●コンテナ(プランター)と花壇の金魚草(キンギョソウ)の生長の記録と育て方 

花壇の金魚草(キンギョソウ)の花
  2007†6/9 

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金魚草(キンギョソウ)
ゴマノハグサ科 
原産: 地中海沿岸
一年草(本来は多年草)

ポピラーな花だけど房状になって群れて咲くとみごとなものです。
花のかたちが金魚のように見えるため金魚草(キンギョソウ)の名前がついています。
金魚草(キンギョソウ)は秋にタネをまくとその翌年の初夏に花が咲きます。
プランターなどに植えるわい性(草丈の低いもの)のものや、切り花や花壇などに適する高性のものなどがあります。用途に合わせて使い分けると長い期間楽しめて重宝する花です。

キンギョソウの英語名「スナップドラゴン」は「かみつく龍」または「龍の頭」の意味であり、ドイツ名は「ライオンの口」、フランス名は「子牛の鼻」を意味しているそうです。
国によって動物が違うというのはとても面白いですね。でもやっぱり金魚が一番可愛い名前ですね。
白、黄、ピンク、赤、オレンジなどの花色があり、高性、中間型、わい性があります。
我が家でもわい性なものと中間型の金魚草(キンギョソウ)を育ててみました。

金魚草(キンギョソウ)の寄せ植え

11月は寄せ植えに最適なので、多分11月になってから寄せ植えをしたのでしょう。
2009年の画像消滅ではっきりは日付がわかりません。これらは12月から一年間の画像です。
エリカ・ホワイトデライト(白花)、カルーナ2種類、パンジーとわい性の金魚草(キンギョソウ)、踊りハボタン

金魚草(キンギョソウ)は踊りハボタンの左。小さくて今は目立ちませんね。
2009-12-18
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↑コンテナ(プランター)を正面から見たところ
2009-12-18
↓ コンテナ(プランター)の横から見たところ
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3-14
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暖かくなると、もこもこと金魚草(キンギョソウ)の枝数の増えてきたようです・・・
正面
4-14
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裏側を見ると・・こんなにボリームアップ!
4-14
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花が大分咲いてきました。
5-4
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満開の金魚草(キンギョソウ)
5-8
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真上からみた金魚草(キンギョソウ)とパンジー(手前の花)
5-8
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金魚草(キンギョソウ)は一本の花茎でも上に咲き進んでいくので、長く花を楽しめます。
このように花後はすぐに種(タネ)ができてしまいます。まめに取り除くようにします。
20日†1ヶ月に一度の化成肥料、あるいは規定に薄めた花専用の液体肥料を10日†2週間に一度の割合で水やりがわりに施してあげます。
6-18 ふっくらして大きいのが種(タネ)
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花後の手入れをしていると、6月下旬になっても、まだ沢山咲いています。
6-28
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さすがに夏は一休み・・・ちょぼちょぼとは咲いていますが。
8-21
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カルーナ類が大きくなり、パンジーが無くても金魚草(キンギョソウ)がパンジーのすき間を埋めるようになり、寄せ植えのバランスがよくなりました。
11-15
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寒くなると、カルーナが紅葉して、寄せ植えのアクセントになり、いい雰囲気です。
12-2
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猫のさっちゃんがカルーナにスリスリしています。。
12-22
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まる一年間のコンテナ(プランター)での金魚草(キンギョソウ)の生長の記録でした。
わい性の金魚草(キンギョソウ)を育てた結果、モチロン寄せ植えにgood ◎  (∩_∩)v

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花壇の金魚草(キンギョソウ)の生長の記録
花壇の金魚草(キンギョソウ)は赤、白、黄色です。約1年間撮り続けました。
苗を植え付ける前に金魚草(キンギョソウ)の花茎が多く出るように上の部分をカットしました。
これは植えてから2週間の様子です。
2007-4/25
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金魚草(キンギョソウ)


少し背丈が伸びてきました。ポットに2本植えてあったので、少し離して植えました。
でももうくっついています。もう少し離せばよかった・・・
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金魚草(キンギョソウ)


キンギョソウのわき芽からのツボミが出てきました。
小さな苗なのに頂芽を摘んで、脇芽を出したので少し遅れてしまったようです。
5/11
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金魚草(キンギョソウ)


ツボミをもった茎が伸びてきました。どうなるのかと楽しみな時期です。
5/23
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金魚草(キンギョソウ)


ツボミをもった茎がどんどん伸びてきます。
葉が付いている部分は伸びなくて、花の下の部分の伸びがスゴイです。
花の咲くときは菊もこういうふうな伸び方をします。
中間型の金魚草(キンギョソウ)だけど花壇の中ほどに植えてちょうどよい高さになりました。
50†60cmの高さになりました。この高さだと支柱をしなくても倒れません。最初はわい性の金魚草(キンギョソウ)と思っていましたが、わい性は上のコンテナ(プランター)でした。
5/25の金魚草(キンギョソウ)
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下にはもうこんなにわき芽がでています。次の花が咲く準備をしています・・・
5/26
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これで2†3分咲きぐらいです。
5/30
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一番輝いている時の金魚草(キンギョソウ)・・・なかなかのものでしょう!
6/4
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咲き終わった花がらはこまめに摘み取ります。
最初の花穂が咲き終わり、花穂を切り戻すとわき芽が伸びて咲き出しました。
6/20
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2番花は再び切り戻したため、花茎が6†7本になって一斉に咲くので、まるで小さなじゅうたんのようになります。これはこれでとてもきれいなものです・・・
6/20
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同じくカーペット状になった赤のキンギョソウ。最初に咲いたキンギョソウの赤と違う色ですが、温度でキンギョソウの色も変わるのでしょうか?
7/5
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真夏になるとさすがにキンギョソウの花もチラホラしか咲いていません・・・
それでもまだまだ途切れなく咲いています。
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真夏の金魚草(キンギョソウ)


こんなに寒くなったのにまだ少し咲いている・・・
キンギョソウさん、本当に長いあいだごくろうさまです!
一年草ですが本来は多年草というのもうなずけます・・・多少の雪や霜でも大丈夫なんですね・・・
何年か前に畑に植えてあったキンギョソウは、少ししか冬越しできませんでした。
畑といえとでは寒さが違うからか? 肥料のせいか?
実は花を栽培するにあたり、自前のぼかし肥料を植え付けのときに混ぜています。
そのせいかどうかは分かりませんが、今までの花とは全然違います。
12/15
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さて明けて2008年の金魚草(キンギョソウ)です。

2008-2/4
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雪を2度ほど被っていても結構たくましいキンギョソウ。
株元には新しい芽がたくさん出ています。古い枝は防寒のため、そのままにしてあります。
この芽が今年はどうなるのか楽しみ!
2/23
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冬の金魚草(キンギョソウ)



春になるとボリュームアップのキンギョソウ。
4-26

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どういうわけか記憶にありませんが、春に金魚草(キンギョソウ)の黄色がなくなってしまいました。でも赤と白は咲き続けてくれました。
5-25
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金魚草(キンギョソウ)の育て方

■場所
日当たりが良く・水はけのよい所に植えます。

■用土
・庭植え
腐葉土と緩効性肥料を土に混ぜて植えつける。
 (私は腐葉土の代わりに自前のぼかし肥料を入れた)
・鉢植え
水はけのよい肥えた土 
例)赤玉土(小粒)6 腐葉土4
市販の培養土なら手軽です。

■肥料
根付いてから化成肥料なら20日†月に1度、もしくは液体肥料を1000倍に薄めて月に2†3度与えます。長く花を咲かせるためには鉢植えは特に肥料切れをさせないようにします。

■水やり
鉢植えの場合は水やりは土の表面が白っぽく乾いてからたっぷりと与えます。金魚草(キンギョソウ)に限らず、絶えず湿っている状態はいけません。

■病虫害
コンテナ(プランター)と花壇のいずれも病虫害はありませんでした。たくさんの金魚草(キンギョソウ)を育てると発生するかもしれませんが、家庭での少々の栽培なら、多分病虫害は発生しないのかもしれませんね。丈夫な植物のほうだと思います。

■増やし方
金魚草(キンギョソウ)は簡単にさし芽が出来ます。
さし穂を30分水に付けておき、鹿沼土や、さし芽用土に挿します。
※パテント商品は殖やして売買すると罰せられます。


(エディブルフラワー)
スナップドラゴンの名前で食用花(エディブルフラワー)として、店頭に並んでいることもあります。
それらは、食用として栽培されているものです。食用花(エディブルフラワー)は苗や土が最初から食べることを前提につくられているので、消毒がされていないとかなにかあるのでしょうね・・・
家庭で栽培している観賞用のものは食用に適さないそうです。

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