●伝統野菜 「泉州水なす」栽培記

農家がひそかに栽培し続けて守ったといわれるナスですとラベルの裏側に書いてありました。
昔は果物としても食べられていたとか。
以下書いてあった栽培のポイントです。
主枝に一番果がついたすぐ下から出る勢いのよい3本のわき芽と主枝の計4本を伸ばし支柱をする。それより下のわき芽は摘み取り、肥料を適宜おこないます。

4-22 に「泉州水なす」の苗を購入してから、ひと回り大きなポリポット(ビニールポット)に植え替えておきました。
そして暖かい軒下に置き、寒い日や風の強い日などは玄関などに取り込みました。
そうして5月中旬までの約一ヶ月間、そのポットで育てました。
こうすると畑にフィルム(ビニール)トンネルを作らなくても結構育ちがよいのです。

これは畑にナスを植えて4†5日目の様子です。
そばの不織布のトンネルはトマトで、その奥がトンネルがキュウリです。
計5本並んでいますが、一番右側にある小さな苗が『泉州水なす』です。
ナスの苗が5本あるともう食べきれないほど沢山収穫できます。
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「泉州水なす」は一般のナスと違い、葉が大きいです。
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上の葉にいたテントウムシのアップです。ナミテントウかな?
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いろいろな種類のテントウムシの画像です。
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
他のアブラムシの天敵
クサカゲロウの幼虫
家庭菜園 天敵としてのカマキリ

葉上にトゲがある「泉州水なす」
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かなり鋭いトゲです!
小さいアブラムシがいるのがわかりますか。テントウムシがいるので消毒無しで育てました。
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芝の葉刈りしたのをマルチングしました。マルチングは乾燥を防いで、防草の効果があります。
でも芝の葉刈りしたのを敷くと後でコガネムシが卵を産んでしまうのです。秋に幼虫がたくさん見つかります。
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中心部分の葉色が紫できれいです。
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米ヌカを葉にふりふりしました。
ある程度育ってから振りかけていますが、植物が丈夫になるような気がします。
そのほかにも苦土石灰、消石灰などを1回はうっすらと掛けています。
病害虫に強くなるようにとの思いからです。(現代農業の本を参考にしました)
6-10
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下のほうのナスがこんなに大きくなっていましたよ!
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「泉州水なす」の花はガッチリとしていて大きいです。
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皮が薄そうでツヤツヤしていて、いかにもおいしそうです。
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一般のナスより数が少なかったようですが、今年はナス全体が少なかったので管理が悪かったのでしょう。ナスの管理のポイントは水と肥料です。
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長ナスや普通のナスと泉州水なす(左下と右下)
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水なすという名にふさわしく、皮が薄くて水分が多く、アクも少なくて生でもいけます。
これはもう本当にうまい! 浅漬けにしたのですが、何の味に例えればいいのかな・・・
ほっぺたが落ちてしまいましたよ。
一般のナスより茶色くなってしまいましたが、酢を加えてらいいのかなと後で思いましたが・・・
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2010年夏は畑から帰ったら頭が痛くなって動けなくなってしまいました。
熱中症らしい症状になったので、部屋を涼しくしてもらい、水分補給をしながら寝こんでしまいました。
収まらないときは即病院にいこうと考えていたら、落ち着いてきたので病院には行きませんでした。
夏の畑仕事は気を付けたいものです。
以後気を付けて暑い日中は休んでいたら、草ぼうぼうになって後始末が大変でした。

しばらく畑仕事を休んでいたら、「泉州水なす」がこんな状態に・・
水分不足と肥料切れです。
8-23
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