育て方.jp|花、野菜の育て方など

このブログにはプロモーションが含まれています。

This page:育て方.jp|花、野菜の育て方などTOP > 野菜・肥料・土 > 葉ニンニク プランターと菜園栽培記

葉ニンニク プランターと菜園栽培記

葉ニンニク,プランター栽培,菜園栽培,ネキリムシ

葉ニンニクのタネのをゲット。普通のニンニクでも葉ニンニクとして利用してもよいみたいですが、やはり葉ニンニクとして市販されている種類は葉を食べるのに適していると自己解釈。
9-2
IMG_0886-9-2-1.jpg

葉ニンニク
葉ニンニク「グリーンスワンミァオ」「スワンミァオチャイナグリーン」などがあります。
ニラのように株元を切るとまた生えてくる品種で、スワンミァオは葉が柔らかく甘みがあるそうです。
プランター、庭や畑の片隅(半日陰でも可)に栽培しておくと重宝するのでは・・・
普通のニンニクや茎ニンニクしか作ったことがないので、興味がわいてきて作ってみたくなりました。

さぁ、2010年は葉ニンニクの種が手に入ったので楽しみです。品種は書いてないのでわかりませんが、沖縄産とありました。
裏面に書いてあった葉ニンニクの作り方です。
がん予防効果が期待の別記事ニンニク栽培 ニンニクの種類と育て方と収穫時期が違いますが、球根を育てるのは同じです。
他のネギ属の栽培記です。ネギ属 栽培記録

葉ニンニクの育て方
◆植え付け時期 9~10月
・ニンニクは耕土が深く排水のよい肥沃な土壌を好みます。
◆準備
・うね間90cmとし、排水の悪い場所ではうねを高くする。
・植え付け2週間前に1㎡当り苦土石灰150gを施します。
・元肥 1㎡あたり堆肥3kgと化成肥料70~80gをまいてよく混ぜておきます。
・10㎝間隔、深さ4~5cmに植えます。
追肥は化成肥料を2~3回与えます。 
◆収穫 12月~ 
・本葉6~7枚、草丈20~30cmの大きさになったら順次収穫します。

葉ニンニク栽培記
プランターに葉ニンニクを1片ずつ植える。
後になって球根を利用するのではないので、2~3片ずつ植えてもよいのかな・・と思いましたが。
2010-9-11
IMG_1354-9-11-3.jpg


植え付け後11日目に、一本の葉ニンニクが芽を出していました。
2010-9-22
IMG_2115-9-22-2.jpg


芽が出たらもう伸びるのが早いです!
2010-9-24
IMG_2189-9-24-1.jpg


以前プランターでワケギを育てていてら虫に入られてしまったので、不織布を掛けてみました。
2010年の秋はプランターで栽培した野菜のほとんどをかけてみました。
秋のベランダ(軒下)菜園 コンテナ(プランター)栽培
2010-9-26
IMG_2329-9-26-1.jpg


ちなみに葉野菜はこのようにまとめて掛けています。
2010-10-24
IMG_4025-10-24-6.jpg


不織布の中の「葉ニンニク」は約2週間でこのように育っています。
9-26
IMG_2431-9-26-1.jpg


ここまでは「葉ニンニク」の芽が出てから2日おきの画像でした。
2株に分かれたものがでてきましたね。
やはり「葉ニンニク」用はそういう種類を選んでいるのでしょうか・・・
2010-9-28
IMG_2539-9-28-1.jpg


5日後の葉ニンニク。不織布に葉の頭を抑えられて曲がっています(*о*)
2010-10-3
IMG_2795-10-3-1.jpg

↑↓このぐらいの時に食べるとおいしいのかな?
 少しなので今回は食べないで育てるだけにします。
2010-10-7
IMG_3018-10-7-1.jpg


株元はもう3本に分かれているのもある。このままで育てることにします。
普通のニンニクなら1本にしてニンニクの球を大きくするのだが、葉ニンニクは葉を食するのだから葉数が多いのがよいかな!? ・・・と自己解釈。
2010-10-15
IMG_3421-10-15-2.jpg


上から10日ほどになりますが、表面はそれほど変わっていませんね・・・
中は見えないけど多分球根も育っているのでしょうね。このあたりで収穫が一番美味しそうです。
2010-10-24
IMG_4004-10-24-1.jpg


赤い実は「姫いちごの木」 関連記事 ストロベリーツリー(姫いちごの木)栽培記
葉が黄色になっています。もっと早く植えて10月中旬に収穫し、その後は球根を育てることに専念すれば2度おいしいかな・・・?
2010-11-7
IMG_4676-11-7-3.jpg

この日までプランターで育てていたけれど、おそらく冬は枯れたようになるので、今年は畑の葉ニンニクと一緒に育てることにしました。プランターをひっくり返したところ。
葉を収穫するにはここが最後かな・・
2010-12-2
IMG_5995-12-2-1.jpg

休眠に近い状態なので、水はもう頻繁に与えない方がいいと思うのですが、まだニンニクのプランター栽培の経験がないので、はっきりはわかりません。

翌2011年秋~2012年初夏の葉ニンニク栽培です。
植えたのは前より少し遅い2011-9-17
1ヶ月後の葉ニンニクです。育つのが早い (*゚v゚*)!
葉をカットして炒め物に利用しました。風味がよくなり、ニンニクの代わりになります。
カット後は追肥します。
2011-10-16
IMG_8238-2011-10-16-1.jpg

2月、3月には肥料を与えています。一度ぐらいカットしても育ちに変わりないようです
2012-3-14
IMG_1780-◎2012-3-14-1.jpg


5月下旬になると、もう収穫になりそうな感じになってきました。
2012-5-26
IMG_5380◎-2012-5-26-1.jpg


この日は暑いのでシェードガーデンにて収穫。まわりにはリョウメンシダやミヤマオダマキがあります。
2012-6-13
IMG_6260◎-2012-6-13-1.jpg


畑のニンニクより小ぶり・・ プランターで育てたので水と肥料が少なかったからなのか・・・?
2012-6-14
IMG_6359-2012-6-14-1.jpg


:::::::::::::::::::::::


菜園での葉ニンニク栽培記
菜園には多分プランターよりおくれて植え付けをしたと思うのですが、植え付け時の画像がないのではっきりした日付はわかりません。多少ですが発芽にバラつきがあります。畑では不織布は掛けませんでした。
9-28
IMG_2542-9-28-1.jpg


10-10
IMG_3136-10-10-1.jpg


この頃は葉の数は4枚が多くなってきました。
10-14
IMG_3259-10-14-2.jpg


手前にある変な葉のは遅まきのオクラ。菜園(畑)の葉ニンニクはプランター栽培と違い、ほとんどが1本です。水やりや肥料の違いか?
10-16
IMG_3508-10-16-6.jpg


あちゃ~ 右下の芽がネキリムシ(カブラヤガ)に・・・
ここのところ、畑の見回りが疎かになっていました。
10-29
IMG_4327-10-29-1.jpg

このニンニクはもう咬み切られてから大分たっているみたいですが、この近くにネキリムシがいました。株元に近い土の中を棒で左右に振りながら浅く掘るとネキリムシがポロンと出てくるので捕殺します。そのままにしておくとまた別の株の被害が出ます。
10-29
IMG_4323-10-29-1.jpg


それからは葉ニンニク異常なしです。
12-10
IMG_6400-12-10-5.jpg


ところが2週間後に見たら・・・
12-24
IMG_6880-12-24-1.jpg


上の画像ではではわからないのでアップしましょう。
これもだいぶ前に例のネキリムシにかじられた様子の葉ニンニク。
12-24
IMG_6884-12-24-2.jpg


左側はまだかじられたばかり・・ 芽がありません。
探したらネキリムシが2匹いました。
12-24
IMG_6881-12-24-1.jpg

結局合計10本ほどネキリムシにかじられていました。最近ほかの野菜にもネキリムシの被害が増えているように思います。ネキリムシの天敵はいないのかしら?
後にニホンカナヘビがネキリムシを咥えているのを見ました。
追記
2018年には株元を長さ5~6センチにして二重にした紙などでまいて(ストローみたいに)も予防できると思います。オクラの苗の株元をにルバーブの葉で囲ったらネキリムシの被害がありませんでした。
冬なので全部の葉ニンニクはその後は生長していませんが、かじられてもニンニクの育ちに影響がないのでしょうか?
1-21
IMG_7322-2011-1-21-3.jpg


12-2 に収穫しなかったプランターの葉ニンニクを菜園に移植。道路側から見たら最初の植え付けがずいぶん曲がって植え付けているのがわかり、曲がりを補正するように植えました。2列のところと3列のところができてしまいました (/ー\*)ハズカシイ...
3-8
IMG_8190-3-8-3.jpg


ネキリムシにかじられた影響はどうなのでしょう?
これは秋の発芽のころですが前列左2本は12-24 にネキリムシの被害無しのもので、その右側から6本目まで(全体から見ると8本目)はかじられてしまったものです。8本目はまだ芽が出ていません。、12-24 にかじられずに済んだ9本目は元気そうな芽が出ています。
10-2
IMG_2698-10-2-5.jpg


そして春になってからのニンニクの様子です。
↓前列左2本はネキリムシの被害無しのもの。その右側6本がかじられてしまったもの。
それほどの違いはないような感じです。(`~・?) ハテナ

これが一年草の野菜や草花だったらアウトです。
3-8
IMG_8190-3-8-5.jpg


その後は東日本大震災で菜園の見回りも疎かになってしまいました。
ゴーデンウイークの葉ニンニクの様子からです。後ろはネギ坊主(赤皮)
5-2
IMG_0244-2011-5-2-2.jpg


左2本はネキリムシの被害無しのもの。その右側6本がかじられてしまったもの。
これだけの少ない本数では結論が出ませんが、発芽の状態を見るとこの時期にかじられてしまってもよい芽が出ていて茎が太くなっていました。
5-2
IMG_0245-5-2-3.jpg


これは上の画像でアップした左から5~9本目の株元の様子です。
5本目と6本目が太いのは発芽したときを見てわかるけど、9本目が元気のよい発芽状態でネキリムシにかじられていないのに、予想に反して細いですね 
5-2
IMG_0245-5-2-5.jpg

↓この画像の右側は10-29 の最初のネキリムシの被害の株です。
あまり早い段階の被害は影響がないようにも思えるのですが・・・ということは若い葉を切っても生育にはそれほど影響はないということ? (?^∀^?) 
野菜作りは、思うようにならないのが面白いといったところでしょうか・・

左側は12-2 にプランターの葉ニンニクを移植したものです。移植も大丈夫なのでしょうね。
これだけでははっきりわかりませんから、いろいろな育て方をしてみると面白いかも・・です。
IMG_7742-2-24-2.jpg


葉ニンニクの花芽は5月中旬~下旬にかけて全部に出ました。
少しだけなので炒めて食べてみたらとても美味。
葉ニンニクは葉も花も実(球根)も利用できる三重丸のニンニクです。
普通のニンニクでも同じことでしょうが、多分「葉ニンニク」として市販されているものはより適しているなのではと思います。

花芽が出たあとは葉ニンニクの黄変がはじまってきました。
6-1
IMG_2051-2011-6-1-1.jpg


早めに枯れたのを試しに掘ってみると、ビックリするほどのよいにんにくが!
嬉しい瞬間です。この瞬間を味わいたくていろいろな花や野菜を育てているようなもの。
6-14
IMG_2817-6-14-1.jpg


さぁ、収穫です!
今日は全部掘り起こします。
6-15
IMG_2870-6-15-1.jpg


この段階になってから、気がつきました。ネキリムシの被害の株の印をしておけばよかったと。
また来年の課題にしておきましょう・・
6-15
IMG_2915葉ニンニク-1.jpg


小さくて少ないように見えるけれどそうでもないのです。重なってしまったのもありますから。
青い袋も葉ニンニクです。
7-9
IMG_3931葉ニンニク-7-9-1.jpg


葉ニンニクの大きさはというと・・・
大人(一応女性)の平均的な手の平ですから、想像してください。

IMG_6341-2.jpg


7~8割が右のニンニクで、残りが左のニンニクのように小玉でした。
平均1玉で10片ほどできているので、10倍に殖えた計算ですね・・・ホクホク

IMG_6342-2.jpg


腐って干からびたようなニンニクが2玉ありました。病気? たまたま出ちゃっただけ?

IMG_6338病気?-1.jpg


大きなかけらを選んで入れてあります。これを今年植え付けます。
小さなかけらも一応別に植える予定です。
IMG_6343-9-10-1.jpg


さぁ、葉ニンニクを植える季節がまたやってきました。一年なんてあっという間です!
年をとると特に早くなります。そういう法則があるらしいけど、なんていうのか忘れてしまいました。

ニンニクを小分けにしたり、植える準備も終わることだし・・・
前回食べられなかった葉ニンニクを、今度は惜しげもなく料理してたくさん食べよう(⌒▽⌒)