッキョウの予定のものは長期間になるので、畑の隅に別に植えてあります。
↓
料理王と栄養
エシャレットはラッキョウになる手前の若い鱗茎を食べます。
ですからある程度育ったらいつ食べても大丈夫です。
11~3月に若採りして、お酒のつまみとしてみそをつけて生で食べることができます。
ラッキョウはカルシウム・リン・鉄分などミネラル豊富な野菜です。
主に塩漬け、甘酢漬け、醤油漬けですが、天ぷらのかき揚げにしてもおいしいです。
ラッキョウの匂いはアリル硫化物で、薬効でも多いとされています。
ニンニクやニラも同じアリル硫化物があります。
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ラッキョウ(エシャレット)のプランター(鉢)栽培
ラッキョウ(エシャレット)はプランター栽培もできます。2010~2011年にかけての栽培記録です。
プランターに3個ほど植えました。右のタネ(鱗茎)はあまりよくないので取り除きました。
野菜の培養土に牛糞とぼかし肥料を少し加えました。
8月
もう4本になっています。
鉢の場合は草花の液肥を規定に薄めて、水やりがわりに1週間に一度の割合で与えました。
寒くなり生長が止まったら肥料はおやすみです。
10-19
途中小さな鉢に植え替えてしまいました。前のプランターは花の寄せ植えに使うためです。
この鉢は少し窮屈ですね。ゴメンね。
2月中旬ごろから再び3月いっぱいまでは、規定に薄めた液肥を1週間に一度の割合で与えます。
12-5
2011-3-8
エシャレットとして利用するならこの頃からです。
この鉢はそのまま枯れるまでおくつもり・・
5-3
でも夏になっても枯れないでこんな状態です。
液体肥料を花の水やりのときに一緒にかけていたからでしょうか・・
7-17
鉢をひっくり返してみました。
丸々したらっきょうになっています。
このままで今度は畑に植えてみます。
7-17
この種をプランターで育てる場合は新たな培養土でつくります。
ラッキョウ・エシャレットはそれほど神経質にならなくても簡単に栽培できます。