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春の畑のニンニクの様子
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ラッキョウ・エシャレット
1990年、アメリカ国立がん研究所を中心として、「デザイナーフーズプログラム」計画がスタート。
がん予防効果が期待できる40種類の食品をピラミッド状に表しています。
これらの食品は免疫力を上げる食べ物にも通じています。
現在流行している新型インフルエンザに対しても免疫力を強くしておく必要があります。免疫力を高めるには、運動、睡眠、ストレスをためない生活のしかたとともにデザイナーフーズピラミッドに属している食品を毎日の食生活に取り入れることだと思います。
下の表を見るとその頂点に位置するニンニクはいかにすばらしい食品かわかります。
デザイナーフーズピラミッド
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デザイナーフーズ・ピラミットとは
ガンになる要因は食生活によることが大きいので、天然の植物性食品でガン抑制作用のある成分を主体にガンの発生を未然に防ぐことが出来るのかを調べ、ガン予防効果の高い食品40種類をピックアップし、効果の高い順にピラミッドに表してあります。
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ニンニクの種類(球で収穫タイプ)
・無臭ニンニク
大型で匂いのもとになるアリシンという成分の生成を抑制したニンニク。
・紫ニンニク
暖地向けの極早生種。20片にもなるそうです。
・ジャンボにんにく
超大型でにおいが少ない(エレファントなど)
・平戸ニンニク
暖地系早生大球種。生育旺盛で8†10片になる
・ホワイト6片
青森県などの寒地系の品種で晩生多収種。
6片と名につくので、ほぼ6片になるのでしょうね。
ニンニクは寒冷地向きと温暖地向きの品種があるので、自分の地域に合ったものを選んで栽培します。
ニンニクの育て方
◆植える場所の準備
植え付け2週間前に苦土石灰を1†あたり100gまいてよく耕しておきます。
1週間前には1†あたり堆肥3kgと化成肥料150gをまいてよく混ぜておき、高さ5†ほどの高畝を作っておきます。
マルチ栽培の場合は追肥が難しいので、元肥に肥料成分がゆっくり溶け出す緩効性肥料を多めに施します。
◆ニンニクの植え付け時期
およその植え付け時期の目安です。 地域や品種によって多少ずれます。
一般地・・9†10月まで
冷涼地・・・9月中旬†10月中旬
暖地 ・・・10月上旬†11月中旬
生育適温は15†25℃、涼しい気候を好みます。
◆植え付け方法
ニンニクの種球は一片づつ分けておきます。
植え付けるニンニクは、大きな鱗片ほど生育・収量が良いので大きいものを選びますが、その種類の中であまりにも大きい場合は育っていく過程で分球もしやすくなるようです。
条間、株間ともに15†の幅にして植えつけます。
(余裕があれば条間は20†25†ぐらいで)
地面からニンニクの上部の先端までの深さは約4†5†程度にして、発根部を下にします。
冷涼地はやや深めに植え付けします。
◆ニンニクの追肥
芽が伸びてきた時期の11月とこれから育っていく翌春の3月の2回、化成肥料を株間にひとつまみぐらい施します。
ニンニクは春先から窒素と加里成分の吸収が多くなるので、窒素と加里成分を多く含む肥料がよいといわれていますが、持ち合わせがなかったので私は春と同じ化成肥料を施しました。
肥料を購入するときは葉もの、根菜、実ものに分けたほうがその野菜に合った育ち方をすると思います。(窒素、リン酸、加里の配合含有率)
追肥の化成肥料や有機質肥料は軽く土と軽く混ぜますが、私はニンニクを傷つけないように裏向きに持った鎌の頭で軽く土を耕します。(少々のニンニク栽培ですから(〃´―`〃)
マルチ栽培で生育が思わしくない場合は、マルチの穴のすきまから少しずつ化成肥料を与えます。
◆植え付け†収穫までの栽培・管理
株元からわき芽が出たときはかき取ります。
ニンニクなどの根菜、イモ類は、花芽の育ちを抑えとう立ちさせないようにします。
とう立ちしてきたら花蕾を摘み取ります。
とう立ちは昨年は5月ごろでましたが、よく見ていないと見過ごしてしまいます。
トウ立ちをしたら早いうちに摘み取ることで肥大を促進させます。
ニンニクの株元を持って中心にでた「とう」を引き抜きます。またはハサミなどで切り取ります。
とう立ちの若い茎は「ニンニクの芽」として利用してみるとおいしいです。
※不抽苔性といって、トウ立ちしないニンニクの品種もあるようです。
◆ニンニクの収穫
茎葉が3分の2ぐらい枯れてから、晴天の日に収穫します。
適期をすぎるとニンニクの球割れが発生して、球の色艶も悪くなり、品質が低下します。
冷涼地・・・ 6月下旬†7月
暖地 ・・ 5月下旬†6月
ニンニクの株元を持って引き抜きます。葉と根を切り、日陰で2†3日間干しておきます。
そのあとは網袋に入れ、風通しのよい日陰にニンニクを保存しておきます。
または茎葉を1/3ほど切り落とし、10本程度を一束にして、陽の当たらないように棒がけをして乾燥させます。
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茎ニンニク
これは中国野菜の一つで、「ニンニク」の茎の部分を利用するために植えてみました。
育て方は同じで、早めに茎が伸びたら取りそのまま育てると普通のニンニクになります。
この茎ニンニクを植えました。
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ニンニクの花茎・・・ 我が家のはくねくねと曲がっていました。 どうして?
※その後、どの種類のニンニクを育ててもやはりこのように曲がっています。
ニンニクの花茎は「芽にんにく」あるいは「にんにくの芽」ともいわれています。
・利用法
固い場合はニンニクの茎の皮をむき、塩をひとつまみ入れて1†2分湯がいてから料理をします。
硬めに湯がいたニンニクは冷凍保存ができます。
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葉ニンニク
葉ニンニクは、翌春に萌芽する若い茎葉部分を利用します。
葉ニンニク「グリーンスワンミァオ」「スワンミァオチャイナグリーン」などがあります。
ニラのように株元を切るとまた生えてくる品種で、スワンミァオは葉が柔らかく甘みがあるそうです。
プランター、庭や畑の片隅(半日陰でも可)に栽培しておくと重宝するのでは。
普通のニンニクや茎ニンニクしか作ったことがないので、興味がわいてきて作ってみたくなりました。
まだ間にあうから見つけようっと! 2008年
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さぁ、2010年は葉ニンニクの種が手に入ったので楽しみです。品種は書いてないのでわかりませんが、沖縄産とありました。
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裏面に書いてあった葉ニンニクの作り方です。上記のニンニクの育て方と少し違うところもありますが、およそは同じでよいと思います。
◆植え付け時期 9†10月
・ニンニクは耕土が深く排水のよい肥沃な土壌を好みます。
◆準備
・うね間90cmとし、排水の悪い場所ではうねを高くする。
・植え付け2週間前に1†当り苦土石灰150gを施します。
・元肥 1†あたり堆肥3kgと化成肥料70†80gをまいてよく混ぜておきます。
・10†間隔、深さ4cmに植えます。
・追肥は化成肥料を2†3回与えます。
◆収穫 12月†
・本葉6†7枚、草丈20†30cmの大きさになったら収穫します。
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