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友人の庭のハナイカダ(花筏)
ハナイカダ 花筏「はないかだ」
ミズキ科ハナイカダ属 落葉低木
別名:ママッコ ヨメノナミダ(嫁の涙)
学 名: Helwingia japonica (Thunb.) F. Dietr.
原 産: 中国、日本(北海道†九州)
開花する少し前の4月下旬に友人の庭ではじめて見たとき、こんな花のつき方があったのかとかなり驚きました。
このハナイカダ(花筏)をまだ知らない人が多いのではないでしょうか?
名前が分からなくてずいぶん調べました。
ハナイカダ(花筏)という名前が分かりましたが、ハナイカダとはなんとおしゃれな名前でしょう・・
ナイスネーミングですね。
調べてみるとハナイカダは雌(メス)雄(オス)異株です。雄花は1枚の葉の上の中央にかたまって数個ついていますが、雌花は1個が普通でまれに2†3個付くそうです。
ハナイカダ(花筏)の葉を見ての勝手な解釈ですが、まるで花が筏(いかだ)に乗っているような感じ・・・
そういう意味でハナイカダになったのでしょう。
別名のママッコ(継子?) ヨメノナミダ(嫁の涙)というのは雌のハナイカダの実の付き方が一つポツンとあるので、昔の継子や嫁が隅のほうでポロリと泪を流している・・・・写真で見たハナイカダのイメージです。
ハナイカダ(花筏)は4月上旬に葉が展開すると共に蕾も一緒に現れてきます。
最初は葉が大きくなってから蕾が付くのかなと考えていましたが、同時に蕾も一緒に出てきました。
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ハナイカダ(花筏)の葉が開きかけたところ 4月13日
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ハナイカダの若葉 4月14日
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ハナイカダの花 4月28日
友人からもらったハナイカダはどうやら雄のようです。いくつも蕾が付いています。
雌のハナイカダの実物はまだ見たことがありません。
実は黒く熟し、甘みがあるそうです。食べられるみたいです。
若葉も山菜として食べられるそうです。増えたらどんな味がするのか食べてみましょう・・・
まだ少しだけの葉なのでとても食べる気にはなれません。
葉を煮ると松茸に似た香が出て来るということですが・・・
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ハナイカダの寄せ植え 4-14
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寄せ植えのハナイカダの根元 4月14日
昨年は半日陰になる梅の木の隣りにハナイカダを植えてみました。
3月に畑におくのはもったいないと思い、半日陰で育つ植物を集めてハナイカダ中心の寄せ植えを作りました。
勿論半日陰になるところに置くつもりです。
ハナイカダを観察するのに、そばで毎日見ていることが出来て便利です。
寄せ植えはヒューケラ(ツボサンゴ)、小型ギボウシ、アメリカイワナンテン、ホトトギス、斑入りツワブキを植え込みました。イメージどおりに出来上がればいいのですが・・・
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初夏のハナイカダの寄せ植え 2008/5-29
一部取り替えたものもありますが、葉もの中心の寄せ植えです。
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小型ギボウシ、ホトトギス、ヤブレガサ、ブルンネラ・ジャックフロスト、斑入りツワブキ、ヒューケラなどがあります。半日陰が好きな植物が主に入っています。
ハナイカダは水はけ・水もちのよい土に植え、半日陰で栽培します。
※ふやし方
挿し木・株分け・種子まきができます。
私は友人に株分けしてもらいました。
また下痢にハナイカダの葉を摘み採り、水洗いして日干しで乾燥したものがいいそうです。
それにしてもヨメノナミダ(嫁の涙)が見たいものです(笑)
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2009年のハナイカダ(花筏)
天童よしみさんの新曲「花筏」が発売されました。
「花筏」の花を母と子に例え、永遠の母と子の絆をテーマにしたとのこと。
これであまり知られていないハナイカダ(花筏)がクローズアップされるかもしれないですね。
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さて我が家のハナイカダ(花筏)の寄せ植えの2009年初夏の画像です。
ホトトギスがやたら蔓延って鉢の半分ぐらいを占めてきたので全部抜き取りました。
ハナイカダ(花筏)も丈が伸びて画像の一番高いところはもう少し丈があります。
もういまは植え替えができないと思うので来年の3月上旬ごろ計画しています。
今度は地植えにします。さし木も簡単にできました。
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